ネットワークスペシャリストとは、ネットワークの知識について幅広く精通しているエンジニアのプロフェッショナルであることを示す資格です。
現在ではどんなところであっても必ずネットワークが必要になります。今後エンジニアとして仕事をするのであれば、ぜひ取得しておきたい資格の1つと言っても過言ではありません。
ここではでは、ネットワークスペシャリストの試験について以下の内容を解説します。
- ネットワークスペシャリスト試験の対策方法は?まずは試験内容の把握しよう!
- ネットワークスペシャリスト試験は独学で対策できる?可能だけど難易度はアップ!
- ネットワークスペシャリスト試験対策の参考書選びは?最新のものを選ぼう!
- ネットワークスペシャリスト試験対策の前に押さえておきたいことは?応用情報技術者を取得しよう!
- ネットワークスペシャリスト試験の対策講座は?「大原」がおすすめ!
ネットワークスペシャリストの試験を受験しようとお考えの方はぜひご参考になさってください。
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ネットワークスペシャリスト試験の対策方法は?まずは試験内容の把握しよう!
ネットワークスペシャリストはネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアにおすすめの資格であり、高度処理技術者と言われる試験の1つでもあります。
では、ネットワークスペシャリストとはどのような試験なのでしょうか。ここでは以下について解説いたします。
- ネットワークスペシャリスト試験とは?年に1回開催される国家資格試験
- ネットワークスペシャリスト試験の構成は?午前と午後に分かれる
- ネットワークスペシャリスト試験の合格目安は?6割以上の正答率が必要
- ネットワークスペシャリスト試験の難易度はどのくらい?合格率は14~15%
- ネットワークスペシャリスト試験に科目免除はある?条件次第で免除あり
高度処理技術者については、高度情報処理技術者はすごい?資格の概要や仕事内容・年収・試験情報まで網羅的に紹介!にてご紹介しているので、こちらをご参考になさってください、
ネットワークスペシャリスト試験とは?年に1回開催される国家資格試験
ネットワークスペシャリストの試験はIPA独立行政法人情報処理推進機構が主催していて、経済産業省が認定している国家資格です。全国62の都市で開催されるこの試験の概要は以下のようになっています。
受験資格 | 特になし |
受験料 | 7,500円 |
受験日 | 4月の第3日曜日 |
受験申込 | 1月下旬~2月上旬にIPA情報処理推進機構のHP上か郵送 |
合格発表 | 6月下旬にIPA情報処理推進機構のHP上で確認できる |
ネットワークシステムに関する技術力の求められる試験ですので、ネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアとして働いている方向けの資格と言えます。しかし、開発業務を行っているエンジニアの方に対してもスキルアップにつながるスキルであると言えるのではないでしょうか。
さまざまな知識を有しているフルスタックエンジニアになれば、オールラウンダーとしてさまざまな職場で戦力になることができ、今後の仕事にも必ず役立つことでしょう。
ネットワークスペシャリスト試験の構成は?午前と午後に分かれる
ネットワークスペシャリストの試験は9時~16時30分までです。それぞれ2部に分かれているため、計4つの試験を受験します。それぞれ試験の内容が異なってくるので、ここでは午前と午後それぞれの試験について詳しく解説していきます。
- 午前の試験構成は?多肢選択式で2部構成
- 午後の試験構成は?記述式で2部構成
午前の試験構成は?多肢選択式で2部構成
午前の試験は、午前Ⅰ、午前Ⅱの2部が行われます。
試験時間 | 出題形式 | 出題数 | |
---|---|---|---|
午前Ⅰ | 9:30~10:20 | マークシート式 | 30問 |
午前Ⅱ | 10:50~11:30 | マークシート式 | 25問 |
試験内容は以下のようになっています。
- 午前Ⅰ
- ・テクノロジー系(17問)
・マネジメント系(5問)
・ストラテジ系(8問)
- 午前Ⅱ
- ・コンピュータ構成要素
・システム構成要素
・ネットワーク
・セキュリティ
・システム開発技術
・ソフトウエア開発管理技術
午前Ⅰの試験内容は試験問題数は少ないものの、範囲が広くなっているのが特徴です。午前Ⅱの試験内容は午前Ⅰと重複していますが、技術的な思考や知識がより深く求められる内容となっています。
