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食品衛生責任者の難易度はどれくらい?資格取得に必要なものも紹介!

食品衛生責任者の資格は、飲食に関わる仕事をしている人であればとっておいたほうが良い資格です。重要な資格ではありますが、実は取得をするのはさほど難しいものではありません。ということで今回は、食品衛生責任者の資格取得の難易度や合格率、そして講習会の内容などについて紹介していきます。

食品衛生責任者とはどういうものなのか知りたいという人はもちろん、これから飲食店の開業を考えていて、この資格を取らなければならないという人もぜひチェックしてみてください。

食品衛生責任者とは

飲食店に行くと食品衛生責任者の表示があり、名前が書かれているのと見かけたことがある人もいるでしょう。ただ、見かけたことはあっても、食品衛生責任者というのはそもそも、どのような資格なのかわからないという人も多いもの。どのような資格なのかということをまずは知っておくことが大切です。

飲食店に関わるなら必要

飲食業を営む人は、多くのお客さんに美味しい料理を提供するのが仕事です。そして飲食と切っても切り離せないのが「衛生管理」というもの。衛生管理ができる人を1店舗に一人置かなければならないのが原則となっています。そしてこの衛生管理のための資格が「食品衛生責任者」というものです。

食品衛生責任者を置くことができないと「営業許可」の申請ができないので、お店を開くこと自体が難しくなってしまいます。

基本的にお店に1人この資格を持つ人がいればいいので、必ずしも飲食店で働くから取らなければならない、というものではありません。ただ、例えば飲食店を経営することになったという場合や、店長になったという場合には必要になることがあるので、受験を検討してみましょう。

どんな知識がつくのか

食品衛生管理者の資格を取得する際に勉強することは、さほど難しいことではありません。基本的に「食中毒を起こさないために気をつけるべきこと」など食品衛生を保つためのポイントを学ぶことになります。

また、衛生の勉強をすることで、お店の衛生面と保つためにするべき対策などの知識もつきます。お店がきれいであればお客さんも増えやすいので、良いお店作りをしていくためにも重要な資格です。

食品衛生責任者の難易度と合格率

食品衛生責任者の資格を取得しようと考えている人も多いでしょう。ただ、資格と名がつくからにはなんだか難しそう…と感じる人もいるもの。実際に資格を取得するための難易度はどのくらいなのでしょうか。

ここからは食品衛生責任者の資格試験を受験する上での、難易度や合格率について紹介していきます。

難易度

食品衛生責任者の難易度というのは、実はさほど高くはありません。というのも、資格とはいえども基本的には講習会に参加をしていればほぼ確実に資格を取得することができるからです。

講習会の時間や最後に行われるテストに関して遅刻などは許されないわけですが、そこさえ問題なくクリアしていれば落ちるということはほとんどありません。そのため、飲食店の開業を決めたら気軽に受けてみると良いでしょう。

合格率

食品衛生責任者の資格の合格率は、ほぼ100%です。前項でも少し紹介しましたが、基本的に資格取得のために重要となるのは「講習会への参加」。そのため、講習会さえクリアしてしまえば、よほどのことがない限りほぼ確実に合格します。基本的には講習会と簡単なテストのみで終わるので、事前に必死に勉強をする必要もなく、気軽に参加できるのが魅力です。

講習会の最後には簡単なテストが行われますが、こちらも講習会を受けていればわかる内容になっているので、さほど悩むこともないでしょう。1日だけの講習会なので手間も時間もかかりませんし、仕事をしている人も休日などを利用して気軽に取得することができます。

受験するために必要な資格・費用

食品衛生責任者を受ける際には、何か資格などは必要なのでしょうか。以下にまとめているので、チェックしてみてください。

資格

基本的にこの資格試験を受けるために必要な資格はありません。飲食店の開業が初めてだという人でも、講習会で丁寧に説明を受けることができるので、さほど気を負う必要もありません。飲食店経営を考えているわけではなくても、今後そのような局面に立たされることもあるので、念のため受けておく、というスタンスでも良いでしょう。

