「fp1級の難易度や合格率はどれくらいなのだろうか」
「どのような勉強がどれくらい必要なのか」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
fp1級は2級よりもはるかに難易度が上がると言ってもよいでしょう。2級・3級とは試験の性質も大きく違うことが知られています。合格を目指すにはどのような対策が必要なのでしょうか。
この記事では以下の内容について解説していきます。
- fp1級試験を実施する団体と、その受験資格
- fp1級の合格率
- 独学するには500~600時間の勉強時間が必要
- 勉強方法
- おすすめの参考書
- fp1級対策講座
以下で詳しく見ていきましょう。
コンテンツ
fp1級試験を実施する団体は?「きんざい」と「日本FP協会」の2つ!
fp1級試験(ファイナンシャル・プランニング技能検定)は「一般社団法人金融財政事情研究会」(きんざい)と「特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」(日本FP協会)の2つの団体が実施しています。
これを複数指定試験機関方式といいます。
きんざい、または日本FP協会のどちらかが実施するファイナンシャル・プランニング技能検定を受験しても、合格すればfp1級の国家資格を取得することができます。
では2つの団体に違いはあるのでしょうか?受験資格の違いを見てみましょう。
fp1級の受験資格は?「きんざい」の場合
fp検定は各級ごとに受験資格が存在します。
きんざいの場合の受験資格は以下のようになっています。複数の受検資格が記載されている場合、いずれか1つに該当すれば受検することができます。(受験資格と申請方法より)
- 学科試験
- ・2級技能検定合格者で、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
・FP業務に関し5年以上の実務経験を有する者 - 実技試験
- ・1級学科試験の合格者
・「FP養成コース」修了者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
・日本FP協会のCFP認定者
fp1級の受験資格は?「日本FP協会」の場合
きんざいとは実技試験の形式が異なるようです。日本FP協会のfp1級検定は実技試験のみとなります。
受験資格は以下となっています。(1級FP技能検定 試験要綱より)
- 日本FP協会認定のCFP認定者
- 日本FP協会のCFP資格審査試験に合格したが認定されていない者
- 金融財政事情研究会実施の1級FP技能検定 学科試験の一部合格者
- 1級FP技能検定合格者
- 金融財政事情研究会実施の普通職業訓練短期課程金融実務科FP養成コースを修了した者で1年以上の実務経験を有する者
fp1級の難易度は高い?団体別に確認しよう!
fp1級の難易度は高いのでしょうか?
結論からお伝えしますと、fp1級の難易度は高いと言えます。ファイナンシャルプランナー関連で最も高いレベルの資格とされています。受験資格を見ただけでも、2級の合格者やCFP認定者など高難度なのは予測できるでしょう。
実際に、受験した方の中には、3級から2級に挑む場合はスムーズに対策できたが、2級から1級に挑む際には急激な難易度上昇に挫折してしまう方も多くいるようです。
では各団体で難易度に差はあるのでしょうか。以下で詳しくみていきましょう。
- 「きんざい」の合格率
- 「日本FP協会」の合格率
「きんざい」の合格率を確認!学科と実技で異なる
学科試験はきんざいのみの実施となっています。きんさいの場合、fp1級に合格するには学科と実技で両方に合格する必要があります。実技試験は面接形式がとられており、これも合格率に影響しているのではないかと思われます。
以下で詳しくみていきましょう。
学科の合格率
学科試験は合格率が非常に低いです。ファイナンシャルプランナー関連の試験の中でも最も低い合格率となっています。後述しますが、FP1級の実技試験の合格率はかなり高いので、この学科試験をクリアすることがFP1級の一番のハードルになります。
開催年 | 学科試験合格率 |
---|---|
2018年1月 | 14.53% |
2018年9月 | 8.24% |
2019年1月 | 8.45% |
2019年5月 | 11.77% |
2019年9月 | 10.14% |