午後の試験構成は?記述式で2部構成
午前の試験はマークシート式でしたが、午後の試験は2部とも記述式になります。
試験時間 | 出題形式 | 出題数/解答数 | |
---|---|---|---|
午後Ⅰ | 12:30~14:00 | 記述式 | 3問/2問 |
午後Ⅱ | 14:30~16:30 | 記述式 | 2問/1問 |
午後の試験内容は午後Ⅰ、午後Ⅱ共に同じ範囲から出題されます。
- ネットワークシステムの企画・要件定義・開発にてついて
- ネットワークの運用・保守について
- ネットワーク技術・関連法規・標準について
- ネットワークサービス活用について
- ネットワーク・アプリケーションについて
午後の試験は長文を読んだうえで回答をしなくてはいけません。設問数が多いので、文章の内容を手早く理解し、解答をする必要があります。
ネットワークスペシャリスト試験の合格目安は?6割以上の正答率が必要
ネットワークスペシャリストの試験は100点満点となっているので、60点以上は取らなければいけないのです。しかも4つの試験それぞれで60点以上取ることで初めてネットワークスペシャリストの資格を取得することになります。
また、ネットワークスペシャリストの試験は1つの試験で不合格になると、その他の試験は採点されません。要するに午前Ⅰの試験で不合格になった場合、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの試験を受験していても採点されず、全ての試験において不合格になってしまうのです。
そのため、ネットワークスペシャリストの試験に合格するのはとても難しいことであると言えます。
ネットワークスペシャリスト試験の難易度はどのくらい?合格率は14~15%
ネットワークスペシャリストの試験の合格率は毎年14~15%程度です。この合格率はとても低い数字であると言えます。
そもそも、ネットワークスペシャリストの試験は情報処理に関する試験の中でも最難関と言われる試験内容なのです。このように難易度が高い理由には、上記で解説したように1つの試験が不合格になるとその他の試験が採点されないことや、午後の試験の記述解答の多さがあるからだとされています。
ネットワークスペシャリスト試験に科目免除はある?条件次第で免除あり
ネットワークスペシャリストの試験は以下の条件のどれかに該当すれば午前Ⅰの試験が免除となります。
- 応用情報技術者の試験に合格している
- 情報処理技術者試験の高度試験に合格している
- 情報処理安全確保支援士試験に合格している
- 高度情報技術者試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績を修めている
ネットワークスペシャリストの受験者の多くがこの免除制度を利用しています。ネットワークスペシャリストの試験は難易度がとても高いので、免除制度に該当する方は積極的に活用することをおすすめします。
ネットワークスペシャリスト試験は独学で対策できる?可能だけど難易度はアップ!
先に解説した通り、ネットワークスペシャリストの試験はとても難易度の高い試験です。受験を考えている方の中には、独学で勉強をして試験の合格を目指している方もいらっしゃることでしょう。
ネットワークスペシャリストの試験は独学で合格することもできますが、きちんとした対策を行わないと合格するのは非常に難しいと言えます。そこでここではどのような対策をすればネットワークスペシャリストの試験に合格できるのか、その内容について解説します。
- 独学に必要なものは?「テキスト・問題集・過去問集」が必須
- 最初は何から勉強すれば良い?テキストで基礎知識を身に付けよう!
- 基礎知識を身に付けたら?論述問題の対策を行おう
- 実力が付いてきたら?過去問題の演習で合格基準を狙おう
ネットワークスペシャリスト試験の勉強方法についてはネットワークスペシャリストの難易度は?合格への勉強法を紹介!でも解説していますので、そちらも参考になさってください。
独学に必要なものは?「テキスト・問題集・過去問集」が必須
どんな資格試験を受験するときも同じですが、必ずその試験の範囲が記載されているテキスト、問題集、過去問題集が必要になります。テキストにより知識をインプットし、問題集を解くことでアウトプットするということを繰り返して知識は身についていくのです。
問題集はテキストで学んだことがきちんと身についているかを確認するためのものです。過去問題集は自分が身につけた知識の応用や、実際の試験がどのようなものなのかを知るのにとても役立つので合わせて購入するようにしましょう。
最初は何から勉強すれば良い?テキストで基礎知識を身に付けよう!
