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ITパスポートは独学で合格するのは難しい?独学で合格するコツを伝授!

ITパスポートをこれから学ぶ上で、独学で勉強したい人も多いですよね。

これからIT企業に就職したい方にとってはITパスポートは必見の資格です。

でも、どうやって勉強したら良いのか、本当に独学で合格はできるのか不安に思うことでしょう。

そこで当記事では独学で学べる最適な勉強方法についてご紹介していきます。

コンテンツ

ITパスポートはIT系の入門資格

そもそもITパスポートとはどんな資格なのでしょう。

ITパスポートとは、システムエンジニアや情報処理を扱う人材として入口となる資格です。

IT系には主に次のような資格があります。

  • ITパスポート試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験

上記の中でも、ITパスポートは基本的な知識を身につける位置づけとして実施されています。

ITパスポートの試験概要

ITパスポートは国家試験です。情報処理推進機構が実施しておりIT関連の職種に転職される方であれば必ず取得を求められる資格でしょう。

試験内容については次のとおりです。

項目内容
出題範囲ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
テクノロジ系(IT技術)
出題数ストラテジ系 35問
マネジメント系 20問
テクノロジ系 45問
試験時間120分
試験方式CBT方式
受験資格特になし
受験料5,700円(税込)

ITパスポートではIT技術以外に、経営や管理についても試験に出題されます。

情報処理推進機構が実施する他の資格では技術者に向けた内容に対して、ITパスポートではITに関わる全ての社会人を対象とした内容です。

ITパスポートの難易度は?

情報処理推進機構が実施している試験の中では入門編となっています。経済産業省が定める「ITスキル標準」で比較しても最も簡単な位置づけとしているのが特徴です。

ただし、入門編とはいえ専門用語や幅広い知識を求められます。特にIT系が苦手な方や未経験の方には難しい内容です。

次にITパスポート試験の合格率も確認していきましょう。

年数受験者合格率
2019年上期52,924人55.2%
2019年下期64,999人53.5%
2020年上期52,312人63.5%
2020年下期95,659人56.2%
2021年上期91,193人55.8%

合格率は約半数程度です。入門編としては少しやや難しめになっているでしょう。

学習を進めるにあたっては、しっかり基本知識を身につけていくことが大切です。

ITパスポートはIT系になじみがない人にこそオススメ!

情報処理推進機構が実施するITパスポートは入門編の資格となっていますが、それ以外にもITエンジニアやシステムエンジニア向けの資格として、基本情報技術者があります。

社会人であれば、基本情報技術者も取得を目指したい資格です。ではITパスポートと基本情報技術者の違いについてご紹介していきます。

項目ITパスポート基本情報技術者
出題範囲ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
テクノロジ系(IT技術)
ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
テクノロジ系(IT技術)
出題数ストラテジ系 35問
マネジメント系 20問
テクノロジ系 45問
テクノロジ系 50問
マネジメント系 10問
ストラテジ系 20問
その他:5問
試験時間120分午前150分午後150分
試験方式CBT方式筆記試験CBT方式
受験資格特になし特になし
受験料5,700円(税込)7,500 円(税込)
合格率約50%20~30%

ITパスポートでは出題数は多いものの、難易度は簡単な問題になっている傾向です。

また、広範囲でかつ基礎知識について求められるため、これからITに挑みたい方には最適な試験でしょう。

ITパスポートを取得して、さらに知識やスキルを身につけたい方には基本情報技術者に挑むことをおすすめします。

ITパスポートは独学で合格することが可能!

ITパスポートでは、書店などで多くの教材が売られており参考書で勉強ができます。

合格者の中には参考書のみで一発合格した方も多く、独学で勉強が可能です。

独学で勉強する際には次にポイントをしっかり考えていきましょう。

  1. 独学で学べる参考書選び
  2. テストに向けた計画的なスケジュールつくり

独学で学ぶ際には、自己管理をしっかりおこなっていくことが大切です。

【IT関係の仕事についている人】独学で合格が可能!

ITパスポートでは独学で学ぶことができます。気になる勉強時間は次のとおりです。

  • 50~100時間

1日2時間勉強したとして、約3ヵ月でしっかり学び終えるスケジュールです。

また独学で学ぶ際には特に次の科目をしっかりおさえていきましょう。

  • 会計・財務

ITパスポートでは、IT系以外にも、経営すなわち会計や財務についても問われます。そのため、会計や財務についてしっかり学習していく必要があるのです。

会計・財務の学習ポイントについて、次を参考にしてみましょう

  • 貸借対照表や損益計算書
  • 粗利や営業利益
  • 変動費、固定費
  • キャッシュフロー計算書

学び方は会計実務を勉強していくイメージです。とはいえ、会計に触れたことはない方には難しいかもしれません。

そこで勉強しやすい方法としては、損益計算書や貸借対照表を自分で書いていくことで頭の中に入ってきます。ぜひお試しください。

【学生の場合】予備校の活用がオススメ!

ITパスポートではIT以外にも会計や経営の知識も身につける必要があります。

会計や経営は専門学校などで勉強しなければ、独学で習得するのは難しいかもしれません。

とはいえ、在学中に高い授業料を払って受けるのも気が引けます。

そこで通信講座を検討してみましょう。通信講座のメリットは次のとおりです。

  • 受講料が安い
  • 自分のペースで始められる
  • いつでもどこでもパソコンやタブレットで勉強できる

ITパスポートの勉強時間は100時間程度と言われています。効率よく勉強するためにも多くのメリットがある通信講座で効率よく勉強ができお得です。

ではITパスポート合格のためのおすすめの通信講座についてご紹介していきます。

コース名ITパスポート 合格コース
税込み価格7,920円
受講形式オンライン
教育給付金制度2021年版:2022年1月31日まで 2022年版:2023年1月31日まで
特典や割引調査中
受講者の合格率
公式サイトスタディング公式

【ITになじみの薄い社会人】予備校の活用がオススメ!