2020年1月 | 11.82% |
2020年9月 | 15.02% |
2021年1月 | 9.95% |
2021年5月 | 20.06% |
2021年9月 | 13.04% |
平均合格率は11.72%となっています。2019年度からは5月の試験が追加され、チャンスは増えたものの、全体をみてみると約10%前後の合格率となっており、実力に加え運も味方にしたいところではないでしょうか。
実技の合格率
実技試験の合格率はどうでしょうか。きんざいの実技試験は面接形式となっています。よほど面接が苦手……ということでない限りはほとんどが合格しているようです。
開催年 | 実技試験合格率 |
---|---|
2018年1月 | 86.45% |
2018年9月 | 85.4% |
2019年1月 | 86.46% |
2019年5月 | 85.69% |
2019年9月 | 83.11% |
2020年1月 | 84.93% |
2020年9月 | 86.34% |
2021年1月 | 88.49% |
2021年5月 | 85.27% |
2021年9月 | 85.16% |
平均合格率10%前後の学科試験とは打って変わって、きんざいの実技試験の合格率は80%前後とかなり高い数字になっています。
学科試験と実技試験では実技試験のほうが合格率は非常に高くなっています。これは、学科試験の合格者だけが実技試験を受けているためです。このことからも、まず大きな壁として学科試験があり、「fp1級試験は実技試験に到るまでが難しい」と言われるのも理解できます。
「日本FP協会」の合格率を確認!実技試験のみ開催
日本FP協会のfp1級試験は実技試験のみとなっており、筆記形式です。出題範囲が学科試験の全範囲と言われているので、対策するべき点は多いでしょう。
開催年 | 合格率 |
---|---|
2012年 | 94.57% |
2013年 | 95.77% |
2014年 | 97.68% |
2015年 | 96.47% |
2016年 | 87.01% |
2017年 | 88.15% |
2018年 | 71.78% |
2019年 | 92.96% |
2020年 | 97.71% |
2021年 | 93.76% |
日本FP協会のfp1級試験合格率は平均して91.39%と非常に高くなっています。平均合格率10%前後のざいきん学科試験とは比べ物にならない合格率です。
この合格率をみてわかるように、しっかりと勉強していれば十分合格できるという自信がわいてくるのではないでしょうか。問題に関してもFP2級より少し難しい程度、簡単な計算問題や穴埋めがほとんどのようです。
FP1級の学科試験合格者またはCFP試験の6科目合格者であれば、まず問題なく合格できます。
fp1級の合格基準は?どちらの団体も難易度は同じ6割ライン!
前の項目では、各団体の合格率を見てきましたが、合格ラインはどのようになっているのでしょうか。
ぎんざいの学科試験は200点満点中120点が合格基準となっています。
きんざいの実技試験は、異なる設定で2回に分けて行われます。
1回目・2回目ともに100点ずつの計200点満点であり、このうち合計120点以上で合格となります。
日本FP協会の実技試験は、100満点のうち60点以上で合格となります。
すなわち、どちらの団体も合格ラインは6割とされています。実技試験の合格率をみれば、それほど高い合格ラインに思えません。しかし、受験者全体の高いレベルを考慮して、準備をするほうがよさそうです。
fp1級の偏差値は?総合的な難易度は58!
fp1級の偏差値を見てみましょう。fp2級やfp3級の試験と比べてどのような何度になっているのでしょうか。
これらを参考にすることで、今後の学習スケジュールやモチベーション維持にも役立つでしょう。
fp1級の偏差値は58とされています。これは難易度で言うと「普通」レベルに属するようです。同じ資格でも級によって差がありますがfp2級は48、fp3級は37とされています。各級「簡単」「超簡単」となっているようです。
前述しましたが、2級あっさりと合格することができた人も、1級になると一気に難易度があがり、苦戦する人が多いのもこの偏差値の差からもうかがえます。ちなみに、類似試験のCFPも同じ58とされています。
fp1級と同じ偏差値のCFPを紹介!難易度が同等の民間fp資格!
