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金融関連の資格一覧!自分に合ったものの探し方も紹介

「金融関連の資格取得を検討している」

「金融関連の資格にはどんなものがあるか知りたい」

上記のような悩みや疑問にお答えします。

金融関連の資格には、金融業界をはじめ、ビジネスシーン全般で活かせる実用的なものが多いです。

そこで今回は、就職や転職はもちろん、キャリアアップにも役立つ金融関連の資格について以下の内容を解説していきます。

  • 金融関連資格の取得メリット
  • 金融関連資格の特徴
  • 金融関連資格の選び方
  • 金融関連資格のおすすめ講座

この記事を読めば、自分に合った金融関連資格が分かるはずです。実用的な資格取得に興味がある方は、ぜひご覧になってください。

コンテンツ

金融業界とは?業界の仕事内容や細分類を知って資格を探そう

金融資格業界

そもそも金融とは何を意味している言葉なのでしょうか。

金融とは、余剰資金がある団体や個人が、資金を必要としている団体や個人にお金を融通することを言います。

融通されるのはお金だけではなく、金融商品や保険の販売なども含まれており、お金に関わる仕事が広義の意味で金融業界と呼ばれるわけです。

金融業界にはさまざまな仕事内容や細かい分類があるので、それぞれに適した資格があり、自分に合った資格を探す必要があります。

金融関連資格の特徴とは?取得するメリットで3つに分類できる

金融資格特徴

金融関連資格は大きく3つに分類できる特徴があるので、ここでは、それぞれの特徴について解説していきましょう。

①独占業務のための資格

独占業務の資格は国家資格に分類されており、該当する資格を保有する者でなければ、関わることを禁止されている業務を独占的に行える資格を指すのです。

②業界・企業で働くための資格

特定の業界や企業で働く際に必要になってくる資格があります。必ず必要な場合もあれば、あった方が良いとされる場合もあり、状況や目的に応じて取得を検討しましょう。

③知識や技能を身に付けるための資格

資格取得を通じて、特定分野の知識や技能を身に付ける資格があります。転職や就職などにも有利になる可能性があるので、キャリアアップにも適しているのです。

独立・年収アップにつながるケースも

資格保有者であることが評価されて、資格手当が支給される場合や、経験を活かして独立開業に繋がるケースも十分に考えられます。

自分が携わる業務において必要度が高いとされる資格の取得は、組織的にもプラスになるので積極的に取得を検討しても良いでしょう。

金融関連の資格はどう選ぶ?選び方のポイント4つ

金融資格選び方

金融業界とひとくちに言っても、さまざまな業種や職種があるため、金融関連の資格も同じように多岐に渡っているのが特徴です。

ここでは、金融関連の資格選びを4つのポイントに絞って解説していきます。資格選びの際には参考にしてください。

①必要度で選ぶ

1つめのポイントは「必要度で選ぶ」です。自分が携わる、または今後、携わりたい業務を行うにあたって、なくてはならない資格であれば最優先となるでしょう。

逆に、業務において必要度が高くなければ、優先順位が低い資格となるので、取得を目指すのは先送りにしても良いと判断できます。

②難易度で選ぶ

2つめのポイントは「難易度で選ぶ」です。金融関連の資格は、難易度の高い国家資格から、比較的やさしめの民間資格まで幅広くあります。

難易度によって、資格取得までの労力や時間は大きく変わってくるので、無理のない難易度の資格を選ぶのもひとつの方法です。

③資格の信用性で選ぶ

3つめのポイントは「信用性で選ぶ」方法があります。数ある資格の中には、実務においてあまり実用的ではなく、信用性が低い資格が存在する場合があるのです。

仕事に有用な資格を取得したいのであれば、国家資格や信用度の高い認定団体主催の資格取得を目指すと良いでしょう。

④金融業界の分野で選ぶ

4つめのポイントは「金融業界の分野で選ぶ」です。金融業界にはさまざまな分野があるので、分野ごとに必要とされる資格が異なる場合があります。

そのため、分野ごとに適した必要とされる資格を選ぶ方法が、一番実用的な選び方と言えるかも知れません。

独占業務につながる金融関連の資格5選

金融資格独占業務

ここからは、独占業務につながる金融関連の資格を5つ紹介しますので、資格選びの参考にしてください。

公認会計士

公認会計士は、会計や財務諸表などに関するプロで、企業の会計や監査などに携われる国家資格です。

取得するメリット

会計事務所だけでなく、一般企業などでも就職・転職に有利となり、年度更新がないため、一生涯使える資格になります。

仕事内容・活かし方

独占業務は2つあり、「税務業務」は税金に関する業務全般を指し、「監査業務」は企業の財務諸表や内部統制報告書の監査を指しているのです。

年収の目安

公認会計士の平均年収は800万円台の後半とされています。またキャリアの積み重ねによって、年収も比例して高くなる傾向です。

公認会計士については「公認会計士に将来性はある?AIの影響を踏まえて解説!」も合わせてご覧ください。

税理士

税理士は税金に関する専門家で、納税手続きの補助や節税相談などを行います。税金に関する専門的な知識を活かしたクライアントワークが特徴です。

取得するメリット

個人事業主として独立開業することはもちろん、経理・財務のエキスパートとして、就職や転職活動にも有利に働きます。

仕事内容・活かし方

独占業務として「税務代理」・「税務書類の作成」・「税務相談」の3つがあり、企業の経営面に関するアドバイスなどのコンサル的な仕事も可能です。

年収の目安

