在宅ワークをお探しの方はこちら

賃金業務取扱主任者の難易度は?合格率や資格取得でできることを解説!

賃金業務取扱主任者の難易度は?合格率や資格取得でできることを解説!

「賃金業務取扱主任者の資格を取得するとキャリアは広がる?」
「賃金業務取扱主任者試験の内容と難易度を知りたい!」 

貸金業務取扱主任者資格は、金融系資格の1つで、貸金業に特化した国家資格です。専門性を身につけたい人におすすめです。

賃金業務取扱主任者試験にチャレンジするなら、内容と難易度を知ってから学習計画を立てたいですよね。貸金業務取扱主任者資格の難易度は近年、やや難化しています。しっかり対策して臨みましょう。

この記事では、賃金業務取扱主任者試験の難易度、出題内容の解説とあわせて、おすすめの貸金業務取扱主任者対策講座を紹介します。                                

  • 賃金業務取扱主任者試験の難易度は?やや難化している
  • 賃金業務取扱主任者試験概要!受験日や出題形式を知って対策しよう
  • 賃金業務取扱主任者は何ができる?活かせる仕事を紹介
  • 賃金業務取扱主任者の資格を取得したい!おすすめ講座を紹介!
  • 貸金業務取扱主任者資格は転職や就職で活かせる?有利に働く!
  • 貸金業務取扱主任者と合わせて取りたい!おすすめの資格3選!

コンテンツ

賃金業務取扱主任者試験の難易度は?やや難化している

賃金業務取扱主任者試験の難易度は?やや難化している

貸金業務取扱主任者試験は、制度開始時と比較して難易度が上がっていると言われています。
ここでは合格率や難易度についてお伝えします。

  • 賃金業務取扱主任者の合格率は?直近の試験は約33%
  • 貸金業務取扱主任者の難易度は?国家資格の中では高くない
  • 賃金業務取扱主任者の試験内容は?しっかり対策すれば合格可能!

賃金業務取扱主任者の合格率は?直近の試験は約33%  

貸金業務取扱主任者試験は、平成21年からスタートした比較的新しい国家資格です。貸金業務を営む事業者では、従業員50人に対して必ず1人は貸金業務取扱主任者を置くことが義務付けられています。

管理職のみならず、業務をおこなう従業員の多くが貸金業務取扱主任者試験にチャレンジしています。
理由は、貸金業務取扱主任者試験の対策をする中で、貸金業実務に必要な知識を学べるので、仕事の業務に役立てることができるからです。

貸金業務取扱主任者試験は、試験制度が開始された当初は合格率が高い試験でした。
しかしながら近年の合格率は30%前後となっており、受験者が増えるとともに合格率は低下傾向となっています。しっかりと対策をしなければ、合格できない試験といえるでしょう。

直近3年間の試験結果は次のとおりです。

年度受験者数合格者数合格率合格基準点
令和3年度10,491人3,373人32.2%50問中31問正解
令和2年度10,533人3,567人33.9%50問中33問正解
令和元年度10,003人3,001人30.0%50問中29問正解
日本貸金業協会貸金業務取扱主任者「試験の結果について」

貸金業務取扱主任者の難易度は?国家資格の中では高くない

貸金業務取扱主任者の合格率30%前後というのはどのようなレベルなのか、難易度について他の国家資格と比較してみました。

資格名合格率
マンション管理士8%前後
行政書士10%前後
宅地建物取扱士15%〜17%
貸金業務取扱主任者30%前後
FP2級学科50%・実技60%前後

一概には判断できませんが、貸金業務取扱主任者資格の難易度は、国家資格の中では高くない方と言えるかもしれません。しかし、毎年10,000人程度受験して、3,000人程度の合格です。つまり、10人中3人しか合格できない計算になります。これを「難易度が高くない」と甘く考えない方が良いのかもしれません。

難易度については参考程度とし、近年の合格基準点以上を目指すことを重視しましょう。

賃金業務取扱主任者の試験内容は?しっかり対策すれば合格可能!

