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中小企業診断士の受験資格とは?高卒でも受けられる?そのほか試験難易度まで詳しく解説!

中小企業診断士の受験資格って?高卒でも受けられる?そのほか試験難易度まで詳しく解説!

「中小企業診断士の受験資格は?」

「キャリアを拓く資格にチャレンジしたい」

このように、中小企業診断士に興味を持つ人が増えています。

日本の企業は、時代とともに人手不足問題が深刻化しています。ITシステムを刷新する、業態の方向性を検討し直すなど、コンサルタントの需要が拡大しています。

中小企業診断士は、企業経営の知識を網羅している証明となる国家資格です。中小企業診断士試験の難易度は5%前後と難しい試験ですが、受験資格はなく誰でもチャレンジできます。

この記事では、中小企業診断士の受験資格や難易度、試験概要について解説しています。ぜひ、中小企業診断士の学習検討をしている人はご覧ください。

資格講座名アガルートアガルートフォーサイトフォーサイト大原大原スタディングスタディング
コース名総合カリキュラムバリューセット11次・2次合格コース中小企業診断士 1次2次合格コース
税込価格76,780円63,800円268,000円69,300円
受講形式オンラインオンラインweb通信オンライン
教育給付制度記載なし21回各校に問い合わせ3回
特典や割引合格したらお祝い金3万円+全額返金。模擬口頭試験1回合格したら、最大2,000円のアマゾンギフトコード2021年に第1次試験または第2次試験の受験をされた方は20%off合格で10,000円のお祝い金
受講者の合格率記載なし60%記載なし記載なし
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

中小企業診断士の内容や難易度は?経営コンサルタントのための国家資格!

中小企業診断士の内容や難易度って?経営コンサルタントのための国家資格!

中小企業診断士の仕事は、中小企業支援法では「経営の診断及び経営に関する助言」とされています。つまり、中小企業診断士の業務は、企業の財政状態や経営成績を踏まえた上で、成長のための戦略をアドバイスできるコンサルティング職です。

中小企業診断士は、業務の幅が広い職業で、中小企業と行政や金融機関等をつなぐ重要な役目を果たしています。企業経営に関する知識の幅が深く広いので、他の資格とダブル取得をして、さらにフィールドを広げている人も少なくありません。

中小企業診断士試験の難易度は高く、最終合格率は5%程となっています。試験は一次試験と二次試験があり、どちらもしっかりとした対策が必要です。

一次試験合格率は、年度によりばらつきがありますが20%〜40%、二次試験合格率は、18%程度です。直近5年間の合格率は次のとおりです。

一次試験合格率

2021年度 36.4%

2020年度 42.5%

2019年度 30.2%

2018年度 23.5%

2017年度 21.7%

直近5年平均30.8%

二次試験合格率

2020年度18.4%

2019年度18.3%

2018年度18.8%

2017年度19.4%

2016年度19.2%

直近5年平均18.8%

一次試験と二次試験、どちらも通過する合格率は「5.7%」となり、難易度の高い試験であることがわかります。(2021年度の二次試験統計結果は2021年12月現在未発表)

中小企業診断士の資格は役に立たない?仕事内容や活かし方を知って収入アップを目指そう!

中小企業診断士の資格は役に立たない?仕事内容や活かし方を知って収入アップを目指そう!

中小企業診断士の資格は、独立を目指す人にとっても、キャリアアップを目指す人にとっても、必ず役に立つ資格です。今、社会人から、もっとも注目されていると言っても過言ではないでしょう。

かつては、定年後の独立開業のために中小企業診断士の資格を取得する人が多かったようです。しかし現在は、キャリアアップや独立開業、昇進や転職による収入アップなど、若い世代からも資格の必要性が認知されています。

企業を取り巻く社会情勢が、スピーディーであるがゆえに、企業経営戦略に行き詰まる場面などが増え、中小企業診断士の需要が高まっているのです。

また、AIを取り入れた業務改善や、国が推し進めているDXと呼ばれる新しい戦略にも、コンサルタントの重要性が改めて認知され、中小企業診断士のフィールドは時代とともに拡がっています。

中小企業診断士になるための資格学習では、経営に関わる幅広い知識を身に付けます。例えば、経営戦略・マーケティング・財務会計・IT・法務・在庫管理など、企業活動に欠かせない知識を学びます。

これらの知識を生かした仕事は、限りなく存在し、自分の強みである分野を持って活躍できるでしょう。そのために、他資格との相性も良く、W資格で開業する人も多いです。

中小企業診断士の資格を取る方法については「中小企業診断士の資格を取るには?なる方法・難易度・勉強法を解説します!」で詳しく紹介しています。

中小企業診断士の受験資格は?一次試験は条件なし!