税理士の平均年収は個人の会計事務所では700〜800万円、大手の一般企業では800〜1000万円とされています。

税理士については「税理士は高収入?年収の高い税理士と低い税理士の違いも解説!」も合わせてご覧ください。

証券外務員

証券外務員とは、クライアントに金融商品の営業販売等の業務をしている人を指します。金融機関で営業の仕事をする際に必要不可欠な資格です。

取得するメリット

銀行員として、さまざまな金融商品を扱えるようになり、クライアントに対して、適切な金融商品の案内や営業ができるようになります。

仕事内容・活かし方

証券外務員には一種と二種があり、二種は取り扱いできる金融商品が制限されていますが、一種では制限がなく、多岐に渡って金融商品を取り扱えるのです。

年収の目安

証券外務員の年収目安は、勤務先の規模や立場によっても大きく変わるため、一概には言えませんが、平均して550万円ほどとされています。

貸金業務取扱主任者

貸金業務主任者は、貸金業法に基づき、違法取り立ての防止や指導を行い、法令順守を促進している職業です。

取得するメリット

貸金業の会社では、50人の従業員に対して1名の貸金業務取扱主任者を配置しなくてはいけないので、就職や転職に有利な資格と言えます。

仕事内容・活かし方

貸金業務取扱主任者は、法律に精通しているだけではなく、クライアントの個人情報を扱う仕事なので責任感が必要です。

年収の目安

貸金業務取扱主任者の年収ですが、企業規模によって異なる傾向にあります。中小企業であれば300〜500万円、大企業であれば500〜700万円ほどが目安です。

貸金業務取扱主任者については「賃金業務取扱主任者の難易度は?合格率や資格取得でできることを解説!」も合わせてご覧ください。

保険募集人

保険募集人とは、生命保険や損害保険を販売する人を指します。保険会社やその代理店などで保険商品を取り扱う場合に必要となる資格です。

取得するメリット

保険業界にて、各種保険商品を扱う際に必要となる資格なので、業界内での就職や転職に有利になる可能性があるでしょう。

仕事内容・活かし方

適切な内容の保険商品を販売するだけでなく、保険や国の制度などに詳しくなるので、クライアントに有益な情報を提供できます。

年収の目安

保険募集人の年収ですが、勤務先の規模や性別などによって異なり、男性であれば450万円ほど、女性であれば300万円ほどが目安となっているようです。

金融業界への就職・転職のための資格10選

金融資格就職

ここからは、金融業界への就職・転職のための資格を10個紹介しますので、資格選びの参考にしてください。

ファイナンシャルプランナー2・1級

ファイナンシャルプランナーは、クライアントの資産設計や家計の改善アドバイスなどを行うお金の専門家です。

取得するメリット

ファイナンシャルプランナー2・1級は就職や転職に有利な資格とされています。特に1級の保有者は専門家として独立開業も視野に入れられるでしょう。

仕事内容・活かし方

年金や保険・資産運用・税制・住宅ローン・相続などの幅広い専門知識が必要とされるため、クライアントの人生におけるマネープランを設計できます。

年収の目安

ファイナンシャルプランナーの年収は、働き方によって異なるため、振り幅が大きくなりますが、平均値は400万円前後でしょう。

ファイナンシャルプランナーについては「ファイナンシャルプランナーの合格までに必要な勉強時間の目安を解説」も合わせてご覧ください。

日商簿記検定2・1級

日商簿記検定2・1級は、簿記に関する能力やスキルがあることが証明できる資格です。企業での実用性が高い資格と言えます。

取得するメリット

企業での評価が高い資格なので、就職や転職、キャリアアップに繋がりやすい点がメリットです。

仕事内容・活かし方

日商簿記検定2・1級の資格が活かせる職業は、会計事務所や保険会社、証券会社や銀行などの一般企業などが挙げられます。

年収の目安

日商簿記検定2・1級の年収は、勤務先の規模や業態によっても異なり、2級であれば300〜500万円、1級であれば400〜600万円ほどが目安でしょうか。

日商簿記検定2級については「簿記2級は難しい?難易度や対策必須ポイントまとめ!合格を目指す方必見!」も合わせてご覧ください。

アクチュアリー

アクチュアリーとは、さまざまなリスクを数値的に予測・評価して、統計的な仕事をする職業です。

取得するメリット

アクチュアリーの資格取得は難易度が高いため、希少価値があり、さまざまな業界でニーズがあります。

仕事内容・活かし方

主に、生命保険事業や損害保険事業で活きる資格ですが、年金事業・共済事業・企業の資産運用など様々なフィールドで活躍できるでしょう。

年収の目安

アクチュアリーの平均年収は、企業の規模によっても異なりますが、平均でも1000万円ほどは期待できます。

アクチュアリーについては「アクチュアリーの年収は?将来性や向いている人について解説!」も合わせてご覧ください。

証券アナリスト

証券アナリストとは、企業の財務状態や業績などの分析や評価と合わせて、該当する業界の動向や調査などを行い、適宜アドバイスや対策を講じる職業です。

取得するメリット

証券アナリストが必要とされるフィールドは、大きな金額が動く業界なので、ニーズが高く、資格取得のメリットが大きいと言えるでしょう。

仕事内容・活かし方

証券アナリストの主な活躍の場は、証券会社や銀行、事業会社などになります。他にも株式投資や資産運用などの情報発信をする証券アナリストもいるようです。

年収の目安

証券アナリストの年収ですが、日系企業と外資系企業とで金額が異なります。日系企業の平均年収は650万円が目安、外資系企業の年収は800〜1500万円ほどと高収入です。

