保育士試験におすすめの勉強方法は予備校の活用！合格のコツを紹介！

「保育士試験は、独学でも合格できる？」

「働きながら保育士資格をとることは可能？」

保育士資格を取得して、キャリアチェンジを考えている人もいることでしょう。

共働き世帯が増え続けているなかで、保育士は常に不足している状況です。実は、専門学校を卒業していなくても、保育士試験は受験できます。

保育士試験は、学科試験の科目が多く、実技試験でも十分な対策が必要な試験です。この記事では、保育士試験を受験するには、どのような学習が効果的なのか解説しています。

保育士の概要

まずは、保育士試験の受験資格と試験内容を解説します。

保育士試験の受験資格は最終学歴で異なる

保育士になるには、次の方法があります。

1. 保育士養成学校などで、所定の課程・科目を履修し卒業する
2. 保育士試験に合格する

ここでは、社会人が保育士になる一般的なルートである「保育士試験」について解説します。

保育士試験の受験資格を得る方法は、学歴により異なり次のルートがあります。

ここまでの条件に該当しない人でも、受験要件を満たす場合があります。不明点がある場合にも問い合わせをしてみてください。

リンクはこちらです。
受験資格｜一般社団法人全国保育士養成協議会 (hoyokyo.or.jp)

難易度は実技よりも筆記が難しい

保育士試験は、前期と後期に分けて行われます。どちらかを選択して受験します。前期試験は、4月に筆記試験・7月に実技試験が行われます。後期試験では、10月に筆記試験・12月に実技試験が行われます。

保育士試験はこのように、筆記試験と実技試験の両方にパスした人が最終合格者となります。筆記試験は科目数が多いので、実技試験よりも難しいとされています。筆記試験は、科目合格制度が設けられているので、複数回に分けて受験する人も少なくありません。

社会人や子育て中の人では、科目合格制度を利用して、2〜3年かけて合格を目指す場合が多いです。専門学校で3年ほどかけて学習することを、社会生活や家庭生活を営みながら網羅的に学習しなければなりません。筆記試験にはライフスタイルに合わせた学習計画が必要です。

筆記試験の科目数は9科目、実技試験は2分野です。

筆記試験では、1科目6割以上の得点で合格となります。すべての科目に1度で合格しなくても、3年以内に再受験すれば科目免除を利用して受験ができます。

筆記試験は、マークシートの択一式で行われます。出題科目は次のとおりです。

なお、社会福祉士などの資格を保有している人は、いくつかの科目が免除されます。事前にチェックして必要な科目に絞って学習します。

実技試験は「表現」が出題されます。表現は、音楽・造形・言語があります。この中から得意な分野を選択して受験します。

独学で保育士試験を受ける際の勉強方法

独学で保育士試験を受ける場合には、次のように学習を進めます。

テキストでインプット

社会人が保育士試験を受けるにあたり、独学で学ぶことは可能です。自分のペースで学習したい人や、子育て中で定期的に学習ができない人にオススメです。

独学の場合は、自分に合ったテキストを見つけることから始めます。書店に行って、実際に手に取って読みやすいものを選びましょう。

テキストを選ぶ際には、法改正に対応するために、もっとも新しいものを選ぶようにしましょう。保育士試験に合格するための学習時間は、150時間前後と言われています。1日1〜2時間の学習を3ヶ月から半年、自分に合ったペースで続けることが重要です。

基本的には、テキストでインプットを行い、過去問題集でアウトプットを行います。テキストのインプットは、全体の学習時間の3分の1程度を集中的に行います。合格するためにはテキストのインプットの都度、小問題のアウトプットが大切です。2分の1以上の時間を、アウトプットと解説読みに使えるように時間配分をするようにしましょう。

テキストインプットの1回目は、まず全ページを網羅的に読み進めます。2回目以降は、意味を理解しながら読み進めます。

実技試験の対策は、例えば音楽表現を選択するのであれば、もともとピアノを習っていた人でも、保育士コースのあるピアノ教室で指導してもらうのがオススメです。独学の場合は、動画などを活用すると良いでしょう。

実技用の参考書を揃える必要があります。言語表現、造形表現を選択する場合にも、保育士コースもある教室があれば通うのが理想です。自分がどれに向いているかを見極めることも大切です。

