「公務員の勉強はいつからすればいいの?」
「試験に合格するコツを知りたい」
公務員試験は、公務員になるために必要な採用試験です。受験する方も多く合格は簡単ではありません。
そんなライバルの多い公務員試験ですが、一体いつから勉強すれば合格できるのか。他の人たちはいつから勉強しているか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、公務員試験の勉強をはじめる時期や合格のコツについて以下の内容で解説します。
- 公務員試験の勉強って?
- 公務員の勉強はいつから必要?現状別に解説
- 公務員試験のおすすめ勉強スケジュール
- 公務員試験に不安?おすすめ通信講座で効率的に学ぼう
- 公務員試験勉強の時間がない!一冊のテキストに絞って繰り返し解こう!
ぜひ最後までご覧ください。
コンテンツ
公務員試験の勉強って?公務員になるために必要!
公務員試験は、国や地方自治体が実施する、公務員を採用をするための試験です。
一部の専門職をのぞいた多くの公務員には、公務員試験に合格することで公務員になることができます。
試験内容は、一次試験で筆記試験、二次試験で面接試験が実施される場合が多いです。筆記試験は、一般的に「教養試験」「論文試験」「専門試験」の3つで構成されています。しかし受験先によっては3つ全てをしない場合もあります。
合格率は職種や年度によって大きく変わりますが、一般職の場合、全国平均で15%~20%ほどといわれており、簡単に合格できる試験ではありません。
そのため、公務員を目指す方は、勉強や対策をしっかりとする必要があります。
公務員試験の受験枠とは?自分に合ったもので受験しよう!
公務員試験は主に「一般枠」と「社会人枠」の2つの受験枠があります。
- 一般枠:年齢要件を満たす新卒者・既卒者・社会人が対象
- 社会人枠:民間企業などでの職務経験がある方が対象
また、一般枠は試験の難易度別に「高卒程度」と「大卒程度」などの2つの受験区分が設定されていることが多いです。
しかし、あくまで「程度」であり受験資格ではありません。そのため、中卒や高卒の方が「大卒程度」の試験を受けることもできますが、試験の難易度は当然高くなります。
自分の能力や合格したい時期などをしっかりと考慮した上で、自分にあった受験をすることが重要です。
公務員試験には受験資格がある!年齢制限に注意
公務員試験には主に以下の3つの受験資格があります。
- 年齢
- 職務経験
- 学歴
3つの受験資格の内、職務経験は社会人枠のみの受験資格であり、一般枠では関係ありません。
学歴に関しても、国家公務員の一部の試験に必要なだけであり、影響することはほとんどないといえるでしょう。
一方で、年齢制限についてはほぼ全ての公務員試験に設けられています。
年齢制限を大まかに分けると、以下になります。
受験枠 | 受験可能な年齢 |
---|---|
一般枠(高卒程度) | 20代前半 |
一般枠(大卒程度) | 30代前半 |
社会人枠 | 59歳まで |
年齢制限は、受験先によっても大きく変わりますので、必ず受験前に確認するようにしましょう。
公務員試験っていつ受けるもの?大学生の場合は4年で受ける
公務員試験はいつ受けるのものなのでしょうか。
基本的には自分のタイミングで受験すれば問題ありませんが、大学生の場合は卒業のタイミングである、大学4年生の時に受験する方がほとんどです。
公務員試験に必要な勉強時間は約1,000時間ともいわれており、年単位での学習が必要になります。少しでも合格率を上げるためにも、できるだけ早い時期から勉強を始めましょう。
公務員の勉強はいつからする?現状別に解説!
公務員試験の勉強をはじめるのは、具体的にはいつ頃からがよいのでしょうか。
ここからは、以下の現状別に開始時期について解説します。
- 高卒の場合
- 大学生の場合
- 大学3年後期・4年生の場合
- 社会人の場合
それぞれ詳しく見ていきましょう。
高卒の場合は?夏休みごろから始める人も多い
高卒程度の公務員試験は、基本的に教養試験のみになります。
高校で普段から勉強を進めている方であれば、比較的短い時間でも合格を狙うことは可能です。
早くから勉強をしていた方が有利にはなりますが、公務員試験に受かった方でも「実際に勉強を始めたのは高校3年生の夏休みから」という方も意外に多くいます。
当然、それまでの知識や学習量などによっても大きく変わりますので、不安のある方は、遅くとも半年前からは勉強を始めることをおすすめします。
大学生の場合は?スタートダッシュを狙うなら2年生から
大学生の場合、一般的には大学3年生から試験勉強を始める方がほとんどです。
しかし、アルバイト・ゼミ・サークル活動などであまり時間が取れない方や、少しでも早く勉強を始めて合格の可能性を上げたい方は、2年生からの勉強開始をおすすめします。
公務員試験には「数的処理」「経済原論」という科目があり、この2科目は多くの受験生が苦手としている科目です。
もし大学2年生から勉強を始め、上記2科目を得意科目にすることができれば、他の受験生より有利に試験にのぞむことができるでしょう。
公務員試験勉強を大学3年後期・4年生から始めるのは遅い?挽回は可能!