CFP資格は、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界25カ国・地域(2022年3月現在)で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言えるものです。原則として一国一組織により資格認定が行われており、日本においては日本FP協会が認定しています。
このCFPはファイナンシャル・プランニング技能士とちがい、民間資格となっていますが、偏差値は58となっており、同等の難易度になっています。
よく「CFPとFP技能士検定の違いは?」という質問もあるようですが、公式サイトには以下のように解答されています。
CFP認定者は、高度な知識と経験をもって長期的かつ総合的な視点で適切なアドバイスをし、他のFPの規範となる確固たる職業倫理を身につけているプロフェッショナルとしてCFP®資格を認定されています。日本国内では、FPSBとの業務提携契約により日本FP協会が資格認定する「FPの頂点」ともいえる資格です。
1級FP技能士は、1級FP技能検定に合格した人に与えられる称号です。
CFPについては以下の記事で詳しく解説しています。
fp1級試験は実務経験が必要?CFP経由なら経験なしでも受験可能!
FP試験を受けるにあたり、受検資格となる実務経験は、資産の設計や運用、管理に関する相談業務、コンサルティング業務、FP業務に関わった経験となります。fp1級学科試験では、5年以上の実務経験、もしくは、fp2級の合格に加えて1年以上の実務経験が必要です。
この記事の最初にも受験資格の話をしましたが、実務経験がなくてもCFP試験全6科目に合格、またはCFP認定でfp1級の学科試験が免除となり、実技試験の受験資格も得ることがでいます。
以下の表のような流れでの取得が可能ということです。
AFP認定のほかにCFP認定を受けるための費用と手間もかかりますが、fp1級とCFPのダブルライセンスを目指す人ににはオススメの流れではないでしょうか。
fp1級の独学は可能?難易度が高くなるので要注意!
fp1級に独学で合格した方は多くいます。中には、独学が基本だと考える人もいます。それは、fp1級の勉強をするにあたって、資格講座やスクールでは2級までしか取り扱われていないことが多く、独学しか選択肢がなかった、という理由にあるようです。
しかし、これまでお伝えしてきましたように、fp1級の難易度は大幅に上がります。独学を考えている人はしっかり対策をし、入念に準備をしましょう。
- 独学に必要な勉強時間は500~600時間
- 学習スケジュールを立てよう
- おすすめの勉強方法
以下の記事ではファイナンシャルプランナーの独学について詳しく書かれています。参考にしてみてください。
必要な勉強時間は?500~600時間
実際に独学でfp1級を合格した方の中には、約半年かかったという方もいるようです。何度もお伝えしていますが、fp1級は2級3級とは次元が違うため、多くの勉強時間をとる必要があるでしょう。
一回の勉強に取れる時間などで個人差はありますが、fp1級を取得する上で500時間以上は必要となるでしょう。ちなみに2級の必要勉強時間は300時間ほどと言われてます。多くの勉強時間が必要となるので、効率的で自分自身のやりやすい勉強法を見つけるようにしましょう。
2級・3級の勉強時間を目安にしてみるとイメージしやすいかもしれません。以下の記事もあわせて見てみましょう。
独学を開始する前に!学習スケジュールを立てよう
独学での学習をスタートするにあたってしっかりとスケジュールを組むことは、合格への近道となるはずです。なんとなく勉強を進めていては、長い時間をかけすぎてしまい、モチベーション低下の原因になりますし、あまり詰め込みすぎるのもよくありません。
ポイントとしては、1/3は余裕を持たせるようにしましょう。例えば、1週間で見ると、土日は休みをとったり、余裕をもってあけておく、ということです。余裕を持たせることで、予定通りに進まなかった分ややり残しを確実に消化できます。
また、毎日びっしり勉強時間を詰め込むのはおすすめできません。作業効率もわるくなり、疲労感も感じやすくなるでしょう。自分の生活スタイルをしっかりみつめて、無理のないスケジュールをたてるようにしましょう。
知識を身に付けるには?テキストでインプット
まずはテキストを使って知識をインプットしていくことに集中しましょう。
試験は6分野から出題されるため、とにかく範囲が広いです。そのため、最初にテキストでインプット作業をするのが一番キツイ!という声が多いようです。
しかし逆に言うと、この最初の作業をクリアすればあとはスムーズに進むのです。
テキストでのインプット作業では、ただ単に繰り返し読み込むのでは、読んですぐ忘れてしまうので、要点を知り、知識を整理するのに使うようにしましょう。
広範囲の試験ですから、まずはテキストを広く浅く要点を理解しておきましょう。
実力を底上げするには?問題集と過去問集でアウトプット
基本的な知識をインプットできたら、今度はアウトプット作業に入ります。
fp1級の勉強はとにかく、問題集を何度も解きましょう。1周目に不正解の問題だけをやるのではなく、正解した問題も、不正解だった問題も全部解くようにしましょう。
何度も同じ問題を解くことで自分の間違えやすい場所、うろ覚えなところが明確になってくるでしょう。
間違やすいところは、テキストに書き込んだり、メモ帳にまとめたり、写真を撮ってスマホの待ち受けにしてつぶしていく勉強法が効果的です。
最低3回は問題集を解いてFP1級試験に臨みましょう!
