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ITパスポート試験の対策を解説!勉強方法や役立つ対策講座もあわせてチェック!

ITパスポート試験の対策を進めたいものの、どのような方法が正解なのか迷われる方もおられるかと思います。

  • 試験科目の対策を進める順番が知りたい
  • 試験対策の勉強法について検討したい

今回は、ITパスポート試験に合格したい方に向けて対策方法を解説します。

これから効率よく理解を進めたいときの参考に読み進めてみてください。

コンテンツ

ITパスポート試験合格の対策は?まずは試験概要を把握しよう!

ITパスポート試験の試験概要を簡単に見ていきましょう。

  • 試験形式
  • 試験科目数
  • 合格基準
  • 難易度、合格率

試験を受験する前に、確認するときの参考にしてください。

詳細については「ITパスポートの試験概要・合格点・効率の良い勉強法を解説!」で解説しています。

ITパスポートとは?情報処理系のエントリーレベル国家資格

情報処理技術者試験のITパスポートは、スキルレベル1に当たる初心者向け試験です。

IT・情報処理に関わる基礎知識が身につきます。

ITパスポート試験はどんな形式?CBT方式を採用

試験はCBT方式でパソコンを使って受験します。

試験会場に行く必要がないため、実施されている好きなタイミングで受験できるところがメリットです。

ITパスポートの試験科目数は?全部で3分野に分かれる

ITパスポート試験で出題される3つの試験科目について見ていきましょう。

「ストラテジ系(経営全般)」

ストラテジ系の出題範囲・出題数は、下記のとおりです。

出題範囲企業活動
法務
経営戦略マネジメント
技術戦略マネジメント
ビジネスインダストリ
システム戦略
システム企画
出題数35問程度

「マネジメント系(IT管理)」

マネジメント系の出題範囲・出題数は、下記のとおりです。

出題範囲システム開発技術
ソフトウェア開発管理技術
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
システム監査
出題数20問程度

「テクノロジ系(IT技術)」

テクノロジ系の出題範囲・出題数は、下記のとおりです。

出題範囲基礎理論
アルゴリズムとプログラミング
コンピュータ構成要素
システム構成要素
ソフトウェア
ハードウェア
ヒューマンインタフェース
マルチメディア
データベース
ネットワーク
セキュリティ
出題数45問程度

合格基準は?総得点の60%以上が目安

ITパスポート試験の合格基準は、それぞれ下記のとおりです。

*総合評価点
600点以上/1,000点(総合評価の満点)

*分野別評価点
・ストラテジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
・マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
・テクノロジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
引用:ITパスポート試験公式サイト

難易度はどのくらい?合格率は50%目安で2人に1人が合格

ITパスポート試験の合格率は、例年50%台前後で推移しています。

2020年58.8%
2019年54.3%
2018年51.7%
2017年50.4%
2016年48.3%

ITパスポート試験の対策方法は?インプットとアウトプットのバランスが大切!

