ファッション・アパレルに役立つオススメ資格8選！趣味を仕事につなげる資格を紹介！

「自分の好きなファッションを仕事にしたい」

「ファッションの仕事に役立つ資格が欲しい」

と考えている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

アパレル販売などの仕事をするために特に資格は必要ありません。しかし資格を持っておくとキャリアアップに繋がったり、信頼性が生まれるため資格を取得する役に立つでしょう。

今回はファッション関係の仕事をする上でおすすめの資格を8つ紹介します。職場ややりたい仕事内容によって、本記事を参考に自分に合った資格を見つけてください。

アパレル販売員にオススメ！広く役立つ資格5選！

これからアパレル販売員を目指す方やワンランク上の販売員になりたい方は、以下の5つの資格がおすすめです。

それぞれ資格取得がおすすめな人や資格が活かせる場面、資格の受験料などを見ていきましょう。資格取得にはテキストを買って勉強するのもよいですが、充実したコースから選べる通信講座がおすすめです。資料請求は無料でできます。

販売士検定｜小売業に幅広く役立つ！

販売士検定はリテールマーケティング検定試験とも呼ばれ、1から3級に分かれています。販売に必要な商品知識や販売技術、仕入れや在庫管理、マーケティングなどの小売業で販売員として必要な知識やスキルを認定する資格です。

それぞれのレベルで求められる知識は以下で、デパートなどの売り場責任者や小売店の販売員、これから流通・小売業界で活躍したい方におすすめの資格となっています。

販売に関しての体系的な知識が身につき、売り場で役に立つこともあり会社によっては資格手当がつくところもあるようです。資格取得後は、5年に1度更新が必要な資格になります。

カラーコーディネーター検定｜ビジネスに色彩知識を生かす！

東京商工会議所が行っているカラーコーディネーター検定は仕事に役立つ色の知識を学ぶことのできる検定試験でスタンダードクラスとアドバンスクラスに分かれています。

商品パッケージやディスプレイや店舗の外装・内装デザイン、広告やWEBデザインなどの仕事に関わる方におすすめの資格です。この資格を取得すると「商品を引き立たせるレイアウト配置」や「照明の明るさや色」など色の知識を活かして、相手により適切な説明ができるでしょう。

カラーコーディネーター検定はファッション以外の分野の知識も必要なため取得すると、幅広い分野で役立つでしょう。試験は年に2回です。

色彩検定｜4レベルある色彩学の検定！

文部科学省が後援する色彩検定は、色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験で、1からUC級の4レベルに分かれています。色について専門的に学ぶことで感性や経験に左右されない色彩理論の土台をつけることができます。

ファッションやグラフィックなどのデザイナーの他にも、販売や企画などの一般社会人でも取得を目指す方が増えている資格です。

資格を取得すると、色彩に関する知識が身につくので売り場のデザインやレイアウトの配色を理論立てて決められるようになるでしょう。ファッションなどの分野からの出題が多いため、アパレルの仕事をしている方は取得しやすい資格です。

ファッションビジネス能力検定｜キャリアアップが狙える！

日本ファッション教育振興協会が行っているファッションビジネス能力検定は、ファッション商品の企画や生産、流通に関する知識をはかります。

1級から3級に分かれており、ファッション分野に特化した知識を学べる専門性の高い資格のためアパレル業界で働く方におすすめです。2，3級は2科目、1級は5科目に分かれており、取得にはしっかりとした試験対策と学習が必要になります。

ファッションビジネス能力検定はファッション業界内では知名度の高い資格と言われているので、資格取得後はアパレル業界の様々な職種で役立ちます。

服飾士｜幅広いファッションの知識が身に着く！

日本インストラクター技術協会が認定する服飾士は、色使いや着こなし方などファッションに関しての知識をはかる資格です。ファッションについての専門的な知識を学べるのでアパレル業界で働く方におすすめで、取得後はスタイリストやファッションデザインの仕事で活躍できるでしょう。

