この記事では、危険物取扱者乙4(乙種4類)の資格を取得したい人に向けて情報をお届けします。
「危険物取扱者乙4の難易度はどのくらい?」
「独学で、危険物取扱者乙4に合格するのは難しい?」
など、不安を感じている人も少なくありません。危険物取扱者乙4対策では、日常では使用しないキーワードが多く出てきます。ですが、コツコツ学習を積み上げれば、危険物取扱者乙4は独学でも合格可能な試験です。
危険物取扱者乙4の難易度や特徴、試験対策方法などを詳しく解説します。危険物取扱者乙4の資格を取得したいと検討している人は、ぜひ、最後までご覧ください。
資格講座名 | ユーキャン | フォーサイト | スタディング |
コース名 | 危険物取扱者資格取得講座 | 危険物取扱者乙種4類 スピード合格講座 | 危険物取扱者 乙種4類合格コース |
税込価格 | 39,000円 | 10,800円 | 4,950円 |
受講形式 | オンライン | オンライン | オンライン |
教育給付制度 | 1日3問まで | 3回 | 記載なし |
特典や割引 | メインテキスト3冊 | 合格したら、最大1,000円のアマゾンギフトコード | 合格でamazonギフト券1000円分 |
受講者の合格率 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
コンテンツ
危険物取扱者乙4とは?実務で活かしやすい資格
受験者が多く実務に活かしやすい危険物取扱者乙4について、概要をみてみましょう。
危険物取扱者乙4の概要をまとめてチェック!
「危険物取扱者乙4」とは、危険物取扱者免状の種類の1つです。危険物取扱者は、化学メーカーやボイラー室、危険物質を保管する設備内作業、化学物質を運搬する業務にあたる人が取得している資格です。
このような危険物を扱う業種のなかでも、もっとも身近で求人数が多いのが「ガソリンスタンド」です。都市部や地方、どこにでもガソリンスタンドは必要です。危険物取扱者乙4の資格をとれば、場所を問わずに仕事に活かすことができます。
危険物取扱者乙4試験の、受験資格や日程など基本情報をまとめてチェックしましょう。
【危険物取扱者乙4試験概要】
試験種別 | 国家資格 |
実施団体 | 一般財団法人消防試験研究センター |
試験日時 | 都道府県により異なる/通年実施 |
試験会場 | 全国の都道府県 |
受験資格 | 条件なし/誰でも受験可能 |
試験方法 | マーク・カードを使った筆記試験/5肢択一式 |
出題科目: | 1.危険物に関する法令(15問) 2.基礎的な物理学・基礎的な化学(10問) 3.危険物の性質、危険物の火災予防・消化方法(10問) |
試験時間 | 120分 |
合格基準 | 出題科目それぞれ、60%以上の得点 |
危険物取扱者乙4を取得すると、他の危険物取扱者試験を受験するときに科目免除制度を利用できます。試験制度や詳しい内容は、『危険物乙4の正式名称は?危険物取扱者や乙4の取り方など幅広く解説!』をご覧ください。
危険物取扱者試験の中でも乙4は受験者が多い!