接客業やドライバーなどITとはあまり縁がない職種の方にとって、ITの専門用語を覚えていくのはとても大変です。

ITパスポートの勉強時間は100~150時間と言われています。

そこで成長意欲の高いIT企業に転職したいと思いがある方は、通信講座でサポートを受けながら勉強を進めてみましょう。

ITパスポートの通信講座を受けるメリットは次のとおりです。

  • 専門用語をわかりやすく解説。
  • 動画配信などで勉強できる。
  • サポート体制が整っている

動画やサポート体制が整っているので、わからない点は解説を見ながら効率よく学ぶことができます。

ではITパスポートを合格のためのおすすめの通信講座についてご紹介していきます。

独学にオススメの勉強方法は?

まず独学で勉強していくには、どのような勉強で進めていけば良いでしょうか。

  1. 余裕のある計画スケジュールを立てていく
  2. 試験日の1か月前までに出題範囲をしっかり学び終える

余裕のある計画スケジュールを立てていきましょう。

試験日までに出題範囲をしっかり学び終えることが理想です。

また、書店には多くの参考書が売られています。書店に行き自分の学習に合いそうな参考書を購入します。また購入する際には参考書の他に問題集もあわせて購入するのがおすすめです。

参考書でインプット作業を行い、問題集でアウトプットを進めていきます。この繰り返しを行なっていきましょう。

試験の3か月以上前には対策を始める

ITパスポートの最適な勉強時間は100~180時間です。3か月で学習を終えるスケジュールになります。

そのため3か月前に勉強を始めて、1か月前には問題集や模擬試験などを行なっていきます。

  • 1か月目 参考書でインプット
  • 2か月目 参考書と問題集でアウトプットを行なっていく
  • 3か月目 問題集と模擬試験で繰り返し解いていく

上記を進められれば知識も固まってきて、試験でも十分に発揮できること間違いなしです。

最新版の参考書を一冊極める

独学で進めていくには、自分に合った最適な参考書が不可欠です。

参考書と問題集をセットで勉強していき、インプットとアウトプットを繰り返し行なっていきましょう。

参考書によっては、イラストが豊富に載っていたり、漫画のような吹き出し形式を見ながら学べます。

まずは書店で参考書を手に取り、自分の頭に入りやすい本を選んでいきましょう。

特に初心者の方はイラストや図解が入っている参考書がおすすめです。文字のみではイメージしづらい点があります。頭の中でイメージしやすいようにイラスト入りの参考書を選んでいくことが大切です。

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

短期間での合格したい方におすすめの参考書です。

  • すぐに転職をしたい人向け
  • 出題が多い問題が掲載
  • 効率良く学びたい

試験に出やすい問題を抜粋されているので、効率よく勉強を進められます。すぐに転職予定の方や、パソコン操作に慣れている方は必見です。

専門用語解説ページもあるため、初心者の方にもおすすめです。

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート

「楽しく勉強したい」そんな方には漫画形式のこの参考書がおすすめです。

  • 「吹き出し式」で漫画のように学べる
  • 専門用語も優しく解説
  • テキストが苦手な方にもおすすめ

専門用語があっても優しく解説してくれるので、初心者でも楽しく学べます。またイラストが多いため、テキストが苦手な方にもおすすめできる1冊です。

イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室

たくさんの受験者が購入しているこの参考書では、イラストが中心にあって楽しく勉強ができます。

  • 多くの受験者が愛用
  • 難しい専門用語はイラストで解説
  • IT系が苦手な人にもおすすめ

専門用語もわかりやすく丁寧に解説しているため、IT知識がない方でも抵抗なく読めるのが特徴です。

確認問題もあるため、ITパスポートの入口として最適な参考書でしょう。

直前期は過去問演習を繰り返す

参考書や問題集で一通り学び終えたら、直前期には次の学習法を進めていきましょう。

  • 過去問演習を繰り返し行なっていく。

試験直前はとにかく過去問演習で出題されるであろう問題を解いていきます。問題を繰り返し解いていき知識を固めることで、試験当日は安心して問題を解答できるのでおすすめです。

ITパスポートでは過去問を公開しています。Webサイトで手に入りますので、気になる方はダウンロードしてみましょう。

独学で実際に合格した人の口コミ

独学で実際に合格した方の口コミについて確認していきましょう。

2021年に独学で合格した口コミを集めてみましたが、印象的なのは次のとおりです。

  1. 知識ゼロから挑戦
  2. コツコツと勉強
  3. FPや簿記も同時に取得

ITパスポートはITに関する基本的な知識が中心です。未経験や知識がない方でもコツコツ勉強すると合格のチャンスがあることを口コミから伺えます。

また、ITパスポートは会計・経営分野も範囲に入っているため、FPや簿記も同時にチャレンジしている方も多い傾向です。

ITパスポートは独学で合格可能!不安であれば予備校も選択肢に

ここまでITパスポートについてご紹介していきました。まとめてみましょう。

  • ITパスポートはIT系資格の入門編
  • 合格率は約50%程度
  • 独学でも勉強はできる
  • 参考書1冊で極められる
  • 会計や経営分野は難しい
  • 時間効率を求める方は通信講座がおすすめ

ITパスポートでは、独学で勉強できるのでおすすめです。IT系では入門となる資格で毎年多くの受験がいます。

出題範囲はIT知識に加え会計や財務分野の問題も出題されるので、独学で勉強するにはハードルが高めでしょう。そこで通信講座を利用して勉強するのがとてもおすすめです。

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