ビジネス会計検定試験

ビジネス会計検定は、企業の財務諸表に関する知識や分析力を問う資格で、財務諸表の数値理解や分析ができることの証明になります。

取得するメリット

ビジネス会計検定2級以上の資格保有者であれば、金融機関を中心に、さまざまな業界への就職や転職活動で有利に働くでしょう。

仕事内容・活かし方

財務諸表を読み解くことができるようになるため、実務だけでなく、管理職としてのマネジメントにも活かせます。

年収の目安

ビジネス会計検定の年収は、保有する級や勤務先、ポジションによって異なりますが、管理職であれば500万円以上の年収は期待できるでしょう。

ビジネス会計検定については「ビジネス会計検定試験の難易度は?合格率から勉強のコツまで詳しく解説!」も合わせてご覧ください。

金融業務能力検定

金融業務能力検定は、金融機関で働く人に必要とされる基本的な業務知識や、実務への対応力を検証する試験です。

取得するメリット

金融面での専門性を認められるので、おもに銀行や証券会社、保険会社などへの就職・転職に有利になるでしょう。

仕事内容・活かし方

銀行や証券会社、保険会社などで、実務に関わる営業や事務など全般に役立つ資格になります。

年収の目安

年収の目安は勤務先や職種によっても異なり、平均的な年収としては400〜600万円くらいでしょう。

CFA協会認定証券アナリスト

CFA協会認定証券アナリストは、米国証券アナリストを意味しており、投資の専門家であることを証明する資格です。

取得するメリット

メリットは、投資や金融についての高度な専門知識を習得でき、英語力を備える国際的な人材であると、社内や転職市場などでアピールできます。

仕事内容・活かし方

日本の資格でいうと、証券アナリストに相当しますが、より実務的な内容と英語による知識のインプットとなるため、M&A業務などにもダイレクトに活用が可能です。

年収の目安

CFA協会認定証券アナリストの年収ですが、少なくとも1000万円以上、多い場合で3000万円に届く収入になります。

CFA協会認定証券アナリストについては「CFA資格とは?基本知識から仕事内容・年収まで徹底解説!」も合わせてご覧ください。

金融窓口サービス技能検定

金融窓口サービス技能検定は、金融機関の窓口業務において、必要な技能と知識を保有しているか否かを問う検定です。

取得するメリット

金融機関で勤務している場合、金融窓口サービス技能士として、活躍できる点がメリットと言えるでしょう。

仕事内容・活かし方

銀行の窓口において、預貯金の出し入れ・税金や公共料金の収納・金融商品の販売など、実に多岐に渡って幅広く業務を行います。

年収の目安

金融窓口サービス技能検定取得者の年収は、勤務先や勤続年数にもよりますが、400〜480万円ほどが目安です。

プロフェッショナルCFO資格

プロフェッショナルCFO資格は、企業財務のさまざまな課題を、解決できる専門知識を身につけていることを証明する資格になります。

取得するメリット

中長期的な企業の方針を定める能力のブラッシュアップに繋がり、経営戦略に対する知見や見識を深められるのです。

仕事内容・活かし方

企業の経営戦略と財務戦略をうまく折り合わせ、経営者として企業目標を成功に導く活かし方が考えられます。

年収の目安

プロフェッショナルCFO資格の年収ですが、企業規模によって異なり、ベンチャー企業や中小企業では1000万円以上、大企業であれば3000万円ほどが期待できるでしょう。

CAP(certified administrative professional)

CAPとは、マネジメント・コミュニケーション・会計・IT・英語力などを証明する国際ビジネス資格です。

取得するメリット

オフィスのリーダーとして必要とされる知識・判断力・実践力が問われ、その認定により、昇進や転職に有利になると考えられます。

仕事内容・活かし方

プロフェッショナルCFO資格は国際ビジネス資格なので、外資系企業や外国で働く時に役に立つ資格です。

年収の目安

プロフェッショナルCFO資格保有者の年収は、勤務先や勤続年数、ポジションなどにより平均値を出すのは難しいですが、能力に応じて1000万円以上も期待できるでしょう。