危険物取扱者免状の種類は「甲種」「乙種」「丙種」の3つの種類があります。「乙種」は、さらに6つに分類されています。危険物取扱者試験のなかでも、受験者がもっとも多いのは、乙4です。
- 「甲種」・・・全種類の危険物を扱うことができる資格です。取り扱い・定期点検・保安の監督ができます。甲種取得者立ち合いにより、免許不所持者も取り扱い・定期点検を行うことが可能です。
- 「乙種」・・・ガソリン・アルコール類・灯油などの引火性液体を扱うことができる資格です。取り扱い・定期点検・保安の監督ができます。乙種取得者立ち合いにより、免許不所持者も取り扱い・定期点検を行うことが可能です。
- 「丙種」・・・ガソリン・灯油などを扱うことができる資格です。
丙種危険物取扱者は、特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限り、取り扱いと定期点検ができます。立ち合いはできません。
・危険物取り扱いの立ち合いについて
免許不所持者が危険物を扱うには、必ず甲種または乙種免許を持つ人の立ち合いが必要です。身近な場面で例えると、ガソリンスタンドのアルバイトスタッフです。免許のないアルバイトスタッフにガソリン補給作業をしてもらう場面があります。その場合、必ず、乙種以上の免許を持つ人の立ち合いが必要となります。
【危険物取扱者免状】
甲種:全種類の危険物
乙種:免許状ごとに定められた危険物の取扱い・定期点検・保安監督が可能、乙種免許状区分は第1類~第6類
- 第1類「酸化性固体」:塩素酸塩類・過塩素酸塩類・過マンガン酸塩類
- 第2類「可燃性固体」:硫化りん・赤りん・硫黄・鉄粉・金属粉・マグネシウム
- 第3類「自然発火制物質・禁水性物質」:カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りん
- 第4類「引火性液体」:特殊引火物・アルコール類・動植物油類・第1~4石油類(ガソリン・灯油・軽油・重油・シリンダー油など)
- 第5類「自己反応性物質」:有機過酸化物・硝酸エステル類・ニトロ化合物
- 第6類「酸化性液体」:過塩素酸・過酸化水素・硝酸
丙種:ガソリン、灯油、軽油、重油など
(参考:『総務省消防庁『消防法別表第一』)
実務で使いやすいのが主な理由
危険物取扱者免許のなかでも、もっとも人気が高いのが「危険物取扱者乙4」です。この免許で扱える第4類危険物には、ガソリン・軽油・灯油など、生活に必要な危険物が含まれます。これらの身近な危険物を取り扱うことができる危険物取扱者乙4保有者は、求人数も多く需要が高いです。
ガソリンスタンドや石油販売所などの危険物を取り扱う施設には、危険物取扱者の設置義務があります。セルフ式のガソリンスタンドにおいても、危険物取扱者の乙4または甲種免許を保有するスタッフが常駐しなければなりません。
免許保持者が常駐していれば、無資格者がセルフで給油を行うことが可能です。これらの理由から、危険物取扱者甲種と危険物取扱者乙4の資格保持者は、ガソリンスタンドや給油販売所で活躍できます。乙4免許は、実務で使いやすく場所を問わずに働けるのが魅力ですね。
他試験への免除制度にも活用できる
危険物取扱者乙4免許は、他資格試験の免除制度にも活用可能です。
すでに、危険物取扱者乙4免許を取得している場合、他の乙種試験を受験する場合に科目免除を受けられます。免除される科目は、次の科目です。
- 危険物に関する法令
- 基礎的な物理学・基礎的な化学
つまり、「危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法」の一科目のみを受験すればOKです。
危険物取扱者乙4の資格でできることは?ガソリンなどを扱える
危険物取扱者乙4の資格が活かせる業務を、詳しく解説します。
危険物取扱者乙4資格保持者は、引火性液体を取り扱うことができます。引火性液体には、ガソリン・灯油・軽油・重油・シリンダー油などがあります。これらの液体を扱う、次のような場所での業務に活かすことができます。
職場例:ガソリンスタンド・化学工場・屋外タンク貯蔵所・タンクローリー運搬など
対応危険物:第4類「引火性液体」特殊引火物・アルコール類・動植物油類・第1~4石油類
業務範囲:第4類「引火性液体」の取り扱い・定期点検・保安の監督
危険物取扱者乙4免許を取得しておくと、採用試験で有利になったり、資格手当がついたりなどのメリットが考えられます。
また、アルバイトをしながら資格を目指しても良いのではないでしょうか。業務で触れている内容を理論で学ぶことは、とても面白く感じられます。効率良く試験勉強が進むでしょう。
危険物取扱者乙4は難易度が高いの?乙種の中で特に難しいわけではない
難易度が高い理由は、大きく2つ考えられます。次の章で詳しく触れますので、ここでは”難しいわけではない”理由を解説します。
1.初学者が多い
危険物取扱者乙4試験は、はじめて危険物を扱う人が受験する傾向がある試験です。そのため、学習に慣れていないことや専門用語を覚えられずに不合格となる人がいます。難易度が高いわけではなく、学習慣れしていない人が少なからず受験しているので、合格率が低くなっていると捉えておきましょう。あまり不安にならなくて大丈夫です。
危険物取扱者乙4試験は、ファーストステップとして取得することが多い試験です。乙種4類の試験対策では、さまざまな業界で広く使われる化学物質の扱いを習得できます。
「まずは、乙4を取得しておこう!」
と考える人が多いので、必然的に受験者層に初学者の多い試験となります。乙種の中でも4類以外は、やや専門的な化学物質を扱える免許となっています。そのため、乙4以外は、ステップアップ試験と考えて良いでしょう。
2.学生受験者が多い
難易度が高いわけではない理由に、学生受験者が含まれていることがあげられます。危険物取扱者乙4試験は、高専の学生や高校生なども受験しています。学校で強制的に受けさせられている人も少なくありません。
業務に必要だからという理由で受験勉強をすることと、強制で受験勉強をすることでは、モチベーションに差が出ます。強制的に勉強をさせられた人は、学習不足の状態で、試験当日を迎えている可能性が高いです。
合格率の数値は低くても、このような事情があることを知っておきましょう。しっかり対策をすれば、決して難しい試験ではありません。
危険物取扱者の難易度は高くない?なぜ合格率が低いのか解説!