貸金業務取扱主任者試験では、貸金業法・民法・消費者保護法・財務会計などが出題されます。なかでも、貸金業法と民法からの出題が多くなされます。金融知識ゼロから始める場合には、貸金業法と民法を徹底的にマスターすると合格への近道になるでしょう。

注意しなければならないことは、貸金業務取扱主任者試験は相対評価の試験のため、合格基準点が毎年異なることです。平成29年度は50問中34問正解が合格基準点だったこともあります。7割以上の得点は当然と考え、8割を目標に学習すると良いでしょう。

貸金業法は、日常や学生時代の学びでは触れることが少ない法律です。理解できるまでテキストを読み込み、アウトプットを繰り返して慣れていきましょう。
しっかりと対策すれば、働きながらでも合格を目指せる資格試験の1つと言われています。

賃金業務取扱主任者試験概要!受験日や出題形式を知って対策しよう

賃金業務取扱主任者試験概要!受験日や出題形式を知って対策しよう

貸金業務取扱主任者試験について、日程や出題形式を解説します。(参考:日本貸金業協会『貸金業務取扱主任者専用サイト』)

  • 試験日はいつ?毎年11月頃実施
  • 出題形式は?4択のマークシート方式
  • 過去問は?公式サイトから確認できる

試験日はいつ?毎年11月頃実施

貸金業務取扱主任者試験は、例年11月に実施されています。
令和4年度の試験概要は以下のとおりです。

詳しい試験実施要領については日本貸金業協会[公式]貸金業務取扱主任者専用サイトまたは試験実施要領WEB-BOOKをご覧ください。

受験申し込み受付期間令和4年7月1日(金)〜9月9日(金)
試験日令和4年11月20日(日)
合格発表令和5年1月10日(火)
試験地札幌・仙台・千葉・東京・埼玉・神奈川・高崎・名古屋
金沢・大阪・京都・神戸・広島・高松・福岡・熊本・沖縄
試験実施方法50問4肢択一 マークシート方式
受験手数料8,500円(非課税)
受験資格年齢、性別、学歴等に関係なく誰でも受験可
試験当日のスケジュール入室可能時間 12:00
集合時間 12:15
注意事項の説明 12:40
試験開始 13:00
試験終了 15:00

出題形式は?4択のマークシート方式

貸金業務取扱主任者試験の出題内容は、以下のとおりです。

試験科目分野・内容出題数の目安令和3年度出題数
1. 法及び関係法令に関すること貸金業法・利息制限法・貸金業の業務運営に関する規則など22〜28問27問
2. 貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること商法・会社法・動産及び債権の譲渡の対抗要件・民事訴訟法・民事再生法・刑事法など14〜18問15問
3. 資金需要者等の保護に関すること個人情報保護法・消費者保護法など4〜6問5問
4. 財務及び会計に関すること家計診断・財務会計など2〜4問3問
試験全体50問50問

マークシート方式の筆記試験で、試験に出題される問題は50題、四肢択一で解答します。日本貸金業協会ホームページによると出題数(出題数の目安)に幅がありますが、平成28年度以降は令和3年度出題数と同じ数になっています。

過去問は?公式サイトから確認できる

貸金業務取扱主任者の試験対策では、過去問題集を繰り返し解き、知識の定着を図ります。過去問題集は、公式サイト 貸金業務取扱主任者資格試験問題からチェックできます。公式サイトの他、書店でも過去問題集を購入できます。
過去問題集でアウトプット力を強化することが試験合格への近道です。

独学の場合、6ヵ月を目安に学習スケジュールを立てるとよいでしょう。制限時間内に解けるよう、理解のともなった暗記に頼らない学習を進めてください。インプット直後にアウトプットを欠かさないことがポイントです。

試験には、宅地建物取引士資格と共通する問題が複数出題されます。金融業界で勤務している場合には、宅地建物取引士をすでに取得している人もいると思います。宅地建物取引士保有者や学習経験者の場合、3ヵ月程度でも正しい学習を継続できれば合格の可能性があります。

第8版 貸金業務取扱主任者合格教本
貸金業務取扱主任者合格テキスト2022年度
貸金業務取扱主任者過去問題集2022年度版

賃金業務取扱主任者は何ができる?活かせる仕事を紹介

賃金業務取扱主任者は何ができる?活かせる仕事を紹介

貸金業務取扱主任者の資格を取得すると、どのような場面に活かせるのかチェックしましょう。
ここでは以下についてお伝えします。

  • 貸金業務取扱主任者ができることは?お金の面から職場をサポート
  • 貸金業務取扱主任者になるためには?合格後は主任者登録の申請をする
  • 活かせる職場は?金融関係の仕事が多い
  • 貸金業務取扱主任者の年収は?就職先によってさまざま