中小企業診断士の受験資格は?一次試験は条件なし!

中小企業診断士には、受験資格が設けられていません。

年齢・国籍・学歴にかかわらず、誰でも受験できる国家資格です。高卒の人も、社会人も、定年退職者もチャレンジしています。

中小企業診断士の一次試験の免除はある?大学や資格によって免除される!

中小企業診断士の試験には、一次試験と二次試験があります。

一次試験は7科目、マークシート形式で行われます。試験科目は、次のとおりです。

1日目科目

・経済学・経済政策

・財務・会計

・企業経営理論

・運営管理

2日目科目

・経営法務

・経営情報システム

・中小企業経営・中小企業政策

全科目の総合得点が60%を超えれば合格となります。ただし各科目の得点が40%をそれぞれ超えていなければ不合格です。

一次試験には、科目合格制度があります。60点以上を取得した科目について「科目合格」とされる制度です。科目合格制度は以降2年間の試験で有効です。

たとえば、初回の受験で3科目が60点を超え、全体として不合格の結果が出た場合、翌年と翌々年の試験では、60点を超えた3科目が免除されます。

また、保有資格による科目免除制度が設けられています。税理士資格保有者は、財務・会計科目免除、技術士資格保有者は、経営情報システム科目免除などがあります。免除になる科目はこちらでチェックできます。

中小企業診断士 他資格等保有による試験科目免除情報 (shindan-shi.jp)

中小企業診断士の二次試験とは?筆記と口述の2つ構成!

中小企業診断士の二次試験って?筆記と口述の2つ構成!

中小企業診断士の試験の二次試験は、筆記試験と口述試験から構成されています。筆記試験合格者は、口述試験の受験に進むことができます。

筆記試験とはどんなもの?一次試験に合格していることが受験資格!

中小企業診断士の一次試験に合格した人は、二次試験を受けることができます。

中小企業診断士試験の二次試験は筆記形式で行われます。試験科目は、次のとおりです。

  • 中小企業の診断および助言に関する実務の事例1 組織・人事
  • 中小企業の診断および助言に関する実務の事例2 マーケティング・流通
  • 中小企業の診断および助言に関する実務の事例3  生産・技術
  • 中小企業の診断および助言に関する実務の事例4  財務・会計

全科目の総合得点が60%を超えれば合格となります。ただし各科目の得点が40%をそれぞれ超えていなければ不合格です。

口述試験とはどんなもの?筆記試験に合格していることが受験資格!

中小企業診断士の二次試験の筆記試験に合格した人は、口述試験を受けることができます。

口述試験は、試験官と受験者の口頭による会話形式により行われます。プレゼンテーション力が試される試験です。

科目は、筆記試験の出題範囲から、抜粋されます。

二次試験を合格したらすぐなれる?中小企業診断士実務補習の受講が必要!

二次試験を合格したらすぐなれる?中小企業診断士実務補習の受講が必要!

二次試験に合格したら、すぐに中小企業診断士になれるわけではありません。二次試験合格者は「中小企業診断士実務補習」を受ける必要があります。

中小企業診断士実務補習は、合格者を集めた約15日間の実習です。指導官のもとで、実際の企業に対する経営診断・助言などの実務実習を行います。この実習を経て、中小企業診断士登録が初めて可能になります。

中小企業診断士と社労士はどっちを受けるべき?

中小企業診断士と社労士はどっちを受けるべき?

中小企業診断士と社会保険労務士のダブルライセンスは、とても強い組み合わせと言われています。なぜ、この2つの資格がダブルライセンスとして魅力があるのでしょうか。

理由は、中小企業診断士は企業の経営に役立つ資格で、社会保険労務士は企業の労務に役立つ資格だからです。

中小企業診断士は、企業を支援する仕事です。労務関連の知識が強ければ、より適切なコンサルティングが可能になります。

どちらを先に学習するかは、最終目標によって選択すると良いでしょう。

「中小企業診断士として働きたい」なら中小企業診断士を取得、「社会保険労務士として働きたい」なら社会保険労務士の取得ということになります。

どちらも長い道のりになりますので、通信講座などを利用すると効率よく学習が進むでしょう。

社会保険労務士については「社会保険労務士の予備校講座のおすすめ5選を厳選紹介!講座選びのポイントや独学との違いを解説」で詳しく紹介しています。

中小企業診断士の勉強はいつから始める?受験までの計画を立てよう!