危険物取扱者乙4試験の合格率について、もう少し、具体的に根拠をみてみましょう。
危険物取扱者乙4の難易度は?偏差値48前後
危険物取扱者乙4試験の偏差値は、48前後と位置づけられています。真面目に学習すれば合格可能性が高い試験です。ちなみに、危険物取扱者甲種は偏差値55前後とされています。
偏差値データは、あくまでデータです。3科目すべて60%以上の得点が必要であることを忘れないようにしましょう。文系の授業しかとってこなかった人にとっては、「基礎的な物理・基礎的な科学」が鬼門となります。
他の事務系国家試験に合格している人でも、「基礎的な物理・基礎的な科学」が苦手で不合格になってしまったという声が少なくありません。通年実施している試験なので、受験チャンスには恵まれますが、やはり一度で合格するに越したことはありません。
「基礎的な物理・基礎的な科学」では、固体から気体への昇華例や元素、有機化合物などが試験範囲です。有機化合物では、成分元素(炭素C・水素H・酸素O・窒素N)についても網羅的に覚える必要があります。
偏差値が40台ときくと、やや簡単な試験のように思われます。ですが、危険物取扱者乙4試験は文系の人には努力が必要です。逆に、高校で理系科目を選択してきた人には、易しく感じられるでしょう。
合格率が低い理由は?
危険物取扱者乙4試験の合格率が低い理由を、受験者層の角度からみてみましょう。危険物取扱者乙4試験の合格率の低さは、次の理由が考えられます。
- 受験者数が多いこと
- 初学者が多いこと
- 合格ラインが厳しい
それぞれ詳しく解説します。
受験者数が多いから
危険物取扱者乙4試験の合格率の低さは、受験者数が多いことが理由の1つと考えられます。受験資格が設けられておらず、受験者には、学生受験者・初学受験者が多いことも関連するでしょう。
危険物取扱者乙4試験の受験者は、例年20万人を超えており、合格率は30%台です。乙種4類以外の乙種の受験者は例年1万人〜2万人、合格率は60%台です。4類の受験者数は乙種試験のなかでも大多数を占めています。
初学者が多いと推測されるから
危険物取扱者乙4試験の合格率の低さは、他の乙種試験と比較して初学者が多いことも理由の1つです。危険物取扱者乙4試験は、先述したように、高専の学生も受験しています。
逆に、他の乙種試験を受ける人のなかには、すでに乙4を取得している人がいます。その場合には、科目免除がなされる制度があります。忙しい社会人でも、免除科目の学習負担が減ります。受験科目を絞って学習できるので、より得点率があがるでしょう。
結果的に、乙種のなかで比較すると、初学者の多い乙4は合格率が低くなるということです。
3科目すべてで6割以上得点する必要があるから
危険物取扱者乙4試験の合格率の低さは、合格ラインも理由の1つと考えられます。この試験の合格ラインは、すべての科目で6割得点していることです。
危険物取扱者試験を初めて受験する人は、もちろん科目免除制度は利用できません。そのため、乙4試験に合格するためには、3科目すべてしっかりと対策する必要があるのです。
- 危険物に関する法令
- 基礎的な物理学・基礎的な化学
- 危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法
上記3科目それぞれ、合格ラインである6割を得点する必要があるので、難しいと言われています。学習時間を捻出できない人は、このことを意識しておきましょう。学習スケジュールを無理なく立てる、正しい学習方法を調べてから効率的に取り組むなど、戦略を立てると良いです。
危険物取扱者乙4の対策がしたい!おすすめの勉強方法
危険物取扱者乙4試験の対策方法を解説します。学習時間の目安は、40時間〜60時間と考えて計画を立てましょう。
危険物取扱者乙4の試験を受けるときは?申し込みの流れをチェック
まずは、危険物取扱者乙4の試験申し込みの流れをチェックしましょう。
手続きは、HP内の案内に沿っていけば、難しくありません。受験の日程が決まったら、さっそく試験勉強に本腰をいれていきましょう!
