就職に役に立つ資格を取りたいと思った時に、会計の基礎である簿記の資格が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。
しかし、簿記は持っていても就職の際に有利にはならないという意見を聞いて不安になっていませんか。
この記事では、
- 簿記を持っていても就職できないと言われるのはなぜ?
- 簿記は何級から履歴書に書くことができる?
- 簿記が就職に役立つのはどんなとき?
- 就職前に簿記をとるメリットって?
- 簿記資格を仕事に活かしたいけどどうしたらいい?
- 簿記以外に役立つ資格ってある?
- おすすめの簿記講座は?
このような疑問を解決する内容になっています。
ぜひ最後までご覧ください。
コンテンツ
簿記は就職に役に立たないの?使い方や考え方による
簿記の資格は確かに、持っている「だけ」では、就職の役に立たないケースがあります。
そのため、なぜ簿記の勉強をして、その資格をどのように使っていきたいのか、自分の中でしっかりとした道筋を立てておく必要があります。
また簿記の何級を取得しているかによって、採用されやすい就職先も異なりますので、その点も解説していきます。
簿記だけでは就職できないケースも多い!主な3つの理由
簿記を持っているから就職は安心というわけではありません。
その理由は、
- 簿記の取得者の数が多い
- 持っていて当然と思われるケースもある
- 景気が悪い
上記の3つがありますので、順番に解説します。
簿記取得者の数が多い
簿記の知識は経理職でなくとも、ビジネスパーソンであれば必須の知識であるため、人気の資格です。
そのため3級は毎回5万人から8万人が受験しています。
合格率も3級であれば4~6割と受験者の約半数が合格する、比較的受かりやすい試験です。
また試験は年3回実施されており、取得者の数は年間10万人程増え続けています。
2020年12月からはネット試験も始まり、指定されたテストセンターでも受験できるようになりました。
より受験しやすい環境ができたため、取得者の数は今後も増え続けると予想されます。
このような背景から、特に3級の場合は、希少性がある資格とはいえないでしょう。
持っていて当然と思われるケースもある
簿記の資格は商業系や経済系の学生であれば、授業の一環として取得している場合があります。
難易度も3級2級であればそこまで高くないため、商業系や経済系の学生であれば持っていて当然と思われるケースもあります。
しかし、持っていて当然だからとはいえ、きちんと勉強して取得した資格を卑下する必要はありません。
大切なのは、取得した理由も用意しておくことです。
「大学の単位取得のための要件だったので取得しました。」という本当の理由ではなく、「税金について勉強したかったので、入門資格である簿記を取得しました。」といった意味付けがあると面接での印象は変わることでしょう。
景気が悪い
日本経済は、1990年代初めのバブル崩壊以降、失われた30年と言われる低成長時代です。
国の経済規模を表す指標に国内総生産(GDP)があります。
この30年間で日本のGDPの成長は1.5倍とアメリカの3.5倍、中国の37倍と遠く及びません。
このように景気がいいとはいえない状況で採用人数を増やせないため、簿記を取得しているというだけでは就職に繋がりにくいといえます。
簿記が就職に役立つケースはないの?もちろんある!
簿記の資格は歴史も知名度もあり、会計のルールに従った財務諸表を作成できるというスキルを客観的に示すことができる資格です。
就職に役立つケースはもちろんありますので、
- 経理の仕事
- 書類選考
この2点について、どのように役立つのか解説します。
経理の仕事に役立つ
簿記の学習内容は、企業の経理の業務内容に直結しています。
といのも、ほとんどすべての企業が簿記を使って作成した財務諸表で、
- どれくらい儲かっているか
- 資産や負債はどれくらいあるか
これらの企業運営を続けていくために必要な情報を得ているからです。
簿記の知識は、経理の仕事をする人にとっての共通言語なので、必ず必要な知識です。
簿記の知識が必須の経理では当然、簿記資格が重要視されるため、簿記資格は大いに力を発揮します。
書類選考で有利になることも多い
簿記は7割以上を得点できれば必ず合格できるため、きちんと対策すれば合格できる報われやすい資格ではあります。
しかし簿記の3級であっても合格するには、
- 会計用語の知識
- 財務諸表を所定時間内で作成する理解力と計算力
これらを身につける必要があるため、初学者であれば約100時間の勉強が必要です。
そのため、就職や転職の際にも、
- ビジネスパーソンとして持っていて損のない知識を習得している
- 一定の目標のために、努力できる人物である
これらが評価され、書類選考で有利になることも多いです。
簿記は何級から就職に有利?2級以上が目安
簿記資格は3級から1級までありますが、
- 3級は、入門資格
- 2級は、実務で通用するレベル
- 1級は、簿記のスペシャリスト
取得する級によって、上記のように評価されます。
経理職以外で、基本的な会計知識が必要であれば3級で十分です。
2級を取得していれば、中小企業の経理として十分に戦力になることができます。
反対に、1級はこれらの目的で取得するには、むしろオーバースペックといわれるくらい難易度の高い資格です。