貸金業務取扱主任者ができることは?お金の面から職場をサポート

貸金業務を行う事業者では、50人に1人の貸金業務取扱主任者を設置することが義務づけられています。貸金業務取扱主任者は、貸金業者になくてはならない存在なのです。

貸金業者は、営業所又は事務所ごとに、内閣府令で定めるところにより、その貸金業の業務の規模等を考慮して内閣府令で定める数の貸金業務取扱主任者を置き、当該営業所又は事務所において貸金業の業務に従事する使用人その他の従業者に対する助言又は指導で、これらの者が貸金業に関する法令(条例を含む。第二十条の二において同じ。)の規定を遵守してその貸金業の業務を適正に実施するために必要なものを行わせなければならない。

貸金業法第12条の3第1項 貸金業務取扱主任者の設置

法第十二条の三第一項に規定する内閣府令で定める数は、営業所等において貸金業の業務に従事する者の数に対する貸金業務取扱主任者の数の割合が五十分の一以上となる数とする。

貸金業法施行規則第10条の8 法第十二条の三第一項に規定する内閣府令で定める数

貸金業務取扱主任者の役割は、貸金業務が法律や規則に則って行われていることを目的に、貸金業のマネジメントを行うことです。正しい貸金業務を行うために助言・指導をすることで、違法な取り立てや高い利息での貸付を抑止します。

貸金業務取扱主任者資格を取得すると、貸金業と金銭貸借に精通したエキスパートとして、幅広く貸金業に携わることができます。

貸金業務取扱主任者になるためには?合格後は主任者登録の申請をする

貸金業務取扱主任者資格を取得すれば、貸金業務取扱主任者として仕事ができるわけではありません。貸金業務取扱主任者になるためには「主任者登録」の申請を行う必要があります。

合格後10ヶ月以内に主任者登録の申請をすると審査が行われます。審査が通ると貸金業務取扱主任者登録簿に登録がされ、「登録番号」が記載された「主任者登録完了通知」が届きます。申請から登録完了まで約2ヶ月かかるので、就職や転職に必要な方は、この期間も検討しておかなければなりません。

注意点として、合格後10ヶ月を超えて申請をする場合、申請の日の前6ヶ月以内に行われた登録講習を受講し、その登録講習の「修了証明書の写し」が申請時に必要となります。
また、主任者登録の有効期限は3年なので、登録更新時に登録講習を受ける必要があります。

ちなみに主任者登録は個人の任意になっています。合格後に申請を行わないことで合格が失効することはないのでご安心ください。

活かせる職場は?金融関係の仕事が多い

貸金業務取扱主任者資格を取得することで、金融機関での就職や転職に活かせます。金融機関のなかでも、とくに、債権回収会社・消費者金融・クレジットカード会社などの就職や転職に有効です。また、金融機関内の部門移動では、債権を管理・回収する業務を担う場で活躍できます。

法務省が認可する債権回収会社では、金融機関において回収不能となった債権の管理・回収などを行っています。回収の難しい案件(多重債務・行方不明など)を、銀行が債権回収会社へ債権(貸した金銭)を譲渡、または債権回収業務の委託をします。そして、銀行のかわりに回収専門部隊として扱うのが債権回収会社ということです。

たとえば、債権回収会社が、A機関・B機関の2ヶ所から債権を買い取るとします。債権が債権回収会社に移れば、A機関・B機関と債務者の関係はなくなります。すると、新しい債権者となった債権回収会社が、債務者に寄り添った返済計画を作り直すことができます。結果、債務者の負担軽減につながります。

このようなフローには、貸金にまつわる正しい知識が必要不可欠です。貸金業取扱主任者資格は、貸金業務を行うために守るべきルールが身についていることの証明となります。

金融関連の資格については、『金融関連の資格一覧!自分に合ったものの探し方も紹介』をご覧ください。金融関連の資格について多数紹介しています。

貸金業務取扱主任者の年収は?就職先によってさまざま

貸金業務取扱主任者の年収は、部署や業務内容、就職した会社の規模により異なります。

年収の一例:
住宅ローン関連会社、貸金業務取扱主任者資格保有、金融機関での経験有りの募集の場合の想定年収
・営業メインで400万円〜600万円
・顧客管理業務や審査業務で400万円〜700万円
・財務・債権管理で700万円〜850万円
・財務・債権管理のマネージャー候補は850万円〜1000万円

概ね一般のサラリーマンと同じと考えておきましょう。
債権回収にかかわる業務では、ノルマ達成報酬や歩合制が導入されていることが少なくありません。基本給と残業代だけではなく、歩合給が設けられている組織であれば、収入アップも見込めるでしょう。

賃金業務取扱主任者の資格を取得したい!おすすめ講座を紹介!

賃金業務取扱主任者の資格を取得したい!おすすめ講座を紹介!