中小企業診断士の勉強はいつから始める?受験までの計画を立てよう!

中小企業診断士の試験は、例年8月に行われています。学習の開始時期は、基本的には1年前が推奨されます。

一般的なスケジュールは次のとおりです。

学習スケジュール

試験前年度8月から試験年度4月

一次試験対策インプットと基礎のアウトプットおよび、二次試験対策インプット

・試験年度5月〜7月

一次試験対策アウトプット

・試験年度8月

一次試験本番、二次試験のアウトプット

・試験年度10月

二次試験本番(筆記)

・試験年度12月

二次試験本番(口述)

ストレートで二次試験までの合格を目指す場合には、試験1年前の学習スタートと同時に二次試験に向けた学習もしっかりと行っておく必要があります。範囲が広く、しかも一次と二次に分かれる試験形態であることから、独学では学習スケジュールが難しい試験です。

資格スクールや通信講座でも、中小企業診断士対策講座を開講していますので、ぜひ、利用を検討してみてください。

中小企業診断士の通信講座を比較!自分に合ったところを見つけよう!

中小企業診断士の通信講座を比較!自分に合ったところを見つけよう!

中小企業診断士講座を扱っている、オンライン資格スクールを紹介します。

1.アガルート

アガルートの中小企業診断士講座の講義は、各科目約10時間~25時間で履修できるコンパクトなカリキュラムが好評です。

すべてオンラインで完結、ボリュームのある学習範囲も、講義動画とテキストで網羅できます。スマートフォンでの学習も隙間時間に可能、音声ダウンロードは8段階の倍速機能でご自身のペースで効率よく学習を進められます。

 

アガルートの特徴

  • 合格までの最短ルートを提供してくれるアガルート
  • 予備試験や司法試験など難関資格に強い
  • 月に1回講師によるカウンセリングが受けられる

\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
アガルートのカリキュラムを確認

2.スタディング

スタディングの中小企業診断士講座は、通勤時間を最大限活用できる講座として好評です。

動画と音声による講義で、初学者でも分かりやすいカリキュラムが組まれています。また、オンラインのみの講座を展開し、受講生に負担の少ない低価格での講座を実現しています。

スタディングの特徴

  • 要点を押さえた濃密で効率的な授業
  • 自分の成長が実感できる
  • スマホで完結するのでいつでも学習ができる

\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
スタディングのカリキュラムを確認

3.フォーサイト

フォーサイトの中小企業診断士講座は、視覚からも理解が進むフルカラーテキストと講義がリンクされています。

厳しい研修や評価制度をクリアしている優秀な講師陣が揃っていることも高い評価の理由です。フォーサイト専用スタジオで制作・収録されているので、PCからもスマートフォンからも高品質で臨場感のある授業を受けられます。

フォーサイトの特徴

  • 臨場感のある生配信授業やeラーニングで隙間時間に学べるフォーサイト
  • 効率的な学習で高い合格率を誇る
  • 全国平均を超える合格率のバリューセットもおすすめ低価格で質の高い学習を提供

\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
フォーサイトのカリキュラムを確認

中小企業診断士に受験資格の条件はない!興味があれば挑戦してみよう!

中小企業診断士に受験資格の条件はない!興味があれば挑戦してみよう!

ここまで、中小企業診断士について、受験資格や難易度などの情報をお届けしました。今後も需要が見込まれます。受験資格に条件はないので、興味があれば、すぐに学習を開始できる国家資格です。

ぜひ、変化の著しい時代に生き残るために、中小企業診断士の受験にチャレンジしてみてください。

資格講座名アガルートアガルートフォーサイトフォーサイト大原大原スタディングスタディング
コース名総合カリキュラムバリューセット11次・2次合格コース中小企業診断士 1次2次合格コース
税込価格76,780円63,800円268,000円69,300円
受講形式オンラインオンラインweb通信オンライン
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特典や割引合格したらお祝い金3万円+全額返金。模擬口頭試験1回合格したら、最大2,000円のアマゾンギフトコード2021年に第1次試験または第2次試験の受験をされた方は20%off合格で10,000円のお祝い金
受講者の合格率記載なし60%記載なし記載なし
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