金融関連の知識が身につく資格5選

金融資格知識

ここからは、金融関連の知識が身につく資格を5つ紹介しますので、資格選びの参考にしてください。

ファイナンシャルプランナー3級

ファイナンシャルプランナーのエントリー資格ですが、家計や生活設計にも生かすことができ、資産運用に役立つ知識を身に付けられるのです。

取得するメリット

お金に関する知識を得られて、取得を足掛かりに、より上位の資格となる2級・1級を目指せます。

仕事内容・活かし方

3級では就職や転職には活かしにくいのですが、日々の生活に役立つお金のリテラシーの礎になるでしょう。

年収の目安

ファイナンシャルプランナー3級資格の保有では、年収に大きな影響を与えるとはあまり考えられませんが、2級・1級を目指すことで年収アップに繋がる可能性はあります。

ファイナンシャルプランナー3級については「FP3級は独学可能!目安時間・期間やおすすめ勉強方法・テキストなどを詳しく解説!」も合わせてご覧ください。

日商簿記検定3級

簿記3級は、社会人が経理に関しての基本知識を身に付けていることを、証明する資格になります。

取得するメリット

簿記3級では効力が低いですが、簿記自体は就職や転職で役立つだけでなく、会計経理の知識が身に付く実務的な資格です。

仕事内容・活かし方

簿記3級の取得を通じて、簡単な決算書の読み書きができるようになるので、実務に役立つでしょう。

年収の目安

簿記3級の資格保有では、年収に影響することはあまりないと考えられますが、より上位の簿記資格を取得することで、年収アップは十分に目指せます。

銀行業務検定

銀行業務検定試験は、金融機関の職員を対象に、実務知識および技能応用力の測定と水準の向上に寄与する検定試験です。

取得するメリット

銀行・保険・証券などの金融機関に勤務している人であれば、スキルアップに繋がるのでメリットがあります。

仕事内容・活かし方

検定は11種目あり、自分の業務に引き付けた検定を受けることで、スキルアップに繋げて実務に活かしていく方法が考えられるでしょう。

年収の目安

年収の目安ですが、種目や級、勤続年数や役職などにもよって異なるため、一概には言えません。なお、銀行員の平均年収は600万円ほどと言われています。

電子会計実務検定

電子会計実務検定は、企業における電子会計の実践と人材の育成を目的としている検定試験です。

取得するメリット

会計のデジタル化が進むなかで、電子会計は使いこなすだけでなく、分析して活用する能力が身に付きます。

仕事内容・活かし方

業種や業態だけでなく、会社規模に関わらず、会計ソフトを取り入れている企業であれば会計事務の業務に活かすことができるでしょう。

年収の目安

年収の目安は勤務先の業種や規模などによって、大きく異なる可能性があります。なお、事務職の平均年収は330万円ほどです。

所得税法能力検定

所得税法能力検定とは、個人事業主や新入社員などが身につけたい、所得税に関する計算を問う検定試験になります。

取得するメリット

経理担当者としてのスキルアップや、税理士試験受験前の基礎学力確認などに使える点がメリットです。

仕事内容・活かし方

所得税は財務に深く関わる税金なので、企業の経理部や税理士事務所など、経理に関わる部署・職場で活きてくる資格と言えるでしょう。

年収の目安

経理担当者としてのスキルアップに繋がるので、ミスのない業務を心掛けて年収アップに繋げていきたいところです。なお、経理事務の平均年収は320万円ほどが目安となっています。

金融業界に関連する資格4選

金融資格転職

ここからは、金融業界に関連する資格を4つ紹介しますので、資格選びの参考にしてください。

中小企業診断士試験

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家で、国家資格の扱いになります。

