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公務員におすすめの資格は?大学生で取得しやすいものや仕事に生かせるものなど9つ紹介!

公務員におすすめの資格

「公務員はどんな資格を取ったほうがいいの?」「大学生のうちに取得しやすい資格って何?」

このような疑問にお答えします。

公務員として働く際に、資格を持っているとキャリアアップが見込めるだけでなく、信頼性も生まれるのでおすすめです。これから公務員を目指す方や、すでに公務員として働いている方に向けておすすめの資格を紹介します。

職場や就職希望先によって違うので、本記事を参考に自分に合った資格を見つけていきましょう。

公務員におすすめの資格はどんなもの?職種別に特徴をチェック!

公務員におすすめの資格を職種別にチェック

公務員におすすめの資格は、職種によっても異なります。

  • 一般行政職
  • 技術職

事務系の業務をメインで行う「一般行政職」と、土木・建築・農業などの専門的な知識とスキルを要する「技術職」です。

それぞれに最適な資格について、詳しく解説します。

一般行政職の場合は?事務系の資格が有用!

事務系の業務が多い一般行政職は、以下のような資格があると役立つでしょう。

  • 日商簿記検定
  • ファイナンシャルプランナー
  • MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

専門的な知識を要する簿記やFPの資格を持っていると、公務員としての信頼を得たり、他の人にはできない仕事を任されたりします。職場によっては、昇給など年収アップにつながることもあるでしょう。

また公務員の仕事の多くはパソコンによる事務作業ですので、MOSを取得すると実務の効率化やスキルアップに繋がります。

技術職の場合は?土木系など専門的な技術力の証明になるものが必要!

技術職の場合は、専門的な技術力の証明にもなる、以下の資格がおすすめです。

  • 土木施工管理技士
  • 宅地建物取引士
  • 自動車運転免許

土木施工管理技士や宅地建物取引士は、実務で資格を活かした作業はしないかもしれません。ただ技術職では公共施設や公共用地の開発に携わることがあるため、知識を活かせる場面があるでしょう。

自動車運転免許に関しては、事務職・技術職ともに取得しておくのが無難です。地方への異動があった場合、車は重要な移動手段になります。

公務員を目指す大学生におすすめの資格4選!公務員試験に有利なものを取得しよう!

公務員を目指す大学生におすすめの資格

これから公務員を目指す大学生は、以下4つの資格取得を目指すのがおすすめです。

  1. ファイナンシャルプランナー
  2. MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
  3. 日商簿記検定
  4. 自動車運転免許

それぞれの資格が活かされる実務の例や、資格取得にかかる時間の目安などを見ていきましょう。

①ファイナンシャルプランナー!生活にも生かせる!

ファイナンシャルプランナー(以下、FP)は社会保障や税金に関する、いわばお金のスペシャリストです。公務員であれば税金や年金、相続などお金に関わる業務も多くあります。

FPの資格を取る際に得た知識は、業務の中でも活躍する場面が多くあるでしょう。また生活の中でも、家計管理や資産運用などで知識が活かされる場面もあり、公私にわたって重宝する資格です。

FPは1・2・3級と階級があり、1・2級は受験資格が必要とされます。3級であれば受験資格も不要で、合格すれば2級の受験資格も得られるため、まずは3級の合格を目指しましょう。FP3級の勉強時間は、およそ100時間が目安といわれています。

FPについては『ファイナンシャルプランナーの合格率を級別に解説!難易度の捉え方や学習のコツも!』にて詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

②MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)!パソコン技能を証明できる

MOSはマイクロソフト公認の資格で、知名度も高くパソコンの技能を証明できます。企業や省庁など多くの職場で、マイクロソフトオフィスのアプリケーションが使われているため、これから就職を目指す方には特におすすめです。