ネットワークスペシャリストの試験内容はとても幅が広いです。特にネットワークに関して全く知識のない方からすれば、専門用語が多すぎて何を示していることなのかすらわからないことが多いと言えます。
それでも何度もテキストを読み、ネットワークについての基礎知識をインプットするようにしましょう。一度読んだので、他のテキストを購入したほうがよいのか悩む方もいるかもしれません。しかし、一度で終わらせるのではなく、同じテキストを何度も繰り返し読むことがとても重要です。
また、一気にすべてを読むのではなく、1つの章を何度も読む方法をとるのもいいかも知れません。
基礎知識を身に付けたら?論述問題の対策を行おう
テキストで知識をインプットした後は問題集でアウトプットを行います。ネットワークについての初心者の方はできるだけテキストに沿った内容の問題集を購入するようにしましょう。その方が自分がテキストで学んだことが身についているかを確認しやすくなります。
間違った箇所は必ず復習をするようにしましょう。できれば問題集で100点をとれるまで繰り返し解くようにすることをおすすめします。
午後の論述問題は知識があっても簡単に解けるものではありません。長文を読み、指定された文字数で記入をしなくてはいけません。午後の試験対策は何度も繰り返し行い、練習を積み重ねることがとても重要です。
問題集もテキスト同様に一度解いたら新しいものを購入するのではなく、何度も繰り返し解くようにしましょう。問題集を解くために別途ノートを用意することをおすすめします。
実力が付いてきたら?過去問題の演習で合格基準を狙おう
問題集である程度知識が付いたことを確認出来たら、過去問題を解くようにしましょう。過去問題集はそれまでやっていた問題集よりもはるかに難しく感じるはずです。過去問題をやることで、本番にどのような出題がされるのかその傾向を知ることもできます。試験の傾向を全く知らずに受験をするのはやめましょう。
特に午前の試験は過去に出題された問題から流用されることが多いと言われているので、何度も過去の問題を解くようにしましょう。過去問題は「IPA情報処理推進機構」のHPにアップされているので、そちらを参考にしてみるのもおすすめです。
ネットワークスペシャリスト試験対策の参考書選びは?最新のものを選ぼう!
ネットワークスペシャリストの試験対策を独学で行う意思を固めたところで、一番最初につまずくのはどんなテキストや問題集を購入すればよいかです。ネットワークスペシャリスト試験に関するテキストや問題集は数多く販売されているので、それは仕方がないことだと言えます。
そこでここではネットワークスペシャリストの試験対策をするにあたり、おすすめのテキストや問題集をご紹介します。
- 基礎知識を身に付けるなら?テキストで学習しよう
- 実力を養うなら?問題集を繰り返し解こう
- 最後の仕上げは?過去問題集でブラッシュアップしよう
また、ネットワークスペシャリストは未経験の初心者でも独学できる?おすすめの参考書や勉強方法を解説でもおすすめの勉強方法や参考書を紹介しているので、こちらも合わせて参考にしてみて下さい。
基礎知識を身に付けるなら?テキストで学習しよう
ネットワークススペシャリストの勉強をするためにまず重要なのはテキストを読んで基礎知識を得ることです。そのためにおすすめなのは以下の2冊になります。
- 徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書
- 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説
徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書
こちらのテキストは午前中の試験に必要になるネットワークの基礎的な知識から、午後の試験に必要になる応用的な知識までを網羅しています。また、各章の最後には演習問題もついているため、その章で得た知識が身についているのかを確認することも可能です。
また、購入した方向けに本の内容がPDF化されたものをダウンロードできたり、試験対策のための単語帳アプリのダウンロードができるのもうれしい特典もついています。
本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説
こちらのテキストは午後の問題に特化して詳しく解説されているテキストです。基礎の知識を含めて詳しく解説されおり、図解も含まれているので視覚でも理解しやすい作りになっています。
テキストの中には問題も含まれているので、そちらを解くことで自分の実力を確認してください。また、このシリーズは他にもたくさん販売されており、そちらも人気の高い書籍となっています。
実力を養うなら?問題集を繰り返し解こう
テキストでインプットした後は問題集を使ってアウトプットをしましょう。おすすめの問題集は以下の2冊です。
- ネットワークスペシャリスト 総仕上げ問題集
- 極選分析 ネットワークスペシャリスト 予想問題集
ネットワークスペシャリスト 総仕上げ問題集
