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司法書士は誰でも受験できるの?受験資格の有無や合格者の年齢を解説

司法書士は誰でも受験できるの?受験資格の有無や合格者の年齢を解説

「司法書士の試験にチャレンジしたいけど…受験資格を満たすために学歴は必要?」
「中卒・高卒でも司法書士の受験資格はある?」
「司法書士試験の受験資格について情報が欲しい」   

司法書士に興味を持ったら、自分に受験資格があるのかどうかが気になるでしょう。

司法書士試験には、受験資格はありません。中卒や高卒でも受験できる国家試験です。この記事では、司法書士の受験資格や試験内容についての情報をお届けいたします。  ぜひ最後参考にして司法書士試験にチャレンジしてみてください。

資格講座名 資格スクエア資格スクエア アガルートアガルート ユーキャンユーキャン スタディングスタディング
コース名 司法書士講座 入門総合カリキュラム 司法書士資格取得講座 司法書士 総合コース
税込価格 調査中 173,800円 169,000円 104,500円
受講形式 オンライン オンライン オンライン オンライン
教育給付制度 調査中 何度でも 1日3問まで 記載なし
特典や割引 調査中 2022年試験に合格したら全額返金。お祝い金現金3万円。月1回無料カウンセリング メインテキスト10冊。合格で全額キャッシュバック 合格で10,000円のお祝い金
受講者の合格率 調査中 記載なし 215名合格 記載なし
公式サイト 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

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司法書士に受験資格や条件はあるの?受験資格はなく誰でも受験できる

司法書士に受験資格はあるの?

中卒・高卒でも司法書士試験は受験可能なのか、司法書士として働く条件、試験を受けずに司法書士を取得する方法など、司法書士試験の受験資格・働く時の条件について解説します。

司法書士には受験資格がない!中卒・高卒でも関係なく受けられる

司法書士試験には受験資格が設けられていません。中卒・高卒でも受けられます。性別・年齢・学歴・職歴にかかわらず、誰でもチャレンジ可能です。司法書士試験には、筆記試験(午前と午後)と、口述試験があり、口述試験は筆記試験合格者だけが受験できます。

司法書士になるための条件は?受験資格はないが働くには条件がある

司法書士試験の受験資格はありません。しかし、司法書士として働くには、司法書士試験に合格しただけでは不十分です。試験合格後、「新人研修」を受講し、日本司法書士会連合会登録する必要があります。

以下の3つの研修を合わせたものが「新人研修」です。

  • 中央研修‥eラーニング受講の前期日程・集合講義の後期日程がある。
  • ブロック研修‥全国を8ブロックに分けた、各司法書士協議会によって行われる研修。
  • 司法書士会研修‥司法書士事務所に勤務し実務を学ぶ。

新人研修が全て終了したら、日本司法書士会連合会に登録の申請をします。登録の申請をするときは、戸籍謄本や身分証明書など必要な書類を揃える必要がありますので書類の不備がないように気を付けましょう。登録が完了したら、「司法書士」として働くことができます。

試験を受験せず司法書士になる方法も

司法書士資格を取得する方法としては、「司法書士試験を受けて合格する方法」と「裁判所などの勤務経験」があります。

裁判所や検察局において、10年以上の勤務経験がある人は、法務大臣の認定を受けて司法書士資格の取得が可能です。ただし、社会で活躍している司法書士は、司法書士試験に合格して取得した人が大半を占めています。

司法書士試験を受験しないで司法書士になる方法

司法書士試験を受験せずに司法書士になる方法の1つ「裁判所などの勤務経験」などの国家公務員からのルートついて補足します。

このルートの場合は、国家公務員の採用試験を受けることになるので、難関です。国家公務員になれたとしても、さらに、裁判所事務官・裁判所書記官・法務事務官・検察事務官などになる必要があります。これらの職に就くための、国家公務員の採用試験をまずはパスしなければなりません。

裁判事務官を目指す場合には、通信講座を利用して勉強するのが効率的です。比較的受講料が安価なフォーサイトの裁判所事務官講座の口コミ評判について、「フォーサイトの裁判所事務官講座の口コミ評判は?特徴や他社との比較も掲載」で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

