「公認会計士になるには予備校に通った方が良いのか?」
「自分に合った公認会計士の予備校選びのポイントを知りたい」
公認会計士の資格取得を目指していて、予備校に通うかどうか迷っている、または予備校の選び方がよく分からないという方はいませんか?
この記事では、公認会計士の予備校にスポットを当てて、以下の内容を解説します。
- 公認会計士を目指すなら【予備校を選んだ方が良い理由】
- 公認会計士の予備校選び【大切な3つのポイント】
- 公認会計士の予備校選び【通学か通信の選択基準】
- 公認会計士の予備校選び【リーズナブルに通える方法】
- 公認会計士の予備校選び【厳選おすすめ3校を紹介】
公認会計士を目指す方にとって、参考になる内容なので、ぜひご覧になってください。
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公認会計士の予備校に通う方がいい?独学は難しい
結論から言うと、公認会計士になるには予備校に通うことをおすすめします。理由は以下の3点をご確認ください。
- 公認会計士は弁護士・医師と並ぶ三大国家資格で最難関の資格試験のため
- 試験科目が多く学習量が膨大になるので独学では効率的な勉強が難しいため
- 短答式試験と論文式試験があり独学だけでは分からない客観的視点が必要なため
このような理由から、予備校の有効活用が公認会計士合格までの近道になります。
公認会計士の独学のメリット・デメリットについては「【最新版】公認会計士の独学は不可能?独学のメリット・デメリットを解説!」で詳しく書いていますので、ご覧になってください。
また公認会計士の難易度については「公認会計士の難易度はどのくらい?気になる合格率や試験について調査!」で扱っています。こちらの記事も合わせてチェックお願いします。
公認会計士の予備校はどう選ぶ?選び方のポイント3選
ここでは、公認会計士の予備校選びの大切なポイントを3つ解説しましょう。自分の中で優先順位が高いポイントを押さえて、バランスの良い予備校選びの参考にしてください。
①費用はどれくらいかかるか?
公認会計士の予備校にかかる費用は、50〜90万弱が目安になっています。予備校の規模やカリキュラムによって、費用に開きがあるので注意が必要です。
また、受講料以外にも、テキスト代や模試代などがかかるため、費用の項目は細かくチェックしておいた方が良いでしょう。
予備校の費用は決してリーズナブルな金額ではないので、予算が厳しい場合は、通信講座の受講を検討してみてください。
②社会人でも通える距離・時間帯か?
生活拠点から近く交通の便が良い立地か、生活リズムに合った無理のない時間帯に受講できるか、などの物理的な理由も予備校選びには大切です。
社会人になると時間の捻出が難しくなる一面があるので、通いやすく生活リズムを圧迫しない時間帯で利用できる予備校を選ぶと良いでしょう。
公認会計士に合格できる学力を身に付けるには、ペースメーカーとなる予備校に通い続けて、効率的な学習を継続する必要性があります。
③合格者実績はどれくらいか?
公認会計士の予備校を選ぶ際には、合格実績を確認してください。なぜなら、実績の高い予備校であれば、指導力も高いと考えられるからです。
ただし、大手と中堅の予備校では規模が違うため、いちがいに合格者数が多ければ良いというわけではない点に注意してください。
合格者数だけでなく、合格率や受講者の声なども参考に総合的に判断すると良いでしょう。
公認会計士の予備校おすすめは?3つに厳選して紹介!
ここでは、公認会計士の予備校を厳選して3つご紹介します。それぞれの特徴をチェックして、自分に合った予備校を選んでみてください。
「CPA」は公認会計士の予備校人気TOPクラス!
CPAは公認会計士の合格実績が高く、人気のある予備校になります。2021年度の公認会計士試験の合格者数は510名と、全体合格者数の35%に達する合格率を誇っているのです。
講座は通学・通信スタイルから選択可能で、常勤のベテラン講師陣による徹底的な個別サポートにより合格を目指します。
CPAの公認会計士講座のポイントは以下の3点です。
- 講師数と受講生数が適正規模
- 講師全員が公認会計士試験合格者
- CPA独自の奨学金制度を利用可能
CPAの公認会計士講座の詳細は、以下の公式サイトリンクからご確認ください。
コース名 | 公認会計士講座 |
価格 | コースによって異なるので公式HP確認 |
受講形式 | 通学・通信 |
公式サイト | CPA公式 |
「LEC」はお金がない大学生で公認会計士予備校に通いたい人におすすめ!