それゆえに、簿記の1級は就職の際、強いアピールポイントになりますので、解説を加えます。
特に1級は強いアピールポイントになる
簿記の合格率は、
級 | 合格率 |
---|---|
3級 | 40~60% |
2級 | 15~40% |
1級 | 5%~10% |
表のようになっており、1級の合格率は5%から10%と3級2級と比較して難易度が高いことが分かります。
合格者も年間1000人程度と少なく、希少性の高い資格です。
また、よく比較される資格に税理士試験の簿記論があります。
どちらも難関資格ですが、簿記論では工業簿記の出題がありません。
そのため、メーカーをはじめとした製造部門がある会社では、高度な工業簿記の知識を持っているという点で簿記1級は強いアピールポイントになります。
就職前に簿記を取るメリットは?資格の活かし方を知っておこう
就活が始まる前や転職する際に、この機会に何か資格を取ろうと思った時は、簿記を検討してみてください。
就職前に簿記を取得するメリットを、
- 就職先を選ぶときに役立つ
- アウトソーシング化に役立つ
この2点にわけて解説します。
就職先を選ぶときに簿記の知識が役立つ
就職先を選ぶ際に簿記の知識があると、経営理念や事業内容とは違った視点から企業をみることができます。
例えば、企業ホームページの会社概要欄には、資本金の金額が載っていることが多いです。
資本金は企業を運営する上での元出なので、多い方が企業としての信頼性が高く、経営体力のある会社と評価されます。
なぜそのような評価をされるのかも、簿記の知識があれば貸借対照表を思い浮かべ感覚的に理解することができます。
資産の部は、負債の部と資本の部の合計金額と一致するので、資本金の金額が大きければ、資産の部の金額も大きくなります。
資産の金額が多きればその分、潤沢な資金があったり、高額な設備投資も可能な体力のある会社の可能性も上がるというわけです。
また上場企業のデータを網羅した『会社四季報』にも
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
- 純利益
といった業績数値が掲載されています。
これらの情報も簿記の知識があった方が理解が深まるため、会計上健全な就職先を探すときに役立つでしょう。
アウトソーシング化に役立つ
経理業務は大きく、次の5つに分けることができます。
- 日常の会計処理
- 月次決算
- 年次決算
- 決算書作成
- 税務申告
大企業であれば、社内税理士や公認会計士がいることも多く、税務申告まで社内で完結させることができます。
反対に会社の規模が小さくなるにつれ、会計事務所や記帳代行業者にアウトソーシングする項目が増える傾向にあります。
経理という仕事は、直接的に売上をあげることができない間接部門です。
そのため、特に中小企業では、経理部門にあまり経費をかけられずアウトソーシングが増えるのです。
しかし、アウトソーシングできるからといって、社内に経理の知識がある人がゼロというわけにはいきません。
作業は外部に任せたとしても、業績やキャッシュフローは社内の人間が把握しておかねば経営は立ち行かなくなるからです。
例えどんなにアウトソーシング化が進んだとしても、確かな経理の知識を持つ人材は企業に必要とされるでしょう。
簿記資格を活かしたい人におすすめの就職先は?経理募集があるところ!
すでに簿記の資格を持っている方は、どうすれば効果的に資格の力を発揮できるのか気になりますよね。
ここからは、
- 簿記3級・2級
- 簿記1級
このように級にわけて資格の活かし方を解説します。
簿記3級・2級におすすめの就職先は?中小企業の経理部がねらい目
簿記2級を持っていれば、未経験であっても中小企業の経理部や会計事務所の応募条件を満たす場合が多いです。
即戦力になる経理経験者が優遇される場合が多いですが、未経験がプラスに働く場合もあります。
例えば、「勘定科目」の使い方は教科書通りに使う必要はなく、企業によって独自の運用をしています。
そのため、先入観なく自社の経理規定に順応してくれるという点で未経験者を歓迎している企業もあるからです。
また簿記3級であっても、働きながら簿記2級を取得する意思があれば問題ないというケースもあります。
どちらも募集している企業の状況次第なので、自分にあった求人を探しましょう。
簿記1級におすすめの就職先は?大手企業にも挑戦しやすい
見方によれば、税理士試験の簿記論よりも難易度が高いといえるのが、簿記1級です。
簿記の2級までは、簿記のルールに従って財務諸表を作成していく能力が求められます。
これに対して、簿記1級では、なぜそのルールが用いられるのといった簿記論の背景も理解する必要があり、単純な暗記だけでは乗り切ることができません。
そのため、簿記1級を取得しているということは、商業簿記・工業簿記ともに、高度な会計知識を持っているといえるため、大手企業にも挑戦しやすいです。
就活時に簿記資格を活かす方法は?なぜ資格を取ったのか説明しよう
簿記は取得者が多く、ただ持っているだけでは、効果を発揮しにくいとお伝えしました。
では、就活時の書類選考や面接で簿記の資格をどのようにアピールしていけばいいのでしょうか。
- 簿記の知識を活かして会社にどう貢献するか伝える
- 資格に加えて実務経験があることを伝える
上記の2点について解説します。