司法書士の試験形式は?2つに分かれている

司法書士の試験は2つに分かれている

司法書士の試験は、筆記試験と口述試験があります。それぞれについて解説しますので、参考にしてみてください。

1. 筆記試験

司法書士試験の筆記試験は、例年7月の日曜日の実施です。筆記試験は、午前と午後に分かれて行われます

午前の部では、択一式試験が行われ、全35問の出題です。

【午前】

択一式試験

憲法3問民法20問刑法3問商法9問、の全35問です。

午後の部では、択一式試験と記述式試験が行われます。択一式試験は全35問の出題、記述式試験は全2問の出題です。

午後】

択一式試験

民事訴訟法5問・民事執行法1問・民事保全法1問・司法書士法1問・供託法3問・不動産登記法16問・商業登記法8問、の全35問です。

記述式試験

不動産登記法1問・商業登記法1問、全2問です。記述式試験では、登記申請書をの作成問題などが出題されます。

2. 口頭試験

司法書士試験の口述試験は、例年10月に行われます。筆記試験で合格点を取った人だけが受験可能です。面接官と会話形式で解答する方法で行われます。

「解答そのものが合っているか」「ロジカルにわかりやすく解答できているか」を焦点にした、15分ほどの審査です。口述試験は合格率が高めになっています。

司法書士試験の合格者の年齢は?最低・最高それぞれ紹介

司法書士試験合格者の年齢

司法書士試験には受験資格がないため、受験者年齢は幅広く、広い年齢層から合格者が出ています。合格者の6割は30代から40代(2021年度41.79歳)です。しかし、なかには高校卒業後や定年後に合格する人もいます。

最低年齢は21歳

2021年度試験では、合格者の最低年齢は21歳です。

これまでは成人が20歳だったので、司法書士試験に合格しても未成年の場合には、司法書士登録ができませんでした。2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられ今までよりも低年齢で登録可能になったことで、今後はさらに若年層からの参戦もあるかもしれません。

最高年齢は77歳

2021年度試験では、合格者の最高年齢は77歳です。

定年後の人生設計が重要となった現代社会では、今後も、高齢層の受験者は増加するとみられます。社会経験を積んだ上で司法書士になれば、多方面での活躍が期待できるでしょう。

(参考:法務省 HP内『令和3年度司法書士試験の最終結果について』)

司法書士試験の合格と学歴の関係性は?司法書士は実力主義

司法書士試験の合格と学歴の関係性

司法書士試験の合格率と学歴の関係性は明らかにはされていませんが、若年齢や高年齢の人が合格している状況からみても学歴は、あまり気にする要素ではありません。中卒・高卒の人も自信をもって目指してください。

ただし、法学部出身の人は学習内容への抵抗が低いため有利と言えます。

学歴は関係ない!中卒・高卒の合格者もいる

司法書士試験には受験資格がないため、広い年齢層の受験者がいて、学歴を気にすることなく受験することが可能です。司法書士は社会人の受験者が多いとはいえ、学生のうちに受験する人も少なくありません。中卒・高卒の合格者もいます。自分に司法書士の資格が必要だと感じたら、迷わず受験に向けて動きましょう。

試験合格後は?試験同様実力で評価される

試験合格後は、司法書士の資格を活かして、就職や転職活動を行います。独立開業も可能なので、これまでの経歴は特に関係なく、司法書士としての姿勢が重要です。

定年退職をした後に司法書士で開業する人もいれば、若いうちから独立して地道に司法書士の道を極めている人もいます。働き方は人それぞれなので、実力評価の世界といえるでしょう。学生時代に司法書士試験に合格できれば、アルバイトのような雇用形態で働くこともできるので、卒業と同時に本格的に司法書士としての仕事に就くことも可能です。

一般的には、司法書士試験合格後は司法書士事務所に勤務して、実務経験を積みながら、自分がどのような分野に強い司法書士になるかを探求していきます。

司法書士試験の合格率は?4%と低い

司法書士試験の合格率は4%と低い

司法書士試験の合格率は、4%前後で推移しておりトップクラスの難易度に入る資格です。司法書士と同じく法律系の国家資格である、社会保険労務士や行政書士などと比較した場合、学習時間は3倍以上必要になります。