fp1級の独学におすすめの参考書は?用途別に紹介!
ここからはおすすめの参考書を紹介していきます。ここまでお話してきましたが、fp1級の難易度は高く、その原因は試験内容が広範囲にわたるということにあります。
また、勉強方法でもお伝えしましたが、テキストは繰り返し使用します。長期戦になるであろう勉強時間を考慮し、適切な参考書を使用しましょう。
- おすすめのテキスト
- おすすめの問題集
- おすすめの過去問集
以下で順番に見ていきましょう。これだ、という参考書が見つかるかもしれません。
①おすすめのテキスト
テキストを選ぶときには以下の点に注意しましょう。
- 最近の改正法に対応している
- 利用者からの評判が良い
- 内容の濃いものを選ぶ
以下おすすめのテキストとなっていますので、参考にしてみてください。
’21~’22年版 合格ターゲット1級FP技能士特訓テキスト・学科
fp1級学科試験の合格を本気で目指す方の必携書と言われている定番テキストです。fp1級学科試験の対策テキストとして、質・量ともに最適です。まずはこのテキストで基礎知識を定着させましょう。
みんなが欲しかった! FPの教科書 1級 Vol.1 ライフプランニングと資金計画/リスクマネジメント/金融資産運用 2021-2022年
シンプルでわかりやすい解説と、イメージがわく板書で、短時間の学習で確実に理解できるテキストとなっています。効率よく学習をすすめたい方へおすすめです。
みんなが欲しかった! FPの教科書 1級 Vol.2 タックスプランニング/不動産/相続・事業承継 2021-2022年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
みんなが欲しかったシリーズは必須テキストと言っても良いでしょう。文章だけではわかりづらい点も、図解やイラストを用いて解説しているので、頭にスッと入ります。板書は重要ポイントのまとめなので、時間がないときは板書だけ読んでも効果的です。
②おすすめの問題集
問題集は、全出題範囲を網羅しているもの、頻繁に出題される問題を厳選し、本番での対応力を鍛えることができるものを使用しましょう。また、ぎんざいと日本FP協会両団体の実技試験対策がされているものもあるので、総合的に身に付くような問題集を選びましょう。
以下がおすすめの問題集です。
みんなが欲しかった! FPの問題集1級 2021-2022年
頻出問題を厳選して掲載しており、わかりやすい解説付きで知識を完全に定着させる問題集となっているので最初に使用する問題集に適しているでしょう。各科目の冒頭で全体像と頻出項目をチェックできる仕様となっています。
合格トレーニング FP技能士1級 2021-2022年
「サラっと読めてじっくりわかる」がテーマの、合格に必要な知識をすべて盛り込んだ1級基本書の決定版です。
「苦手」をなくして「解ける 」を増やす、学科用の問題集となっているので繰り返し使用する1冊としておすすめです。
’21~’22年版 1級FP技能士(学科)精選問題解説集 単行本
過去のfp技能検定に出題された精選した問題が掲載されています。最新の制度や法令にも対応しており、デジタルコンテンツ学習もできるので時間を有効に使いたい方におすすめです。
③おすすめの過去問集
過去問集では、過去の出題からテーマを抽出されたものを選ぶようにしましょう。また解答解説がわかりやすいものを選ぶのも重要なポイントです。
以下の過去問集を参考にしてみてください。
1級FP過去問解説 学科(基礎編) 頻出問題集【出題率100%(2018年9月~2020年1月)】
出題率100%の3テーマ17問を収録している過去問解説です。出題率100%なので繰り返し解いて本番の応用問題にも対応できるようになります。
FP技能検定1級実技対策問題集(2020年度分収録)
実技(面接)試験において“想定される質問”と“回答のポイント”を、独自の視点から整理し、提案例と解説を用いて見やすくまとめ、必要となる知識をわかりやすく解説しています。合格へのアドバイスや合格者の体験記が掲載されているのが特徴です。
1級FP技能検定 実技試験(資産設計提案業務)精選過去問題集 2021年版
過去に実施された問題を分析し、その重要度に応じて取捨選択、 現行の法令等にあわせて改訂した問題が掲載されています。約330ページで出題傾向付のため、1冊でしっかり問題演習が可能です。
しっかり内容を把握し自分に合った参考書を選んで勉強に入りましょう。
fp1級試験の難易度は下げられる?対策講座の受講を検討しよう!