貸金業務取扱主任者資格に定評のある講座を紹介します。
試験対策講座の多くは、短期集中なら3ヶ月程度、通常講座なら6ヵ月程度の期間に設定されています。知識がほとんどない状態からのスタートであれば、6ヵ月かけてしっかりと学べる講座が良いでしょう。

  • 「エル・エー」
  • 「スタディング」
  • 「TAC」

エル・エー

エル・エーの貸金業務取扱主任者講座は、上質な講義により実力主義を貫いていることが特徴です。実力をつけるために必要な要素を詰め込み網羅し、弱点をつくらず、合格後の業務にも役立つ真の学びを習得できます。

初学者でも、徹底的に理解できるよう工夫された講義をオンラインで視聴できます。全11回のカリキュラムで知識ゼロから一気に合格レベルを目指す講座です。

貸金業務取扱主任者合格完成コース [基本クラス]オンライン受講クラス 40,000円(税抜)

スタディング

スタディングの貸金業務主任者講座は、忙しい社会人や子育て中の人におすすめです。インプットとアウトプット、演習問題まで全てをスマートフォンで学べるからです。場所を問わずに反復学習しやすいので、無理なく学習を続けられます。

また、貸金業法と民法の強化に重点がおかれ、初学者でも一発合格を目指せるカリキュラムとなっています。他の科目は、試験に出やすいポイントのみに絞られ、徹底的にムダを省いたスピード学習が魅力です。

貸金業務取扱主任者合格コース[2022年度試験対応] 18,480円

TAC

TACの貸金業取扱主任者講座では、問題演習に重点を置いた学習で一発合格を目指せます。貸金業取扱主任者試験では、制限時間内に四肢択一での解答力が求められます。アウトプット量が多いほど、成果は得られやすい試験です。

TACの魅力は、実績ある講師製作陣によるオリジナルテキストにもあります。試験を研究し、要点を絞ったテキストを使って学習を進められます。紙のテキストと動画講義、問題演習のフローで、弱点を強みに変えていける心強いカリキュラムです。

貸金業務取扱主任者総合本科【通信・通学】 96,000円

貸金業務取扱主任者資格は転職や就職で活かせる?有利に働く!

貸金業務取扱主任者資格は転職や就職で活かせる?有利に働く!

貸金業務取扱主任者資格は転職や就職で活かせるのでしょうか?

貸金業務取扱主任者資格と聞くと、金融業界のイメージがあるかもしれません。金融業界の中で、銀行や信用金庫などではお金を貸す業務もありますが、貸金業ではないので、貸金業法による貸金業務取扱主任者の設置の必要はありません。したがって、「貸金業務取扱主任者資格を活かす」という意味では、銀行や信用金庫などではそれほどメリットはないでしょう。

活かせる業界は主に貸金業で、その業界では必要とされる資格です。

以下では貸金業務取扱主任者資格の需要についてと、就職や転職での面接での活かし方についてお伝えします。

  • 設置義務があるので需要は高い!
  • 面接での活かし方

設置義務があるので需要は高い!

前述しましたが、貸金業法では、貸金業者は営業所や事務所ごとに貸金業務取扱主任者を置くことを定めています。その設置人数は、営業所等で貸金業の業務に従事する人に対する貸金業務取扱主任者の数を50人に1人としています。

小さい営業所や事務所では少なくとも1人ですが、大企業や営業所が数多くある会社であれば、その分貸金業務取扱主任者の資格保持者は必要とされます。

以下に貸金業務取扱主任者を必要とする貸金業者をまとめました。

  • 消費者金融業者
  • 信販会社
  • カード会社
  • リース会社
  • 不動産担保金融業者
  • 事業者金融業者
  • 手形割引業者
  • 債権回収会社

面接での活かし方

貸金業務取扱主任者資格が活かされるのは、かなり限られた業界や部署で、主に上記の貸金業者です。ピンポイントでそこへの就職や転職なら、貸金業務取扱主任者資格の保有者を募集しているので、改めて資格の説明などの必要はありません。
以下では、主に財務や融資、債権などの部署がある企業への就職や転職という前提でお話します。

資格全体をアピール

貸金業務取扱主任者資格が直接活かされるのは、主に金融関係経験者や貸金業界経験者の転職組です。金融関係の経験がない人で、貸金業務に興味があるのなら、まずは財務や融資、債権の部署がある企業への就職を目標にしましょう。

面接官の中には、貸金業務取扱主任者資格について理解していない人もいるかもしれません。
貸金業務取扱主任者の役割は、従業者に貸金業の法令を遵守し、業務を適正に実施するための助言と指導を行うことです。その貸金業務取扱主任者資格について知識があること、融資関連の勉強をしたことはアピールできます。