簿記資格を活かしてどう貢献するか伝えるのも効果的
簿記資格は人気のある資格で取得者が多いため、ただ持っているというだけではアピールポイントとしては弱いです。
- なぜ簿記に興味を持ち、資格取得するに至ったのか
- 取得した資格を活かしてどのように活躍したいのか
このあたりの意味付けがしっかりしていると就職に効果的です。
また簿記資格を持っていても、機械的な会計処理はアウトソーシングしている場合も多いです。
これからは、簿記の知識を活かした分析力を営業や経営戦略に役立てる応用力が求められているといえます。
実務経験があるならそれをアピールしよう
中小企業であれば、経理部門は最低限の人数で運営していることも多いです。
そのため中小企業が経理の人員を補充する場合、退職した人の穴を埋めてくれる即戦力を求めている可能性が高いです。
というのも経理業務は、月次決算や年次決算など、タイムリミットのある業務です。
特に月初は、月次締めのため締め日に追われ、新しく入社した人に丁寧に業務を説明する時間がないくらいシビアなスケジュールです。
経理の実務経験があるということは、経理業務のタイトなスケジュールをこなしてきた実績があるという証明になります。
その実績や経験をアピールすることで採用に有利に働くでしょう。
簿記以外に就職に役立つ資格は?
簿記以外にも就活に役立つ資格があれば取得したいという方に、
- 給与計算検定
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- 秘書検定
- TOEIC
- ファイナンシャルプランナー技能検定
- ビジネス会計検定試験
この6つの資格・検定を紹介します。
給与計算検定
一般社団法人実務能力開発協会が主催する、給与計算業務に関連する実務能力を客観的に判定する検定試験です。
2級と1級があり、2級は11月と3月の年2回、1級は11月の年1回実施されています。
2級では、一般職員として年末調整以外の給与と賞与の計算ができるレベル、
1級では、法令にも精通し、イレギュラーな給与計算や、年末調整、社会保険や税務といった不随する手続きを行うことができるレベルが求められます。
中小企業は、経理と労務の業務の部門が分かれていないことも多いため、どちらの知識もあると活躍の幅を広げることができます。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
マイクロソフト社が主催する資格認定制度で、
- Word
- Excel
- PowerPoint
といったオフィス製品の利用スキルを客観的に証明する世界共通の資格です。
毎月1~2回実施の全国一斉試験か、ほぼ毎日開催している随時試験かを選ぶことができます。
office製品はたいていの企業が利用しており、特に経理業務はExcelが必須です。
MOSは実際にoffice製品をパソコン上で操作する実技試験形式なので、試験対策を通して確実にパソコンスキルが向上します。
早く正確な資料を作成できれば、より資料の内容やプレゼンに力を入れることができるので、重要なスキルといえます。
MOSが気になった方は次の記事も参考にしてください。
秘書検定
公益財団法人 実務技能検定協会が主催する、社会に出て働く人なら誰でも備えておかなければならない基本的な常識について出題する検定です。
試験概要や難易度について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。
秘書検定では、ビジネスマナーの知識を習得することによって、相手に「感じの良い」印象を与えることを目指しています。
やはり一緒に働くなら、「感じの良い」人の方が嬉しいものです。
秘書検定の取得を通して得た知識は、就職の面接の時点でも力を発揮してくれるはずです。
TOEIC
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が主催する、英語の「聞く」力と「読む」力を測るテストです。
毎月1回、午前と午後の1日2回実施しています。
合格、不合格ではなく、スコアで結果が表示され、スコアに応じて評価の目安があります。
600点くらいから、就職時にアピールポイントになるとされています。
TOEICはリスニングと読解問題からの出題なので、スピーキングのテストはありません。
そのため、日本の英語教育との相性がいいので、きちんと対策をすれば高得点を狙えます。
国内企業で働くなら英語は不要ではないかと思われるかもしれませんが、国内企業であっても海外企業と取引をしていることは多いです。
経理職の場合、先方からの見積書や請求書が英語の場合もありますし、海外口座に送金することもあります。
そんな時に、ビジネスレベルで使える英語力があれば、必ず役に立つでしょう。
ファイナンシャルプランナー技能検定
ファイナンシャルプランナー技能検定は、NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が主催する、税金、住宅ローンといったあらゆるお金に関する知識を問う検定です。
3級・2級・1級があり、3級・2級は5月・9月・1月の年3回、1級は9月の年1回実施しています。
ファイナンシャルプランナー技能検定の合格率や難易度については、次の記事を参考にしてください。