より専門的なファッションの資格3選！

販売員に留まらず、ファッションに関わる専門的な仕事をしたいと考えている方には以下3つの資格がおすすめです。

それぞれ資格取得がおすすめな人や資格が活かせる場面、資格の受験料などを見ていきましょう。

パターンメイキング技術検定｜パタンナー必見！

日本ファッション教育振興協会が行っているパターンメーキング技術検定は、アパレル企業のパタンナーとして活躍できる知識や技術を身につけることを目指す資格で1から3級に分かれています。パタンナーを目指す方におすすめの資格で、取得すると就職に有利になるでしょう。

2、3級は試験は筆記と実技の2つの試験があり、取得までにはかなりの時間がかかるので対策をきちんととることが大切です。いちばん優しい3級でもパターンメーキングに関する基礎知識が必要なため難易度は高いでしょう。

CAD利用技術者検定｜アパレル企業で注目！

CAD利用技術者試験はCAD（コンピュータ支援設計システム）を利用するための知識を持ち、図面を正しく理解してCADを利用できる技能を証明する資格です。CADは建築や土木でよく使われていますが、アパレル業界でも使われています。

デザイナーが作ったデザインを基に型紙に起こす仕事や同じデザインを別サイズにサイズ展開する仕事でCADが使われており、製造業全般で高い需要がある資格です。このため服飾の製造に関する仕事に就きたい方におすすめです。

技能士｜ファッション系の国家資格！

技能士とは、働くうえで必要な技能の習得レベルを評価する技能検定に合格したものを指す言葉です。厚生労働省が認定している国家資格で、ファッションに関するものには以下のようなものがあります。

どの資格も実技試験と技能試験があり難易度は高いですが、客観的に自分の技術を示せるため自分の技術をスキルアップしたい方にはおすすめです。

ファッション・アパレル系の資格を取得するメリットは？

ファッションと一言でいっても販売やデザイン、製造など多岐にわたります。自分がどの仕事をしたいか、将来どんな方向に舵を切っていきたいかなど自分のやりたい仕事によって必要な資格は変わります。

アパレル業界において必須な資格は存在しないため資格を持つことは、知識があることを証明でき就職や転職、キャリアアップに有利です。知識が深まることで、自分の仕事にも役立つので取得しては損はありません。

キャリアアップにつながる

資格を取得するために専門知識を学習することが、仕事のクオリティアップやキャリアアップにつながることがあります。販売ノウハウやレイアウトやコーディネートの知識は専門的な学校を卒業していない限り学習する機会はほとんどありません。

販売士検定やファッション販売能力検定は、ファッション販売の基礎知識や販売技術が学べるためワンランク上の販売員を目指せるとキャリアアップのために取得を目指す方が多いです。特にマネジメントや店舗経営の知識は、店長やマネージャーを目指すうえであれば必ず役に立つでしょう。

就職、転職に有利になる

資格を所有していると、求人に応募する際に専門知識を持っているとアピールしやすくなります。また資格取得は、自ら学習に取り組んだ「積極性」を示すこともできるでしょう。資格が直接評価に繋がるケースは多くはないかもしれませんが、資格を持っている事実が有利にさせることは十分にあり得ます。

色彩検定やカラーコーディネーター検定などはファッションだけではない色についての幅広い知識が身につくため、デザイナーやコーディネーターなど業界の他種の仕事に携わりたい時に役に立つでしょう。

まとめ：自分のやりたい仕事によって必要な資格は変わる

ファッション・アパレルに関しては様々な資格を紹介しました。資格取得が必須なケースはほとんどありませんが、自分のアピール、スキルアップ、キャリアアップの際には取得した資格は役立つことでしょう。

難易度の優しいものから取得が難しいものまで様々ありますので、自分のやりたい仕事や興味のある事柄から取得する資格を選んでください。

服飾や美術に関する学校に行かない限り、ファッションや色、販売に関して専門的に学ぶ機会は少ないです。自宅で過ごすことが多くなった今、気になる資格があればぜひチャレンジしてはいかがでしょうか。

通信講座を使えば受験日にゴールを定め、効率的に学習ができます。ユーキャンでは色彩に関して学習できるカラーコーディネート講座を開講しているので、興味を持った方はこの機会に資料請求をしてみてください。