公務員の仕事も例外なくパソコンを使うことが多く、一般行政職・技術職ともにパソコンスキルは必須と考えておきましょう。

MOSは受験資格がないため、実務経験のない方でも受けることができます。仕事を効率的に行うことができ、自然と自己評価アップにも繋げられる、社会人におすすめの資格です。

MOSの学習時間の目安は『MOS試験に独学で合格するのに必要な勉強時間は?勉強方法も紹介』で解説しています。

③日商簿記検定!資格の定番

簿記に関する資格はいくつかありますが、知名度の高い日商簿記検定がおすすめです。公務員の仕事には予算が決められているものもあり、簿記の知識や会計スキルが活かせます。

部署によっては企業とのやり取りもあるため、簿記を元に会計をしている企業側とのやり取りもスムーズになるでしょう。

また自治体や職場によっては、取得を推奨しているところもあり、事前にとっておくことで一目置かれる存在になれます。仕事をしながらの資格取得は時間の制約があるため、大学生であれば在学中に取得あるいは学習しておくのがおすすめです。

簿記について気になる方は『簿記2級は独学可能?合格するための勉強法や取得にかかる時間を解説』をチェックしてみてください。

④自動車運転免許!地方公務員として働く際におすすめの資格

自動車運転免許を持っていない方は、取得をおすすめします。地方はもちろん、都市部でも遠方への移動や資料・物品の移動があるからです。

目標としている就職先で必要なさそうでも、異動で地方勤務することが考えられます。

自動車運転免許はオンライン受講で免許取得できないので、仕事をしながらの取得は厳しくなるでしょう。活用場面の多さからも、早めの取得がおすすめです。

公務員と相性のいいおすすめ資格5選!キャリアアップを目指したい方におすすめ

公務員のキャリアアップにおすすめの資格

公務員としてのキャリアアップを目指したい方向けに、おすすめの資格を5つ紹介します。

  1. 宅地建物取引士
  2. 税理士
  3. 司法書士
  4. 弁理士
  5. 社会保険労務士

いずれも公務員と関わりのある資格です。どのような場面で活かせるのかを含めて、詳しく見ていきましょう。

①宅地建物取引士!公務員の一部実務で有利

宅地建物取引士(以下、宅建)は、土地や建物の取引に関する専門家です。公務員の仕事も以下のような、宅建の知識が活かせる場面があります。

  • 建築関係
  • 都市開発
  • 用地買収
  • 固定資産税
  • 農地開発計画

実際の取引は国や自治体が行うので、個人の名前を使うことはありませんが、宅建を取得するときに得た知識が活かされるでしょう。土木関係の技術職であれば、知識・スキルの向上だけでなく、信頼性アップにも繋がります。

宅建の資格取得にかかる時間は、およそ300時間です。興味がある方は『宅建士に必要な勉強時間は約300時間?少ない勉強時間で合格するコツを紹介』を参考に、計画的な学習を進めましょう。

②税理士!税関連の仕事で役立つ

税理士は税金関係のスペシャリストで、資格試験の難易度が高いことでも知られています。難易度の高さゆえに、取得できれば、公務員としての待遇アップにも期待できる資格です。

税務署や国税庁に勤める以外にも、社会保障や年金関係の業務も公務員にはあるため、知識が活かせる場面も多いでしょう。

合格率は10%〜20%と言われており、独学での取得は難しいかもしれません。学習スケジュールの調整や最新の法改正に対応するといった面でも、通学・通信講座を受講するのをおすすめします。

税理士の資格対策ができる講座は『税理士対策の予備校9社を比較!あなたに合う予備校が見つかる!』にまとめました。

③司法書士!一部公務員は試験免除!