難易度の高いトップレベル国家資格(ビジネス系)のランクは、弁護士司法試験・公認会計士・司法書士・税理士・弁理士・不動産鑑定士・中小企業診断士・社会保険労務士の順です。

司法書士は、弁護士・公認会計士に続くハイクラス国家資格なので、受験者層もレベルが高いといえます。司法書士試験にチャレンジはしたけれども、途中で諦めてしまい、勉強をやめてしまったという人も少なくありません。せっかく申し込みをしたからと、諦めていながらも司法書士試験を「記念受験」している人もいます。

一説には、司法書士は記念受験者がいることで合格率が低くなっているのではないかという話です。最後まで全力で勉強した人の中の合格率は明らかにされていませんが、上位レベルの国家資格の場合には、記念受験をした人の数字も含まれているので、悲観せずに気にせず努力を積み重ねましょう。

司法書士の合格率については「司法書士の合格率は4%とかなり低い!?実際の難易度と合格可能性を解説」で詳しく紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。

司法書士に並ぶ他のビジネス系資格については「【2022年】資格マニアおすすめの国家資格をランキングで紹介!」で詳しく紹介しています。

司法書士になりたい!試験を受験する手順

司法書士試験を受験する場合の手順

司法書士試験の受験手順を解説しますので参考にしてみてください。

1. 司法書士の試験内容や勉強時間を把握する

司法書士試験の最新情報は、法務省の公式ホームページからチェックすることができます。試験内容は前述した通りですが、勉強時間については、初学者の場合3000時間以上です。

社会人が働きながら司法書士の勉強をするには、最低でも1年〜2年の期間がかかり、1日あたりの勉強時間は4時間以上を毎日続けることになります。

司法書士の勉強時間や勉強法については「司法書士試験の勉強時間は平均3000時間?勉強時間の実例や最短で合格する方法を解説」で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

2. 独学か講座受講かの勉強方法を決める

司法書士試験の受験を決めたら独学か、通学講座・通信講座など学習スタイルを決めます。いくつかの司法書士の予備校のホームページなどをみて講座内容やサポート、価格をチェックしましょう。司法書士独学用の書籍を買う場合には、どのような種類の書籍をどのくらいの量必要なのかを確認してそろえてみてください。

司法書士試験の内容は、学ぶ内容が多岐にわたり、難易度も高いため、よほど独学に向いたタイプでなければ司法書士独学では非効率かもしれません。独学が不安な時は、講座の受講をおすすめします。

何らかの理由で独学を選択する場合には、参考書選びや学習方法をリサーチし、自分に合ったテキストを探すなど、講座生以上の努力が必要です。

司法書士の勉強方法については「司法書士試験の勉強方法は?独学・予備校でのおすすめ勉強方法のポイントを解説」で詳しく紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。

3. 合格目標を定めて勉強スケジュールを立てる

司法書士試験の受験を決意したら、その時点から2年以内に受験目標を定めます。

司法書士の資格予備校や通信講座は、1年から2年のコース設定をしていますので、初学者から始める場合には講座スケジュールに沿って学習を進めるのが王道です。

司法書士独学の場合は、無理がなく、かつ、モチベーションを保つことができる勉強スケジュールを立てることが肝になってきます。

司法書士試験に受験資格はない!中卒・高卒問わず誰でも受験できる!

司法書士試験に受験資格はなく誰でも受験できる!

司法書士は社会人でも多くの人がチャレンジしている国家資格です。

しかし、「取得するのが難しそう」というイメージに反して、司法書士試験に受験資格は定められていません。中卒・高卒の人も安心して受験を目指してみてください。1年から2年もしくは、もっと長い道のりになるかもしれませんが、しっかりと司法書士試験の傾向をつかんで勉強することで合格することができます。ぜひ、少しでも効率よく勉強するために司法書士の資格予備校や通信講座も検討してみてください

資格講座名 資格スクエア資格スクエア アガルートアガルート スタディングスタディング
コース名 逆算プレミアム 予備試験1年合格カリキュラム|通信指導 予備試験合格コース(総合)
税込価格 987,800円 1,798,000円 134,200円
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