また、もともと食品系の資格を持っている場合には、講習などが免除される可能性はあります。今は雇われて働いているけれど、いずれ自分の店を出したいと考えている人にもぴったりなので、悩んだらまずは申し込みをしてみましょう。

費用

食品衛生責任者の資格を取るために必要な受験費用は、10,000円です。資格試験とはいっても基本的に講習会を受けるだけなので、事前に振り込むのではなく講習会の会場について受付で10,000円を支払えばOK。支払いを済ませたら、席について講習会を待つ、をするという流れとなっています。

10,000円を高く感じることもあるでしょう。ただ、飲食店を開くにあたって必須の資格となるので、そこを考慮するとこの金額は仕方ないもの。他の資格ではもっと高い受験費用がかかるものもあることを考えると、妥当な金額とも言えます。会場は全国にありますが、受験費用に関しては一律料金となっているのです。

食品衛生責任者の講習会の内容は主に3つ

食品衛生責任者の講習会では、主に以下のようなポイントを勉強することになります。

衛生法規

衛生法規では、お店を衛生的に保つための基本的なポイントについて学びます。飲食店を経営する上では、食中毒などを出すと業務停止命令などが言い渡されてしまいます。そうなると収益にも響いてきますし、なによりせっかく来てくれたお客さんに不快な思いをさせてしまうことになります。

絶対に食中毒を出すわけにはいかないので、衛生の基礎知識を学んでおくことが非常に重要なのです。

衛生法規を学ぶことで、お店の衛生チェックなどのルールを決めることができるようになります。衛生法規では食品衛生法や施設基準、規格基準や公衆衛生法規、管理運営基準といったポイントを学びます。こちらは2時間ほどの講習で終わります。

公衆衛生学

公衆衛生学の内容としては「伝染病について」や「疫病予防」「労働衛生」「環境衛生」などがあります。お店の衛生管理だけではなく、労働者(つまり従業員)の衛生管理をすることも大切なポイントであるということを学びます。

多くの人が利用する飲食店で、食中毒などの衛生上のトラブルを起こさないために大切なことについて学ぶのが「公衆衛生学」です。公衆衛生学の講習は比較的短く、1時間ほどで終了します。

食品衛生学

3つの講習内容のうち、もっとも時間をかけて行われるのがこの食品衛生学というもの。講習時間は3時間ほどと長いのですが、それだけ重要なポイントということです。

食品衛生学では基本的に「食品の取り扱い」や「施設の衛生管理」「自主管理」「食品事故」などについて学びます。飲食店を運営していく上では重要なポイントです。

小テストは3択問題が約5問

食品衛生責任者の試験は、基本的に講習を受けることができればOKです。ただ、講習の最後には小テストがあるので、こちらの対策も忘れないようにしましょう。

小テストは難しいものではありません。基本的に講習会で聞いた内容の中から出題されるので、講習をきちんと聞いていればほぼ100%の確率で合格することができます。小テストは基本的に5問程度なので負担もかかりませんし、気軽に受けられます。

食品衛生責任者の講習会の流れ

食品衛生責任者の講習会を受講する場合は、1日の流れというものもしっかりと把握しておかなければなりません。講習自体は6時間以上と長いもの。基本的な流れとしては、既述の3つの内容を順番に講習を受けていく形になります。そして最後に小テストをして終わりです。

上記のスケジュールをを守りつつ、以下のポイントにも注意しておきましょう。

講習会が免除される人もいる

講習会を受けることが食品衛生責任者の資格を取るための必須条件となっていますが、中にはこの講習会を免除される人もいます。以下の資格を持っている人はすでに飲食業に関して専門的な知識を持っているため、講習会を受けなくても良いとされているのです。

  • 調理師
  • 栄養士
  • 船舶料理士
  • 製菓衛生師
  • 食品衛生管理者
  • 食鳥処理衛生管理者
  • と畜場法に規定する衛生管理責任者
  • と畜場法に規定する作業衛生責任者

