ユーキャンのマンション管理士講座の特徴は？口コミ評判も紹介

その名の通り、マンション管理のスペシャリストであるマンション管理士。
不動産業界で働いている人のキャリアアップや、マンション管理事務所開業のために、取得を目指す人も多いのではないでしょうか。

マンション管理士の試験合格率は、わずか10％。独学に不安を感じ、講座を受けたいと考える人も多いようです。

数ある通信講座会社の中でも、高い知名度を誇るユーキャンも、マンション管理士講座を開講。本当に試験合格できる講座なのでしょうか。
その講座内容と口コミを見ていきましょう。

資格講座名	アガルート	ユーキャン	フォーサイト	スタディング
コース名	ダブル合格カリキュラム	マンション管理士・管理業務主任者資格取得講座	バリューセット1	マンション管理士／管理業務主任者 合格コース
税込価格	59,800円	67,000円	57,800円	39,600円
受講形式	オンライン	オンライン	オンライン	オンライン
教育給付制度	何度でも	1日3問まで	10回	記載なし
特典や割引	合格したら全額返金。ダブル合格でお祝い金2万円	メインテキスト5冊	合格したら、最大2,000円のアマゾンギフトコード	合格で最大amazonギフト券3000円分
受講者の合格率	マンション管理士36.4%・管理業務主任者70％	記載なし	管理業務主任者71.3%・マンション管理士25.9％	記載なし
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

ユーキャンマンション管理士講座の良い評判と口コミ3つ

まずは、ユーキャンマンションの管理士講座の良い口コミを、3つご紹介します。

1.コンパクトで学習しやすいテキスト

テキストの大きさは、持ち運びに便利なA5サイズ。
立ったままの状態でも開きやすい大きさなので、通勤電車の中など、場所を選ばずに学習を進められます。

2.サポート体制も充実している

学習期間中に法改正があった場合は、その情報を知らせてくれます。
また、学習中にわからないことがあった時は、メールや郵便で講師に質問できるので、安心です。

3.教育訓練給付金制度の対象になっている

一定の条件を満たした受講者が、受講修了までに支払った学費の20％（上限10万円）の費用を受け取ることができる、「教育訓練給付金制度」の対象になっています。
この制度は厚生労働省が実施しており、ハローワークで手続きをすると、給付される仕組みです。

サポート体制の充実さは、大手会社ならではのメリット。
通信講座は、どうしても一人の勉強時間が多くなってしまいがちですが、サポートを受けることで学習への不安も解消されます。

また、他社のマンション管理士講座の中では、教育訓練給付金制度の対象外になっているものも。
ユーキャンの本講座は、「厚生労働省に認められた講座」といった面でも安心です。

ユーキャンマンション管理士講座の悪い評判と口コミ3つ

次に、ユーキャンのマンション管理士講座の悪い口コミを、3つご紹介します。

1.受講価格は標準的

ユーキャンのマンション管理士講座の受講価格は、67,000円(税込・一括払い)で、他社と比べても標準的な価格設定になっています。

4社の平均価格は、646,95円です。

また、「教育訓練給付金制度」の対象者は、学費の20%が支給されます。
そのため、ユーキャンの本講座は、実質53,600円での受講が可能です。

2.スマホ学習がしづらい

用意されている学習動画は、WEB学習システム「学びオンライン　プラス」で視聴できる約2分30秒のテキスト解説動画のみ。
動画が主要テキストになっている他社の講座に比べると、「スマホ学習には向いていない」といえるでしょう。

3.合格実績が公開されていない

ユーキャンでは、本講座の受講者合格率を公開していません。そのため、「本当に合格できる講座内容なのか」「合格率が悪いのでは」といった心配の声もあるようです。

主要テキストが冊子になっている講座は、自宅以外で学習したい人には避けられがちです。しかし、本講座のテキストは、持ち運びしやすいサイズになっているため、自宅以外での学習にも適しています。

また、受講価格は特別安いわけではありません。
一方で、「教育訓練給付金制度」の対象者は、学費の20%が支給されるため、お得に受講することができる講座になっています。