現時点では経験がないけれど、キャリアを積んでいずれその業務に就き、貸金業務取扱主任者資格を活かしたいことを伝えましょう。

資格取得のエピソードをアピールする

貸金業務取扱主任者資格の学習のほとんどは法律です。法律の学習は、一般的な文章と異なり、条文の文言や専門用語などが特殊なので、初学者では記憶も理解も苦労します。
法学部出身やすでに法律関係の資格試験の経験があれば、それほど難しい資格ではありませんが、法律初学者には難易度の高い資格と言えるでしょう。

もし、法学部でもなく、法律関係の資格試験も初めてで、貸金業務取扱主任者を取得したのであれば、就職や転職の際にはぜひアピールしてみましょう。難易度の高い法律関連の資格に合格したということは、コツコツと作業を積み上げられる人、論理的に物事を考えられる人ということも言えるからです。

貸金業務取扱主任者と合わせて取りたい!おすすめの資格3選!

金業務取扱主任者と合わせて取りたい!おすすめの資格3選!

貸金業務取扱主任者資格と相性の良い資格を紹介します。W資格取得でさらなるキャリアアップにチャレンジしてみてください!

  1. ファイナンシャルプランナー
  2. 中小企業診断士
  3. 宅地建物取引士

①ファイナンシャルプランナー

貸金業取扱主任者の受験科目には、財務会計があります。ファイナンシャルプランナーの受験科目でも関連する内容があるので、受験の相性はよいでしょう。

貸金業務では、無理のない返済プランを立てるために役立ちます。ファイナンシャルプランナーの知識があれば、保険や住宅、子供の進学など、人生に必要不可欠な資金の計算が可能です。
貸金業務取扱主任者とファイナンシャルプランナーをW取得すれば、債務者の人生に寄り添った、現実的な返済プランを提案できるでしょう。

ファイナンシャルプランナーについては『FP資格のメリットは?就職には役に立たない?とる意味や活かし方を紹介!』をご覧ください。ファイナンシャルプランナー資格の取得がどのように活かせるかを解説しています。

②中小企業診断士

貸金業取扱主任者は、中小企業診断士との相性も大変よいです。中小企業診断士は、中小企業の資金計画や事業戦略、経営再建などをコンサルティングすることができます。

貸金業務では、個人の債権のみならず、事業者・経営者の債権を扱います。中小企業では、代表者が金銭貸借をする際、代表個人の資産を担保にしていることもよくあります。
中小企業診断士の知識があれば、事業を存続するかどうかも含め、優れた返済プランを提供できるでしょう。

中小企業診断士については『中小企業診断士の仕事内容って?資格を取るメリットや年収の目安まで具体的に紹介!』をご覧ください。中小企業診断士の学習をとおして身につく知識や業務への活かし方について解説しています。

③宅地建物取引士

貸金業務取扱主任者は、宅地建物取引士との相性もバツグンです。民法・金銭貸借など、資格試験でも業務でも、共通する内容があるからです。

宅地建物取引士を取得すれば、貸金業界では必須知識となる、ローン返済にかかわる知識を得られます。
宅地建物取引士のスキルを含めた、幅広い知識を活かした返済プランを提案できるでしょう。

宅地建物取引士については『宅建士の仕事内容って?資格取得後から就職までの流れと合わせて解説!』をご覧ください。宅地建物取引士業務について網羅的に解説しています。

貸金業務取扱主任者の難易度はやや難化中!しっかり対策して臨もう    

貸金業務取扱主任者の難易度はやや難化中!しっかり対策して臨もう

この記事のまとめです。

  • 貸金業務取扱主任者の合格率は30%前後
  • 貸金業務取扱主任者は国家資格の中では難易度は低め
  • 貸金業務取扱主任者は貸金業で必要な資格
  • 法律初学者でもしっかり対策をすれば合格可能だが、難易度は高めかも
  • 不安であれば通信講座を活用しよう

賃金業務取扱主任者試験は、資格制度スタート当初にくらべて、合格率からみれば明らかに難化していますが、ここ近年は30%程度で安定しています。

国家資格の中では難易度が低めとはいえ、法律初学者が学習するには時間が必要です。また、合格後の主任者登録には約2ヶ月かかることからも、学習にかかる時間と主任者登録の時間の両方をよく検討してスケジュールを立てましょう

法律初学者や受験日まで時間がないという方は、効率よく学習できる通信講座をおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です