ネットワークスペシャリストの知識がきちんと身についているか試し、過去問題の傾向を理解し、オリジナルの実力診断テストがある名前の通り総仕上げともいえる1冊です。この1冊だけで午前と午後の両方の問題を解くことができます。
問題を解くだけでなく、その問題についての詳しい解説が記載されているので、間違った箇所はどういう内容なのかを確認できるのも大きな特徴の1つです。
極選分析 ネットワークスペシャリスト 予想問題集
こちらの問題集も午前と午後の両方の内容について網羅されている1冊です。過去に実際に出題された問題を分析し、そこから予想をして作り上げられた問題集となっています。
こちらの問題集を購入するとスマホで使えるWebコンテンツに関しても利用することができます。内容は午前Ⅰの演習問題となっているので、免除に当たらない方には特におすすめの1冊です。
最後の仕上げは?過去問題集でブラッシュアップしよう
ネットワークスペシャリストの試験では過去に使われた問題が出題されることがあります。また、試験の傾向を知っておくことで、より有利に試験に臨むことが可能です。おすすめの過去問題集は以下の2冊となります。
- ネットワークスペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策 (重点対策シリーズ)
- 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
ネットワークスペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策 (重点対策シリーズ)
ネットワークスペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策 (重点対策シリーズ)
午後の試験は午前の試験とは内容が異なり、長文を読んで回答しなければいけません。きちんとネットワークに対する知識があったとしても、簡単に解けるものではありません。
このテキストは午後の試験に特化した内容となっており、それまで出題された午後の試験の内容を分析して解説しています。また、演習問題やネットワーク用語の確認問題などをダウンロードしできるなどの特典もついています。
基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
午前と午後両方の試験内容について記載されている過去問題集です。過去このテーマの問題がどのくらい出題されたかの記載があったり、問題の内容について丁寧に解説がついているなど問題を解くだけではなく理解度もあ減ることができる1冊です。
また、購入者特典として過去17回分の問題と解説や解答用紙のダウンロード、試験に頻繁に出る用語をスマートフォンで確認できるなどがあるのも大きな特徴となります。
ネットワークスペシャリスト試験対策の前に押さえておきたいことは?応用情報技術者を取得しよう!
応用情報技術者は高度情報処理技術者試験の1つです。実はネットワークスペシャリストを受験する方たちの多くが先に応用情報処理技術者の資格を得ており、午前Ⅰの試験を免除になっているのです。
情報処理技術者試験を実施しているIPA情報処理推進機構では、スキルレベルを1~4に設定しています。そのスキルレベル3に当たるのが応用情報技術者です。ネットワークスペシャリストはスキルレベル4にあたる上位資格になります。応用情報技術者はIT全般に対する幅広い知識があることを示す資格で、その上位の専門分野としてネットワークスペシャリストなどの資格がある、というわけです。
ですから、物事の順番としてレベル3を取得してからの方がレベル4取得は現実的であると言えます。午前Ⅰの試験免除も受けられますし、まずは応用情報技術者の取得を目指してみることをおすすめします。
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ネットワークスペシャリスト試験は難易度が高い!独学も良いけど対策講座の受講がおすすめ!
ここまで、ネットワークスペシャリストの試験対策について解説いたしました。
これまでの内容をまとめると、以下のようになります。
- ネットワークスペシャリストの試験は午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つの種類がある
- 午前Ⅰ、午前Ⅱはマークシート形式で、午後Ⅰ、午後Ⅱは記述式である
- ネットワークスペシャリスト試験は60点以下の不合格になったらそれ以降の試験は採点されない
- ネットワークスペシャリストの合格率は14~15%ほどで難易度が高い
- ネットワークスペシャリストの前に応用情報技術者の取得がおすすめ
ネットワークスペシャリスト試験の対策は独学でもできますが、試験範囲も広く専門分野の学習をしなくてはいけません。自分で勉強スケジュールを組み、自分の力だけで理解して試験対策を行うのは簡単なことではないのです。
もしもネットワークスペシャリストの試験対策につまずいたら通信講座の受講を検討してみて下さい。きちんと考え抜かれたスケジュールと教材を利用することで、今までよりも効率の良い勉強ができるかもしれません。