企業によっては、社内ファイナンシャルプランナーを雇用し、社員のライフプランについてアドバイスしているところもあります。
直接ファイナンシャルプランナーとして働かなくとも、経理の知識に加えて、税金や保険、不動産の知識があればより円滑に業務を進めることができるでしょう。
ビジネス会計検定試験
ビジネス会計検定は、大阪商工会議所が実施する、財務諸表に関する知識や分析力を問う検定です。
3級・2級・1級があり、3級・2級は10月・3月の年2回、1級は3月の年1回実施しています。
ビジネス会計検定の難易度や合格率については次の記事を参考にしてください。
経理職は、財務諸表を作成することが主な仕事ですが、ビジネス会計検定では、作成した財務諸表を経営指標を使って分析する力を習得することができます。
例えば、流動負債における流動比率の割合を流動比率といい、短期的な支払い能力をみる指標があり、一般的に200%を超えていると安全とされています。
このように、指標の使い方と算出した数字を客観的に評価する方法が身につくので、財務諸表を作成するだけでなく、その一歩先である分析力を発揮できるようになります。
資格取得で後悔しないために!活用方法を具体的にイメージしておこう
ここまで、簿記資格を就職に活かす方法と、関連する資格を紹介してきました。
就職や転職の際、
- 経理の経験があります
- Excelが得意です
こういった自分の経験をアピールする時に、資格があると自分の努力や経験が客観的に評価されるというメリットがあります。
しかし資格取得には少なくない時間と労力がかかるため、履歴書欄を埋めるために、やみくもに資格だけを取得するのはおすすめできません。
せっかく勉強するのであれば、取得した資格を活かしてどのように社会で活躍したいのか具体的イメージをもって臨みたいところです。
簿記の独学が不安?おすすめ対策講座で効率よく学ぼう!
簿記は独学でも合格が可能ですが、初学者や効率的に勉強したい方は、講座の受講も検討してください。
- 大手ならではの安心感がある「資格の大原」
- 費用を抑えて受講したい場合は「スタディング」
- 総合的なバランスなら「フォーサイト」
ここからは、特徴別におすすめの予備校を紹介します。
ネット試験対策なら「資格の大原」
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こういった大手ならではの魅力があるのが、資格の大原です。
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受講形式 | web通信 |
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特典や割引 | 調査中 |
受講者の合格率 | |
公式サイト | 大原公式 |
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通いやすい場所に予備校がなく通信講座を考えている場合、費用を抑えらえる「スタディング」がおすすめです。
コース名 | 簿記3級・2級セットコース |
税込み価格 | 22,000円 |
受講形式 | オンライン |
教育給付金制度 | 2022年3月31日まで |
特典や割引 | 調査中 |
受講者の合格率 | |
公式サイト | スタディング公式 |
合格実績で選ぶなら「フォーサイト」
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その秘訣は、次の3つです。
- 紙とデジタル両方で見られるフルカラーテキスト
- 満点ではなく合格点を目指した効率の良い授業
- メールによるサポート体制
デジタルテキストより、紙のテキストの方が脳の活動範囲が広く記憶に残りやすいというデータもあります。
すべてデジタルというのは慣れないという場合は、バランスの良い「フォーサイト」をおすすめします。
コース名 | バリューセット1 |
税込み価格 | 37,800円 |
受講形式 | オンライン |
教育給付金制度 | 2022年度本試験前日まで |
特典や割引 | 調査中 |
受講者の合格率 | |
公式サイト | フォーサイト公式 |
簿記を就職に活かすなら2級以上がおすすめ!活用法も考えておこう
いかがでしたでしょうか。
ここまで、次の項目について解説してきました。
- 簿記は取得者が多く、持っているだけでは差別化が図りにくい
- 簿記を持っていると経理職では必須スキルのため採用されやすい
- 実務で使えるのは簿記2級から
- 簿記は就職先の企業の財務分析にも使える
- 簿記を取得するまでのストーリーや実務経験が採用に有利に働くことがある
- 簿記以外には、資料作成に役立つ「MOS」、財務分析に役立つビジネス会計検定が特におすすめ
- 簿記講座は、大手なら「資格の大原」、価格重視なら「スタディング」、バランス重視なら「フォーサイト」がおすすめ
簿記は経理職に必須のスキルというだけでなく、経営分析にも利用できるビジネスパーソンの必須スキルといえます。
2級以上を取得している場合は、就職にも有利に働く可能性が高く、秘書検定やTOEICといった他の資格を併せて取得することで、より自分のスキル客観的に証明することができます。
簿記をこれから取得しようという方は、効率的に合格できる講座の受講も検討してみてください。