公務員試験の勉強を大学3年生の後期や4年生から始めても挽回は可能です。
試験範囲がとても多いため、不可能にも見えますが、試験では満点を取る必要はありません。徹底的に勉強し、出題の7割ほど問題に正解することができれば合格を狙うことができます。
大学4年生にもなると授業も少なくなり、勉強に使える時間が増えます。春休みや夏休みなどもありますので、使える時間を有効活用できれば出題範囲を全て勉強することも不可能ではありません。
しかし、早く勉強を開始している方よりも、遅れていることには間違いないので、危機感を持って試験に取り組む必要があります。
不利である自覚を持ち、一日の勉強時間を増やすなどの努力をして試験にのぞみましょう。
社会人の場合は?1000時間を目安に受験日から逆算
社会人で公務員試験にのぞむ場合は、事前にしっかりとした計画をしなければなりません。
上でも説明したように、公務員試験に合格するには約1,000時間の勉強が必要です。また、大学生に比べ、1日の内で勉強に使える時間も少なく、モチベーションを維持するのも簡単ではありません。
そのため、目標の受験日や1日の勉強時間のルールをしっかりと決めた上で、1000時間を目安に逆算してスタートを設定しましょう。
公務員試験のおすすめ勉強スケジュール!いつから始めるか予定を立てよう!
ここでは公務員試験の一般職における、おすすめの勉強スケジュールを具体的に解説します。
今回解説する、おすすめの勉強スケジュールは以下の通りです。
- 全体で使用する勉強時間:1000時間
- 勉強期間:1年
- 1日あたりの勉強時間:平均3~4時間
合格までの勉強期間は短すぎても勉強量が足りず、長すぎてもモチベーションが維持できなくなるため、1年ほどで勉強するのがよいです。
1日の勉強時間は平均3~4時間としておりますが、毎日この時間を勉強する必要はありません。
特に、勉強の習慣がまだついていないスタートの時期は、とにかく継続することを意識して1日の勉強時間は少なめのほうがよいでしょう。逆に後半は勉強時間を増やして追い込みをかけるのがおすすめです。。
次に各時期における、おすすめの勉強内容です。
- 1~6ヶ月目:憲法・民法・行政法・経済原論・数的処理
- 7~9か月目:上記以外の科目
- 9~12か月目:各科目の総仕上げ・論文対策
- 筆記試験終了後:面接対策
上記の流れで勉強を続ければ、充分合格が狙えるでしょう。
公務員試験勉強が不安?おすすめ通信講座で効率的に学ぼう!
公務員試験は長い期間の勉強が必要になります。
そのため、独学で試験勉強をしていると本当に合格できるのか、他の受験者はもっと勉強が進んでいるのではないかとに不安になる方も多いのではないでしょうか。
独学での勉強に不安がある場合は、通信講座の利用を検討しましょう。
通信講座は、ベテランの講師によるオンライン講座や過去を分析したテキスト、試験対策など合格を大きくサポートしてくれる内容が揃っています。また、実際に公務員試験に関わる人とも繋がれるので、モチベーションの維持にも役立ちます。
特にアガルートはおすすめの通信講座です。
アガルートの公務員講座は、通常の公務員試験にくわえて、国家総合職にも対応しており、法律系にもとても強いです。
また特徴として、通信講座でありながら、優秀な講師陣から直接指導を受けることができます。
カリキュラムも充実しており、価格以上の内容となっておりますので、ぜひ一度検討してみてください。
コース名 | 地方上級・国家一般職+専門職・裁判所カリキュラム |
税込み価格 | 280,000円 |
受講形式 | オンライン |
教育給付金制度 | なし |
特典や割引 | 合格したらお祝い金3万円+全額返金。模擬面接はオンラインor対面。不定期ホームルームあり |
受講者の合格率 | 記載なし |
公式サイト | アガルート公式 |
公務員試験勉強の時間がない!一冊のテキストに絞って繰り返し解こう!
試験勉強の時間がない場合は、自分にあったテキストを一冊選び、そのテキストを徹底的に何度も繰り返し解きましょう。
時間がない状態で、何冊ものテキストに手をだすのは効率も悪く、全てが中途半端になってしまうためです。
テキストは基本的には自分にとって取り組みやすいテキストで問題ありません。図や表が多いテキストは理解しやすいので、図表の多さを基準にするのもありです。
もし、自分にやりやすいテキストが見つからない場合は、昔から試験の傾向や対策をしっかりおこなっている出版社のテキストを選ぶとよいでしょう。
公務員の勉強をいつからすべきか!早ければ早いほどいい!
公務員試験の勉強開始のタイミングや勉強スケジュールについて解説しました。
まとめると以下になります。
- 公務員試験は受験枠があるので自分に合ったもの選ぶ必要がある。
- 公務員試験を受ける際は年齢制限に注意
- 公務員試験の勉強は早いほど有利
- 公務員試験が不安な方は通信講座がおすすめ
- 時間がない場合は一冊のテキストの繰り返しがおすすめ
公務員試験の勉強は早ければ早いほど有利になります。
しかし、誰でも余裕を持って勉強ができるわけではありません。
通信講座は、合格に向け効率的な勉強ができるため、時間がない人や、独学での試験に不安がある方にはとてもおすすめです。
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