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心理カウンセラーの資格の種類は?就職に役立つおすすめ5選を紹介!

「心理カウンセラーの資格には種類が多くて、どれを受験すれば良いかわからない」

「どの心理カウンセラー資格が就職に役立つの?」

こういった悩みを解決します。

心理カウンセラーの資格は、民間資格も含めると、種類がとても多く、どれを受験すべきかわかりませんよね。せっかく「心理カウンセラーになりたい」と思っても、どの資格を取得するか選択する段階で挫折してしまいます。

そこで本記事では、

  • 心理カウンセラーの資格は就職に役立つ
  • 心理カウンセラーおすすめ資格5選

以上のテーマについて解説します。

本記事を最後まで読んで、自分にぴったりの心理カウンセラー資格を見つけて、心理カウンセラーへの一歩を踏み出しましょう。

コンテンツ

心理カウンセラー資格にはたくさんの種類がある

心理カウンセラーには、たくさんの資格があります。「心理カウンセラーになろう!」と思って、心理カウンセラーのなり方を調べてみても、資格が多すぎてどれを選べば良いのかわかりません。

資格は大きく国家資格と民間資格に分けることができます。心理カウンセラー資格には、国家資格も民間資格も両方存在するので、本記事でも両方を紹介いたします。

国家資格

国家資格とは、法律に基づいて国や国から委託を受けた期間が実施する資格です。国家資格を取得すると、その資格に関するスキルや知識を持っていることを、国から認定されたことになります。

よって、国家資格を取得すれば就活や仕事において、より信頼を獲得することができます。

国から直接認定されるということもあり、国家資格の取得難易度は一般的には民間資格よりも高いです。

心理カウンセラーに関する国家資格は唯一「公認心理士」のみです。公認心理士に関しては、記事後半で詳しく解説しています。

民間資格

民間資格とは、民間団体や企業が独自の審査基準を設けて任意で認定する資格です。民間資格には、知名度や信頼性が国家資格と同等に高い資格からそうでない資格まで様々です。

また資格の種類も国家資格と比べると多いです。民間資格を取得する際は、自分にどの資格があっているのかを確かめてから資格取得を目指すべきです。

心理カウンセラーに関する民間資格には、以下のような資格があります。

  • 臨床心理士
  • 産業カウンセラー
  • 認定心理士
  • オンライン心理カウンセラー

以上4つの資格に関しては、記事後半で詳しく解説しています。

心理カウンセラー資格の取得は仕事や就職に役立つ

心理カウンセラー資格を取得すれば就職にも役立ちます。なぜなら、資格があることで「ある一定のスキルを有している」ことを証明できるからです。

心理カウンセラーは専門職なので未経験での就業は難しい

また心理カウンセラーのような専門的な職業の場合は、そもそも専門の資格がなければ採用してもらえないことが多いです。

大学で心理学系の専攻をしている方はもちろん、心理学について学んだことがない方は、尚更資格の取得が推奨されます。

心理カウンセラーになるのに必要なおすすめ資格5選を難易度とともに紹介

心理カウンセラーのおすすめ資格は以下の5つです。

  • 公認心理士
  • 臨床心理士
  • 産業カウンセラー
  • 認定心理士
  • オンライン心理カウンセラー

公認心理士

概要

公認心理士は、一般財団法人日本心理研修センターが認定する資格です。心理カウンセラーとして活躍するための唯一の国家資格です。心理査定・心理面接・関係者への面談・心の健康など幅広い活動ができます。

資格取得方法

まず、公認心理士の資格試験の受験資格を得るには以下の条件が必要です。

  • 大学と大学院で心理学に関する必要科目を修了すること
  • 大学で心理学に関する必要科目を履修して、特定の施設で2年以上の心理関連の実務経験があること

これらのうちいずれかの条件を満たしていれば、公認心理士の資格を受験できます。

受験料

28,700円

なお登録手数料に7,200円、登録免許税15,000円かかります。

難易度

2017年から新たに開始された資格であるため、今後難易度の変更があるかもしれません。しかし、国家資格である以上他の資格と比べて難易度は高めです。

参考までに直近数年の合格率を見ると以下のようになっています。

年度合格率
2018年79.1%
2019年46.4%
2020年53.4%
2021年58.6%

臨床心理士

概要

臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格です。国家資格ではありませんが、内閣府が認可しており信頼性が高い資格です。