司法書士は、登記や官公庁への資料を作成する際に役立つ資格です。また法務関係や条例立案などの業務でも、司法書士としての知識が活かせるでしょう。

司法書士も難関資格として知られていますが、一部の公務員は試験が免除される場合があります。試験免除の条件は下記です。

裁判所事務官、裁判所書記官、法務事務官若しくは検察事務官としてその職務に従事した期間が通算して十年以上になる者

引用:特許庁資料より

ただ、裁判所事務官になることも難易度が高いため、一から司法書士を目指すのであれば試験を受けるのが現実的といえます。

公務員で司法書士を持っていると、貴重な人材として重宝されることは間違いありません。興味がある方は『司法書士の予備校を希望条件やレベル別に紹介!人気予備校8社を厳選』をチェックしてみてください。

④弁理士!特許庁で働く公務員におすすめ

弁理士は特許に関するスペシャリストで、特許権や商標権などに精通した資格です。特許庁で働きたい方は、弁理士の資格を取るのをおすすめします。

ただ難易度の高い国家資格なので、仕事をしながらの独学は挫折のリスクも高まるでしょう。通学講座や通信講座で、プロの講師にスケジュールや学習方法をサポートしてもらうのがおすすめです。

講座や予備校の最新情報は『【2022年度版】弁理士の予備校で社会人におすすめの内容を厳選紹介』にて解説しています。

⑤社会保険労務士!公務員なら一部試験免除

社会保険労務士(以下、社労士)は、人事や年金・国民保険が関わる業務で活躍します。人々の生活や労働を支えるのが公務員ですので、社労士の知識やスキルがあるとキャリアアップも可能です。

社労士も公務員に対して、試験免除の条件が設けられています。

社労士試験免除の条件
1:国又は地方公共団体の公務員として労働社会保険法令に関する施行事務に従事した期間が通算して10年以上になる方

2:厚生労働大臣が指定する団体の役員若しくは従業者として労働社会保険法令事務に従事した期間が通算して15年以上になる方又は社会保険労務士若しくは社会保険労務士法人の補助者として労働社会保険法令事務に従事した期間が通算して15年以上になる方で、全国社会保険労務士会連合会が行う免除指定講習を修了した方

3:日本年金機構の役員又は従業者として社会保険諸法令の実施事務に従事した期間(日本年金機構の設立当時の役員又は職員として採用された方にあっては、社会保険庁の職員として社会保険諸法令の施行事務に従事した期間を含む。)が通算して15年以上になる方

4:全国健康保険協会の役員又は従業者として社会保険諸法令の実施事務に従事した期間(全国健康保険協会設立当時の役員又は職員として採用された方にあっては、社会保険庁の職員として社会保険諸法令の施行事務に従事した期間を含む。)が通算して15年以上になる方

すでに公務員として働いていて、社労士に興味がある方は、条件に当てはまるか確認してみましょう。

社労士の講座について知りたい方は『社会保険労務士の予備校講座のおすすめ5選を厳選紹介!講座選びのポイントや独学との違いを解説』をご覧ください。

公務員として働きながら資格を取得したい!通学や通信講座を検討しよう!

公務員が資格を取るなら通学講座・通信講座がおすすめ

公務員として働きながら資格取得を目指す場合、誰にでも時間の制約があります。遠回りせず最短ルートで資格取得を目指すなら、通学や通信講座を検討しましょう。

費用がかかるデメリットがあるものの、スケジュール管理や勉強方法を相談できたり、法改正などの最新情報も得られるメリットがあります。

以下に通学・通信講座の一覧をまとめたので、気になる方はチェックしてみてください。

公務員におすすめの資格はたくさんある!自分に合ったものから取得しよう!

自分に合った資格を選ぶのがおすすめ

公務員におすすめの資格はたくさんあるので、自分にあったものから取得を目指しましょう。

すでに公務員として働いている方は、適正や業務内容がある程度分かるかと思います。大学生などこれから公務員を目指す方は、FPやMOS、簿記といった汎用性の高い資格から取得するのがおすすめです。

資格だけを集めても仕方ありませんが、資格を持っている人とそうでない人の信用度は変わります。まずは自分が取りたいと思った資格や、必要だと思った資格を取得していきましょう。

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