ITパスポート試験の対策方法について、スケジュール管理と学習方法から見ていきましょう。

一番最初にやるべきことは?学習スケジュールをたてよう

ITパスポート試験は、全国の47都道府県で随時実施しています。

試験の時間は午前・午後・夕方の3部門にわけられており、定員数が満員になるまで好きな時間帯を選ぶことが可能です。試験日の日時は3ヶ月先まで公表されています。

月に何度も試験が実施されるため、受験日のおおまかなスケジュールを決めておきましょう。

具体的な学習方法は何をする?テキストで知識を得よう

ITパスポート試験の対策は、基本的にテキストで専門用語や知識を理解するところから始めます。

書籍はインターネットの通販サービスや書店などで購入が可能です。

知識を身に付けたら?過去問題集で演習を行おう

一通りテキストを読み進めたあとは、理解度の確認するために過去問題集を使いましょう。

実際に試験で出題される傾向が高い問題に触れられるため、試験に慣れる機会につながります。

テキストと同じく、過去問題集はインターネットの通販サービスや書店などで購入が可能です。

試験直前の対策は?復習と予想問題にバランス良く取り組もう

ITパスポート試験対策のポイントは、とにかく何度も問題を繰り返し解くことです。

自分が苦手だと感じている分野があれば、できる限り解けるように復習を兼ねて何度もトライしてみましょう。

本以外の学習方法はある?アプリやWebサイトの活用も検討できる

ITパスポート試験の対策ができるアプリを始め、対策用のインターネットサイトも活用できます。

最近ではYouTubeで動画を使って理解を深めることも可能です。

テキスト・問題集の勉強に飽きたときや、費用を抑えて勉強を進めたいときの参考にしてください。

ITパスポート試験の科目別対策ポイントは?頻出内容を押さえよう!

ITパスポート試験の対策ポイントを科目別に見ていきましょう。

「ストラテジ系(経営全般)」のポイント

ITパスポート試験のストラテジ系の科目は、主に下記の3分野にわけながら対策を進めましょう。

  • 企業と法務:経営の継続に求められる組織の運営方法などについて対策
  • 経営戦略:フレームワークなどの知識、IT関連の経営戦略を対策
  • システム戦略:IT技術を使った業務効率化の方法を対策

ストラテジ系の科目は、35問程度出題されるため、テクノロジ系の対策を終えたあとに取りかかりましょう。

「マネジメント系(IT管理)」のポイント

ITパスポート試験のマネジメント系の科目は、主に下記の3分野にわけながら対策を進めましょう。

  • 開発技術:システム開発の知識を対策
  • プロジェクトマネジメント:プロジェクトマネジメンの進め方や知識を対策
  • サービスマネジメント:サービスマネジメントなどの分野を対策

マネジメント系の科目は、20問程度の出題になるため、3科目のなかでは一番最後に取りかかりましょう。

「テクノロジ系(IT技術)」のポイント

ITパスポート試験のテクノロジ系の科目は、主に下記の3分野にわけながら対策を進めましょう。

  • 基礎理論:統計やプログラミング関係を対策
  • コンピュータシステム:コンピュータシステムなどの知識から対策
  • 技術要素:技術要素に関係する全般を対策

テクノロジ系の科目は、45問程度の出題になります。問題数がもっとも多いため、まず始めに取りかかりましょう。

ITパスポートはキャリアパス対策になる?より難しい資格取得の足掛かりに最適!

情報処理技術者試験のITパスポートは、スキルレベル1に当たる初心者向け試験です。

IT・情報処理に関わる基礎知識が身につくため、IT関係の就職先を探している方の入門編として活用できます。応用編の資格には、下記の内容の取得がおすすめです。

  • 基本情報技術者試験(スキルレベル2):システム開発に関わるITの応用知識が学べる内容。
  • 応用情報技術者試験(スキルレベル3):現場に活かせる高いIT技術が身につけられる内容。
  • システムアーキテクト試験(スキルレベル4):ITシステムの根幹に関わる技術が学べる内容。

就職に関わる内容の詳細は「ITパスポートは履歴書に書ける?正式名称や書き方もあわせて紹介!」の記事を参考にしてください。

ITパスポート試験の独学に不安がある場合は?対策講座を活用しよう!