臨床心理士は、心の専門家として様々な悩み解決のサポートを行います。学校のカウンセラーとして働く方が多いです。

資格取得方法

臨床心理士の資格を取得するためには、資格試験に合格する必要があります。また受験資格を得るためには、協会が指定する大学院を修了し所定の条件を満たしている、臨床心理士を養成する専門職大学院を修了しているなどの条件が必要になります。

受験料

  • 資格申請書類1,500円
  • 資格審査料30,000円
  • 登録料50,000円

難易度

民間資格とはいえ、臨床心理士は受験資格を得るまでのハードルが高く、難易度も高めとなっています。

合格率は約60%程度で推移していて、公認心理士よりもやや簡単な印象を受けます。

産業カウンセラー

概要

産業カウンセラーは、一般財団法人日本産業カウンセラー協会が認定する資格です。職場での人間関係や仕事上の不安など、仕事に関する悩みをカウンセリングします。

企業内のカウンセラーとして就職するために資格を取得する方が多いですが、人事担当者がキャリアアップとして資格を取得することも多いです。

資格取得方法

産業カウンセラーの資格を取得するためには、日本産業カウンセラー協会が行う養成講座を修了し、毎年1月に行われる試験に合格する必要があります。試験は学科試験と実技試験があります。試験は2週間にわたって行われます。

受験料

産業カウンセラー養成講座の受講費用は297,000円です。

産業カウンセラー資格の学科試験は10,800円、実技試験は21,600円です。

難易度

合格率は学科、実技共に70%前後となっています。実技の方がやや合格率が例年低く、難易度も高いと言えるでしょう。

認定心理士

概要

認定心理士は、社団法人日本心理学会が認定する資格です。認定心理士の資格を取得したからといって直接仕事に結びつくわけではありません。しかし認定心理士の資格の難易度はそこまで高くないので、まずは認定心理士の資格を取得し、臨床心理士や心理カウンセラーの資格への足掛かりにしましょう。

資格取得方法

4年生大学で一定数以上の心理学の単位を修得した上で申請することで、認定心理士の資格を取得できます。

他の資格と異なり、試験を受けずとも取得できるので、条件にあてはある方は積極的に取得しておきましょう。

受験料

  • 審査料11,000円
  • 認定料30,000円

難易度

条件に当てはまる方は申請をすれば取得ができるので、難易度を測ることはできません。条件を満たせるように、資格を取得したい方は大学での勉強に取り組みましょう。

オンライン心理カウンセラー

概要

オンライン心理カウンセラーは、一般社団法人日本オンライン資格推進機構が認定する資格です。通常の心理カウンセラーとしてのスキルに加えて、オンラインでカウンセリングを行うためのスキルを身につけられます。

これからあらゆる職業がオンライン化すると言われています。心理カウンセリングも、必ずしも対面であるとは言えません。今後を見据えて心理カウンセリングの資格を取得するなら最もおすすめできる資格です。

資格取得方法

オンライン心理カウンセラー資格は、講座を受講して試験に合格することで取得できます。

講座も試験も全てオンラインで、スマホ一つあれば完結します。忙しい中でも受講可能なのでおすすめです。

受験料

23,000円

難易度

これまで紹介してきた民間資格の中で、最も難易度が低い資格です。スマホ1つで完結するという特徴から、これまで心理学を学んでこなかった方も安心して学習できます。

もちろん資格試験はありますので、勉強を疎かにしていると不合格の可能性もありますので、注意してください。

自分にあった心理カウンセラー資格を取得しよう!

心理カウンセラーの資格を5つ紹介しました。自分の希望とあっている資格、自分に受験資格がある資格は積極的に受験してみましょう。

また、今後のことを考えるのであれば、オンライン心理カウンセラーの資格は絶対に取得しておきたいです。

まずは気になる資格の公式サイトを確認して、心理カウンセラーへの一歩を踏み出しましょう。

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