LEC(東京リーガルマインド)は、リーズナブルな受講料が特徴の公認会計士講座になります。受講料はリーズナブルですが、カリキュラムは適正な内容になっているので安心してください。
LECでは、学習開始から本試験まで科目別に適任の講師が指導し、専門性を高めてより実践的な学習を実現しています。
LECの公認会計士講座のポイントは以下の3点です。
- 短答式と論文式を分けた料金体系
- 高い的中率の答練・模試予想問題
- 担任制の導入で受講生をサポート
LECの公認会計士講座の詳細は、以下の公式サイトリンクからご確認ください。
コース名 | 公認会計士 |
価格 | コースや申し込み時期によって異なるので公式HP確認 |
受講形式 | コースにより通信・通学の形式が異なるので公式HP確認 |
公式サイト | LEC公式 |
「大原」は大手の安心感がある!
大原は資格の学校として有名で、大手ならではの安心感がある予備校になります。受講生のニーズに合わせて複数のコースを準備しているので、きめの細かい対応が可能です。
大原では、全国に展開する40ある校舎で、常勤のプロ講師による質の高い講義と指導をおこなっています。校舎間の転校や仕事の都合による出張時の講義の振替など、フレキシブルな対応が可能です。
大原の公認会計士講座のポイントは以下の3点があります。
- Web講義で効率よく学習可能
- モバイル教材でいつでもどこでも勉強可能
- 試験合格後の就業もしっかりとサポート
大原の公認会計士講座の詳細は「大原の公認会計士講座の口コミ評判まとめ!悪い評判はある?大原ならではの強みをご紹介します!」に記載していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
大原の公認会計士講座の詳細は、以下の公式サイトリンクからご確認ください。
公認会計士は予備校通学と通信講座どちらがいい?現状に合ったものを選ぼう
公認会計士の予備校は通学と通信でどちらが良いでしょうか。結論から言うと、自分にあった講座を選ぶのがベターです。
ここでは、公認会計士講座の通学と通信の特徴について、解説しましょう。
社会人で公認会計士を目指すなら?スケジュールを立てやすいのは通信講座
忙しい社会人が仕事をこなしながら、公認会計士を目指すなら通信講座がおすすめになります。なぜなら、通信講座はスケジュールを立てやすく、自分の都合に合わせてマイペースに学習を進められるからです。
独学が不安なら?通学で安心感のある学習を
独学や通信講座の場合、自己管理ができないと継続した学習ができません。そんな不安がある場合は、通学講座を受講すると良いでしょう。通学すること自体がペースメーカーとなり、継続した学習が可能です。
公認会計士の予備校にできるだけ安く通いたい!活用できる制度3つ
公認会計士の予備校に、できるだけ安く通える3つの制度をここで紹介します。
上手に制度を活用して、公認会計士合格を目指してください。また、予備校によって取り扱いの可否が異なるので、該当する予備校に必ず確認しましょう。
①教育訓練給付制度
教育訓練給付制度とは、一定の条件を満たしている場合、受講代金の一部が雇用保険から補助される制度です。教育訓練給付制度は「一般」・「特定一般」・「専門実践」の3つに大別されます。
②奨学金制度
予備校によっては、独自の奨学金制度を導入している場合があるのです。奨学金制度を申請するには、奨学生試験を受けて合格、または優秀な成績を修める必要があります。
③特待生制度
予備校独自の特待生制度を導入している場合は、奨学金制度と同じく特待生試験に合格、または優秀な成績を修めれば、制度の利用が可能です。
ダブルスクールで各予備校のコースを使い分ける手もある
公認会計士の予備校では、ニーズに応じたさまざまなコースが設定されています。そのため、自分の状況や学力に応じて各予備校のコースを組み合わせ、費用を抑える手法があるのです。
具体的には、短答式と論文式でそれぞれ予備校を使い分けると、講座代金をリーズナブルにできる場合があります。
公認会計士の予備校は自分に合ったものを選ぼう!
公認会計士は、最難関の国家資格試験なので独学は避けて、自分のライフスタイルに合った予備校を選択してください。
また公認会計士の将来性については「公認会計士に将来性はある?AIの影響を踏まえて解説!」で詳しく解説していますので、こちらもチェックお願いします。
ここで、公認会計士の予備校についてまとめますので、以下ご確認ください。
- 公認会計士は独学を避けて予備校を有効活用
- 公認会計士の予備校を選ぶ際のポイントは3つ
- 公認会計士の厳選おすすめ予備校は3つ
- 公認会計士の予備校は通学と通信の2つのスタイル
- 公認会計士の予備校をリーズナブルに活用できる制度は3つ
自分に合った最適な予備校を選んで、将来性のある公認会計士を目指しましょう。
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