ユーキャンマンション管理士講座の特徴

ユーキャンのマンション管理士講座の大きな特徴は、2つあります。

1つ目は、7ヵ月で「管理業務主任者」とのW合格が狙える内容になっていることです。
マンション管理事務所は、管理業務主任者の設置が義務付けられています。
そのため、常に一定の需要がある資格といえるでしょう。
一緒に効率よく学習することができるのも、この講座の受講メリットの一つになっています。

2つ目の特徴は、添削課題によって、的確なアドバイスを受けられることです。
全12回(マンション管理士用は5回、管理業務主任者用は5回、模擬試験は2回)の添削指導により、弱点の克服につながります。

講義もテキストも理解しやすい

ユーキャンのマンション管理士講座では、修了課題として模擬試験が用意されています。
この模擬試験の解説をした講義動画(約30分)では、重要なポイントをしっかりと説明。より理解を深めて本試験に臨むことができるので、安心です。

テキストでは、専門用語を噛み砕いて説明し、文章だけだとわかりにくい部分には、イラストや図解を使用。
初心者にもわかりやすいよう、工夫がされています。

副教材や添削指導も充実している

副教材は、攻略ポイントや頻出項目がまとめられた「徹底攻略ガイド」と、３年間の過去問を収録した「テキスト対応過去問集」が用意されています。
出題傾向に基づいて、重要な問題を厳選。本試験の対策に、とても有効な副教材です。

また、本講座は、管理業務主任者とのW合格を目指すカリキュラムになっているため、「マンション管理士の学習内容が、薄くなっているのでは？」といった懸念も。
全12回の添削課題のうち5回は、マンション管理士単独の課題になっているので、安心です。

授業外でのサポートが手厚い

ユーキャンでは、学習スケジュールを自動で作成してくれます。
さらに「仕事が忙しくて、スケジュール通りに学習が進められなかった」「理解に時間がかかり、遅れてしまった」という場合には、リカバリースケジュールを提案。

「常にユーキャンに見守られている」という安心感も、一人で学習する時間の多い通信講座の中で、支えとなってくれます。

また、学習期間が7ヵ月未満の場合、添削指導、質問指導、情報提供などのサポートを、翌年の試験日まで受けることができます。
受講申し込みの時期によっては、2回目の試験日まで、サポートを受けることも可能です。

ユーキャンマンション管理士講座はこんな人にオススメ！

ユーキャンのマンション管理士講座は、「管理業務主任者とのW受験を検討している人」「テキスト中心に学習を進めたい人」にオススメの講座です。
また、厚生労働省の「教育訓練給付金制度」の対象講座に指定されているので、該当者はお得に受講できます。

マンション管理士の主な業務は、マンションのコンサルティングです。
常に、「説明力」「解決力」「提案力」が求められます。
この3つの「力」に自信がある人や、物事を順序立てて考えることが得意な人に、オススメの資格です。

ユーキャンマンション管理士講座に向いてない人

テキストを開くと、まずは「民法等」から学習がスタートします。
法令や法律用語に抵抗のある人にとっては、少し取りかかりにくい学習内容かもしれません。
また、テキスト学習が中心の講座のため、動画で学びたい人には向いていない講座だといえるでしょう。

マンション管理士は、管理組合やマンションの住民とのコミュニケーションが必須になる仕事です。
そのため、資格を取れたとしても、「人と話すのが苦手」「初対面の人に抵抗がある」といった人は、仕事内容にストレスを感じてしまう可能性があります。

ユーキャンのマンション管理士講座のまとめ

講座を検討する際に、選択肢として必ず入ってくるといっていいほど、大手通信講座外車であるユーキャン。
大手ならではのサポート体制や、添削指導の充実は、学習中の大きな支えになります。

また、管理業務主任者の資格取得の学習も、同時に効率よく進められます。
忙しい人や、働きながら学びたい人にも、オススメの講座です。

受講を検討される際は、公式サイトから無料で資料を請求でき、受講申し込みもネットで簡潔に済ませることができます。
ぜひ検討してみてくださいね。