「独学だけでは不安」
「これまで独学で勉強を続けてきたけど、分からないことがある」
など難易度に不安を覚える方も多いのではないでしょうか。広範囲かつ高難易度の試験に挑むとなると、やはり1人では不安ですよね。
ここでは、そんな方のためにおすすめできる通信講座についてお話していきます。これから勉強に入る方、ちょうど今、その問題にさしかかっていた!という方は是非こちらも活用してみてください。
- 「LEC」
- 「TAC」
- 「山田コンサルティンググループ」
①「LEC」
まずおすすめするのは、LEC東京リーガルマインドの1級ファイナンシャルプランニング技能士講座です。
公式サイトをみると、すぐに講義内容を視聴することができ、お試しWEB受講をすることも可能です。費用がかかるものなので、無料で試せるのは魅力的ではないでしょうか。
また、パターンで選べるように、パックになった講座もあります。学科試験を確実にパスしたいという方におすすめです。
②「TAC」
次は資格の学校TACです。耳にすることも多い講座ではないでしょうか。
こちらの魅力は、今の自分のレベルや受験時期に合わせた講座が用意してある点です。また、細かくオプションがつけられるので、自分の苦手分野が明確になってきた頃に取り入れるのも良い活用法でしょう。
LECよりも少し値段が上がるイメージですが、安心と信頼をとる方にはおすすめできます。
③「山田コンサルティンググループ」
最後は山田コンサルティンググループの通信講座です。こちらの講座は唯一無料お試し動画などがありませんでしたが、個別のサポート体制がしっかり整っているようです。
受験生専用の質問掲示板が用意されていて、気軽に質問できるのは大きな魅力です。
また試験対策の総仕上げとして、オリジナルの模擬試験にチャレンジできるようです。
模擬試験実施後、解答解説講義があり、、解けなかった問題はもちろんのこと、解けた問題においても、解答方法や問題の着眼点などを学ぶことができます。
講師と近い距離での学習はかなり安心できるのではないでしょうか。
fp1級はファイナンシャルプランナーの最高峰!万全の対策が必要!
ここまでのまとめは以下のようになっています。
- fp1級試験の実施団体は「ぎんざい」と「日本FP協会」がある
- 各団体ごとに試験形式と難易度が異なるが、両団体とも合格ラインは6割である
- CFP経由なら実務経験なしでも受験可能
- 必要な勉強時間は500~600時間
- スケジュールをしっかり立ててインプットとアウトプットを徹底する
- おすすめのテキスト・問題集や通信講座を活用する
いかがでしたでしょうか?
ここまで見てきたように、fp1級はかなり難易度が高く、ファイナンシャルプランナー関連の中では最高峰となっています。これから試験を受ける方や勉強をスタートする方は、かなり意気込んでおられるのではないでしょうか。
しかし、難関だからこそ、資格を取得した際には、自信と社会における信頼もかなり高まります。
勉強を進める中で自分に合った対策をしっかりとることで、合格へ近づくでしょう。この記事で少し迷いを感じている方の背中がおせると思いますので、是非、参考にしてみてください。