衛生管理者試験の対策方法!勉強の流れを押さえよう

ITパスポート試験の対策におすすめの講座を5つピックアップしていきます。

  • 資格の大原(通学あり)
  • フォーサイト
  • たのまな
  • スタディング
  • ユーキャン

社会人から効率よく対策を進めたいときは、受講をご検討ください。

独学で進めたい方には「ITパスポートは独学で合格するのは難しい?独学で合格するコツを伝授!」の記事で詳細を解説しています。

資格・就職で実績のある「大原」

通学・通信の講座を開講している資格の大原は、社会人からじっくり勉強を進めたい方におすすめです。

実績のある講座になるため、安定した教材内容で理解を進められるでしょう。

実力判定テスト・模擬試験が受けられるため、試験直線対策として知識の定着度を図れるメリットがあります。

講座名ITパスポート 総合本コース(Web通信)
費用15,000円

大原の特徴

  • 圧倒的な合格数を誇る資格の大原
  • 教室通学、映像通学、通信講座から選べる受講スタイル
  • まずは気になる資格の資料請求から

\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
大原のカリキュラムを確認

高い合格実績を誇る「フォーサイト」

通信講座で受講者の合格率が高いフォーサイトは、フルカラーテキストや動画講義など、さまざまな勉強方法を取り入れて勉強が進められます。

2020年度の講座受講者の合格率は、驚きの90.2%の結果でした。全国平均が58.8%になるため、1.53倍の実績を誇ります。

いつでもどこでもeラーニングのシステムを導入しているため、スマホから勉強に取り組めるところも便利です。

講座名ITパスポート スピード合格講座
費用16,800円(送料別)

フォーサイトの講座については「フォーサイトのITパスポート講座の口コミ評判まとめ!特徴・他社との料金比較も紹介!」の記事で詳細を解説しています。

コース名スピード合格講座
税込み価格16,800円
受講形式オンライン
教育給付金制度教材到着日から2022年3月末日迄
特典や割引調査中
受講者の合格率
公式サイトフォーサイト公式

フォーサイトの特徴

  • 臨場感のある生配信授業やeラーニングで隙間時間に学べるフォーサイト
  • 効率的な学習で高い合格率を誇る
  • 全国平均を超える合格率のバリューセットもおすすめ低価格で質の高い学習を提供

\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
フォーサイトのカリキュラムを確認

eラーニングコースが特徴「たのまな」

ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」は、テキスト教材とeラーニングシステムの両方から勉強が進められます。

過去問5回分がついてくるため、頻出問題の傾向に慣れながら試験で知っておきたいポイントを理解できる教材です。

講座名ITパスポート試験対策講座 eラーニングコース
費用11,000円

リーズナブルな価格設定「スタンディング」

デジタル教材で勉強を進められるスタディングは、通信講座のなかでも費用が安い点が特徴です。

「無駄なく資格取得の勉強を進めたい」と効率重視の方に向いています。

スマホからも勉強ができるため、通勤時間や移動時間など、スキマ時間を使って無駄なく対策できますね。

講座名ITパスポート合格コース【2022年合格目標】
費用7,920円
コース名ITパスポート 合格コース
税込み価格7,920円
受講形式オンライン
教育給付金制度2021年版:2022年1月31日まで 2022年版:2023年1月31日まで
特典や割引調査中
受講者の合格率
公式サイトスタディング公式

スタディングの特徴

  • 要点を押さえた濃密で効率的な授業
  • 自分の成長が実感できる
  • スマホで完結するのでいつでも学習ができる

\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
スタディングのカリキュラムを確認

初学者にも手厚いサポート「ユーキャン」

大手の通信講座ユーキャンは、模擬試験・修了試験・質問サービスなどのサポート対応が充実しています。

過去問題に関しては、約800問が収録されたCD-ROM付きです。

初心者でもわかりやすい教材を使って、合格に向けた試験対策を進められます。

講座名ITパスポート講座
費用26,800円

ユーキャンの講座については「ユーキャンITパスポート試験講座の口コミ評判を紹介!他社との料金比較や特徴も一挙解説します」の記事で詳細を解説しています。

コース名 ITパスポート資格取得講座
税込み価格 26,800円
受講形式 オンライン
教育給付金制度 4ヵ月(受講開始から6か月まで指導)
特典や割引 調査中
受講者の合格率
公式サイト ユーキャン公式

ユーキャンの特徴

  • 通信教育なら生涯学習のユーキャン
  • 充実したカリキュラム
  • 気になる資格の講座を選んで申込んでみよう

\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
ユーキャンのカリキュラムを確認

ITパスポート試験の対策はインプットとアウトプットが大切!対策講座の利用も有効!

ITパスポート試験の対策は、テキスト・過去問題集を使って何度も繰り返し解くことが大切です。

独学以外の勉強法では、通学・通信講座を活用すると効率よく勉強を進められます。

試験を受けるスケジュールをおおまかに決めながら、確実に理解を進めて合格を目指してみてください。