確認証の取得忘れに注意

食品衛生管理者になるためには講習会を受講して小テストを受けるのが基本的な流れである、と紹介しました。もちろんこれらをこなせば食品衛生管理者になる資格は得られます。ただ、この受講が完了したあとに交付される「確認証」というものがないと、食品衛生管理者としては認められないので注意しましょう。

確認証は基本的に申請をしないともらうことができないので、受講が終わったからといって安心して、取得を忘れてしまうということがないように気をつけましょう。

資格取得のために大切なこと

食品衛生責任者の資格を取得するためには、心がけておきたいことがあります。

モチベーションを維持する

モチベーションを維持することは、資格取得には欠かせない重要なポイントです。基本的にこの資格は講習会を受けることでほぼ100%の確率で資格を取得することができます。しかしそうはいっても、やはり講習会には時間もかかりますし、嫌気がさしてしまう…ということもあるでしょう。

とはいえ講習会の最後には少ないとはいえども小テストもありますから、きちんと話を聞いておかなければなりません。資格を取るんだという意思をしっかり持って、資格取得のために動いていきましょう。

資格取得にはオンライン食育栄養士資格もおすすめ

資格を取得するためには、オンライン食育栄養士資格というものもあります。これはスマホ一つで資格を取得することができるもので、飲食店での仕事に関わる人というよりは、家族に栄養を考えた食事を作ってあげたい、というような比較的ライトな目的となっています。

この資格は基本的にオンラインで資格が取得できるので、忙しくて講習会などに参加することができないという人にもおすすめです。教材には練習問題なども掲載されているので、本番まで十分に予習を行うことができるでしょう。料理の勉強をしているという人や、美味しい料理を楽しみたいという人にもおすすめなので、ぜひ受験してみてください。

食品衛生責任者の資格を活かせる仕事

食品衛生責任者を取得すると、どのような場面で役に立つのでしょうか。この資格を生かすことができる仕事には、以下のようなものがあります。

飲食店の開業者

飲食店をこれから開業しようと考えている人は、ぜひ取得してみてください。飲食店を経営していく上では、衛生管理をすることが最重要。経営者自身が資格を取得していればお客さんも安心して通うことができるでしょう。

個人店の場合は経営者がこの資格を取得しないと経営の許可もおりないので、飲食店経営をすると決めたら早めに食品衛生責任者の資格取得を行いましょう。

飲食店の店員

飲食店の場合は、店員がであっても資格を活かすことができます。やはり食品を扱う店に務める以上、衛生管理について知識を持っている方が何かと有利に働きます。経営者ではなくても、店長などの責任のある立場の場合には、取得しておいた方が良いでしょう。

また、店員であっても、将来的に独立しようと考えている場合には、資格を取得しておいた方がスムーズに進みます。飲食業を続けていこうというなら、早めに資格取得に動いてみましょう。

食品製造工場の職員

食品を扱うのは、飲食店ばかりではありません。食品製造工場で働く従業員も、食品衛生責任者の資格を活かすことができます。食品を扱うという点では飲食店の経営者やスタッフと変わりませんから、消費者のためにも衛生管理の知識を持っていることは非常に役立地ます。

食品製造工場の工場長などが食品衛生責任者の資格を持っている場合も多いですが、工場の作業員であっても資格を持っていると役立ちます。転職などもしやすくなるので、食品に関わる仕事をしようと考えている人は、ぜひ受験してみてください。

まとめ

今回は、食品衛生責任者の難易度について紹介してきました。この資格を取るためには講習会に参加すれば良いので、さほど難しいものではありません。ただ、最後にテストがあるので、講義の内容をしっかり聞いておくことが大切です。食品衛生責任者の資格を取れば飲食店経営を始め、飲食店での仕事に大いに役立てることができます。

飲食店の経営とまではいかなくても、家庭で家族に栄養たっぷりの食事を作ってあげたいという人には、「オンライン食育栄養士資格」をとるのもおすすめです。食品衛生責任者と合わせてチェックしておきましょう。