危険物取扱者乙4の勉強時間は40時間以上!コツコツ準備を進めよう
危険物取扱者乙4試験対策に必要な勉強時間は、40時間以上です。理系が得意な人なら40時間~、理系が苦手な人なら60時間ほどの学習が必要です。
理系とはいえ、出題される範囲は限定的なので文系の人でも大丈夫です。勉強時間をしっかり確保したうえで、正しい学習方法を実践すれば、独学可能です。
危険物取扱者乙4の対策方法は?3つのコツ
危険物取扱者乙4の対策方法として、3つのコツがあります。
- 最新試験傾向のわかるテキストを数回転、読むこと
- インプットとアウトプットを並行して行うこと
- 苦手科目を作らないようにすること
ひとつずつ解説します。
①試験の傾向がわかるテキストを周回する
危険物取扱者乙4試験対策では、最新の試験傾向が網羅されたテキストを数回転しましょう。試験では、法改正や新論点が出題されます。最新版のテキストを選んで購入してください。
1周目:全体の流れを知るために、わからなくても読み進める
2周目:論点ごとにじっくりと読み、例題を解く
3周目:問題集などのアウトプット段階で確認のために読む
移動時間や隙間時間を使って、少しずつ読み進めましょう。もし、書き込みが可能な環境なら、アンダーラインや苦手マークなどを付けておきましょう。次に読むときに注意が向きやすくなります。
危険物取扱者乙4試験対策の参考書については、『危険物取扱者のテキストはどれがおすすめ?甲乙丙種類別に解説!無料のものやアプリも!』をあわせてご覧ください。おすすめのテキストや、練習問題アプリなどを詳しく紹介しています。
②インプットとアウトプットを並行して行う
②インプットとアウトプットを並行して行う
危険物取扱者乙4試験対策では、インプットとアウトプットを並行しましょう。テキストには、論点ごとに確認問題があります。必ず、論点ごとに問題を解いてアウトプットを欠かさないようにしましょう。
もし、問題集も用意できるなら、有効に使いましょう。テキスト内の確認問題や例題を解いたうえで、問題集に取り組みます。資格学習におけるアウトプットは、インプットよりも時間を多く割くことが基本です。
危険物取扱者乙4試験を受験する人は、学習に慣れていない人が少なくありません。学習方法を間違えると時間がもったいないですよね。ぜひ、アウトプットの重要性を忘れずに学習を進めてください。
資格試験の学習では、テキストを全部覚えることは得策ではありません。どのように問題が出されるのかを知りつくしましょう。
③苦手科目を作らないようにする
危険物取扱者乙4試験対策では、苦手科目をつくらないことが重要です。物理や化学の知識があるかないかによって、学習時間や方法が変わってきます。3科目すべてをバランスよく得点する必要がある試験だからです。
物理と科学の知識がない人は、60時間ほどの学習時間を確保しておくと良いでしょう。知識がある人は、40時間ほどの学習時間を確保しましょう。
元素や化合物については、読むだけでは覚えられないので書いて覚えましょう。もともと文系出身の人は読んで覚えるという学習方法が得意な人が少なくありません。
この試験では、理系の学習が欠かせません。読んでみて覚えられない場合には、ノートを作って筆記しましょう。筆記することで、脳の働きが活性化するといわれています。苦手科目でも、書くことにより知識が短時間で定着する場合があります。
危険物取扱者乙4の独学が不安?おすすめ対策講座をチェック
危険物取扱者乙4試験の対策には、やはり独学では不安!少しでも早く合格したい!という人には、通信講座がおすすめです。ここでは、通学不要のオンライン講座をピックアップします。
通信講座でコツコツ学ぶなら?「ユーキャン」