取得するメリット

中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格なので、転職や独立開業に繋がる点がメリットです。

仕事内容・活かし方

中小企業診断士は、企業の方針へのアドバイスや具体的な経営計画を立て、実績や変化に対応しながら支援を行います。

年収の目安

中小企業診断士の年収ですが、企業勤務か独立開業かで金額に振り幅があり、平均的には600〜800万円ほどです。

中小企業診断士については「中小企業診断士の年収は平均700万!?稼ぐための方法と将来性についても解説」も合わせてご覧ください。

社会保険労務士試験(社労士)

社会保険労務士試験は、社会保険労務士法に基づく試験で、国家資格になります。社会保険労務士は労働・社会保険問題の専門家です。

取得するメリット

社会保険労務士は、独立開業しても企業に勤めても資格を活かせます。また企業で高く評価されるので就職・転職にも有利な資格と言えるでしょう。

仕事内容・活かし方

社会保険労務士は、人事や労務管理全般に関する問題点の指摘や、改善策を企業にアドバイスできる仕事です。

年収の目安

社労士の平均年収の目安ですが、500万円前後となっています。独立開業すれば大きな年収アップも期待できるでしょう。

社会保険労務士については「社労士合格に必要な勉強時間は?短期合格のコツも紹介!」も合わせてご覧ください。

DCプランナー(企業年金総合プランナー)

DCプランナー(企業年金総合プランナー)とは、確定拠出年金を中心に、年金制度全般にわたる専門的な知識を持つ人を指します。

取得するメリット

DCプランナーは、年金制度や退職金などについて学べるので、金融業界での転職の際に有利になる資格です。

仕事内容・活かし方

確定拠出年金を中心に、年金制度全般や投資などについて学べるので、仕事だけでなく、自分自身の老後設計や資産運用にも役立ちます。

年収の目安

DCプランナーは単独の職業として成立していないので、年収目安のデータがありませんが、銀行員や証券マンの平均年収は500〜700万円ほどです。

経理・財務スキル検定(FASS検定)

経理・財務スキル検定(FASS検定)は、経理・財務分野における客観的な実務知識やスキルの習得度を測る検定試験になります。

取得するメリット

経理や財務に特化したスキルの習得に繋がり、転職にも有利な資格です。

仕事内容・活かし方

経理や財務部門の定型実務と関連性があり、特に、資産・決算・税務・資金の4分野の実務に役立ちます。

年収の目安

年収の目安ですが、検定の評価ランクが高ければ年収アップが狙えるでしょう。なお、経理職の平均年収は450万円ほどと言われています。

金融関連資格を学ぶなら?通信講座を活用しよう!

金融資格通信講座

金融関連の資格は独学で対応可能な場合もありますが、効率良く、かつ確実に資格取得を狙うなら、通信講座の活用がおすすめです。

ここでは、おすすめの通信講座を7つ紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

金融関連資格は多数ある!自分に合ったものを取得しよう

金融資格取得

金融関連の資格は国家資格から民間資格まで、実に多くの資格が存在しています。難易度も難関の国家資格から、比較的やさしい民間資格までさまざまです。

ここで、金融関連の資格についてまとめておきます。自分に合った資格を取得して、有効に活用してみてはいかがでしょうか。

  • 金融関連資格の特徴は大きく分けて3つ
  • 金融関連資格の選び方のポイントは4つ
  • 金融関連資格の取得は通信講座がおすすめ
  • 金融関連資格は自分に合ったものを選択

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