過去問でアウトプット

過去問題集は、はじめに購入すると良いです。独学者の場合、どのように学習を進めるかわからない場合があるでしょう。そのため、先に過去問題集を読んでみて、どのように出題されるのか傾向を見ておくと良いです。過去問題集を実際に解く必要はありませんが、ざっと見ておくだけでも学習の目安となります。

インプット学習がひと通り終わったら、本格的に過去問題集に取り組みましょう。過去問題集は、解説をしっかり読み込みます。理解できないところはテキスト本文に戻り、苦手を作らないように進めていきます。

複数回、繰り返し問題を解くことで試験に対応できる力が身に付きます。なお、過去問題集も、必ず最新版を購入するようにしましょう。あやふやな問題や、間違えた問題には必ず印をつけておきます。復習しやすいよう付箋（ふせん）を貼っておいても良いでしょう。

保育士試験の合格率を上げるためのおすすめの予備校5選！

保育士試験に定評のある予備校を紹介します。

予備校について詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックしてみてください。

資格Hacks

保育士対策の予備校を紹介！あなたに合う予備校が見つかる！

https://shikakuhacks.com/medical/10657

「保育士試験におすすめの予備校ってどこ？」「保育士の予備校を選ぶ際のポイントって何？」保育士を目指している人は、このような疑問を持っているのではないでしょうか。予備校といってもそれぞれに特色が違うので、自分に合ったものを見つけられるかは重要です。この記事では、予備校を選ぶ際のポイントに加えて、おすすめの予備校を紹介していきます。自分に合った予備校を見つけやすくなりますので、参考にしてみてください。保育士の予備校を選ぶ際の5つのポイント自分に合った予備校を見つけるためには、いくつか抑えておかなけ...

1．東京アカデミー

東京アカデミーは、公務員試験に特化した予備校です。短期間での養成講座や定期通学コースを展開しています。生講義だからこそ実現するサポートや受験情報の共有などが特徴です。

公務員保育士を目指す受験生が、学習だけに集中できる環境が整えられています。

公立保育所試験対策模試 | 公務員模試 | 公務員試験対策講座（高卒程度） | 東京アカデミー (tokyo-ac.jp)

2．ユーキャン

ユーキャンの保育士講座は、過去10年間で14,000名以上の合格者を輩出しています。科目合格制度を効果的に利用した、年2回の試験に対応したカリキュラムが特徴です。初学者でも、テキストを中心に実力をつけられます。

保育士資格取得講座｜通信教育講座なら生涯学習のユーキャン (u-can.co.jp)

3．ヒューマンアカデミー

実績と信頼のおける専門学校が提供する「たのまなヒューマンアカデミー」では、社会人向けのコースも用意しています。最短6ヶ月で合格圏内の得点力をつけられる効果的なカリキュラムとなっています。

動画講義とテキストをリンクした講義で、しっかり実力を身につけられます。

保育士【完全合格】講座｜ヒューマンアカデミー通信教育・通信講座たのまな (tanomana.com)

4．クレアール

クレアールでは「公務員としての保育士を目指す人」に最適な対策講座が用意されています。クレアールの特徴は、面接対策の指導を無制限で受けられることです。

公務員の面接は配点が高いので対策が特に重要です。もちろん筆記科目対策も効率よく学べるカリキュラムが用意されています。

高卒程度試験対策 | 公務員合格クレアール (crear-ac.co.jp)

5．フォーサイト

フォーサイトでは、はじめて保育士の学習を始める人に最適なフルカラーテキストを利用します。スマホ学習も可能で、スキマ時間を有効活用できます。

また、フォーサイトでは講義の間にリアルタイムにコメントを送信したりできるライブチャットによる機能があります。自宅にいながら、緊張感のある授業を受けられる事は、実力を養成する上でも大きなポイントです。

保育士に効率よく合格するためには予備校がおすすめ！

ここまで保育士試験について、独学方法や予備校をオススメしました。保育士試験は、科目が多くとても範囲が広いです。社会人や家庭を持つ人が、効率的に学習を進めるには、予備校の利用がオススメです。

また実技試験対策にも教室利用をすることがベストでしょう。