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はじめての受験者に必要な情報が、テキストに集約されています。図解が豊富なテキストは、さまざまな講座で高評価がなされています。動画授業よりも、読んで書いて学びたいタイプの人におすすめです。
ユーキャンの危険物取扱者乙4試験対策講座ついては、『ユーキャンの危険物取扱者講座の口コミ評判は?特徴やサポート内容まで丁寧に解説!』をあわせてご覧ください。ユーキャンの講座内容について評判や魅力を詳しく解説しています。
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スマホですき間時間に学ぶなら?「スタディング」
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アウトプットの量を増やすなら?「資格の学校TAC」
危険物取扱者乙4試験対策講座を、アウトプット重視で選ぶなら「資格の学校TAC」がおすすめです。TACでは、はじめての乙4受験生を対象とした全2回の講座を開講しています。
Web講座の他、DVD講座があるのでオンライン環境がなくても受講可能です。講座内容に含まれるアウトプット問題数は800問を超えます。十分なアウトプットをしたい人にぴったりです。
スクール名 | コース名 | 受講料 |
ユーキャン | 危険物取扱者講座(甲種・乙種)【通信】 | 39,000円~ |
フォーサイト | 危険物取扱者乙種4類 スピード合格講座【通信】 | 10,800円~ |
スタディング | 乙種4類合格コース【通信】 | 4,950円~ |
資格の学校TAC | 乙種4類合格コース【通信】 | 9,000円~ |
危険物取扱者の資格はどれから取得する?自分に合ったものの探し方
危険物取扱者免許のなかでも、もっとも取得が難しいのは「甲種」免許です。甲種免許を持っていれば、すべての危険物を扱うことができるので、就職や転職に活かせます。
ガソリンスタンドなど、限定された職場では「乙4」で十分です。しかし、危険物にかかわる専門職に長く就きたい人にとっては、乙4のみでは不十分です。
専門性を高めたい人は、甲種取得を目的に学習する必要があります。甲種取得が難しいなら、乙4以外の乙種にチャレンジする選択肢も検討しましょう。
自分に合った危険物取扱者試験を探すには、次の点を明確にしましょう。
- 受験資格を確認する
- 自分が就きたい職業
- 扱いたい危険物
自分が危険物取扱者として、どのようなキャリアを描くかにより、受験すべき試験がわかってきます。特に、甲種を取得するためには受験資格が必要です。将来的に甲種を取得するためには、どのような実務経験を積むべきかを知っておきましょう。
実務経験などの受験資格については、一般財団法人消防試験研究センター『危険物取扱者受験資格』をご確認ください。
また、上位資格である危険物取扱者甲種の試験対策講座ついては、『危険物取扱者甲種の難易度・合格率は?乙種との比較や対策のコツも紹介!』をあわせてご覧ください。甲種の試験概要や難易度、通信講座の特徴などを詳しく解説しています。
危険物取扱者乙4の難易度は高くない!コツコツ対策すれば合格可能!
ここまで、危険物取扱者乙4の難易度や受験概要を解説しました。難易度は、コツコツ真面目に学習すれば、独学で合格できるレベルです。危険物取扱者乙4対策の学習時間は、40時間〜60時間を目安に計画しましょう。
危険物取扱者乙4試験では、「基礎的な物理学と基礎的な化学」が合否の分かれ目となってきます。理系学習の得意・不得意が顕著に結果にでる試験です。理系が不得意な人は、アウトプットをしっかりと行って本試験に備えましょう。働きながら学習するなら、予備校の通信講座を利用するという選択肢が有効です。