この記事では、おすすめのパソコン資格9種類をピックアップしました。「事務」「クリエイター・エンジニア」の項目ごとにわけて紹介しています。
個人で受験する方法からパソコン教室などで実施されている場合など、さまざまな方法で受験が可能です。試験はパソコンで実施される内容も多く、一般的な試験とは少し違った雰囲気になるでしょう。
パソコンのスキルは無駄にならないため、仕事からプライベートまで活かせるスキルを勉強できます。
「上司からスピーディーに仕事をこなして認められたい方」「定時に仕事を終わらせるためにパソコン操作のスキルアップがしたい方」など、仕事のモチベーションアップのためにもぜひ受験を検討してみてくださいね!
コンテンツ
パソコンの資格は就職に有利
多くの企業ではパソコン操作のスキルが必須のため、資格を取得していると就職で有利に働く可能性もあげられるでしょう。
一度資格取得をすれば履歴書にも書けるため、転職の際や業界未経験に挑戦するときも役立ちます。
正社員の方なら自身のスキルアップにもつながるため、別の業界へ転職したいときの切符として活用できるでしょう。
事務からクリエイター、営業など幅広い分野でパソコンスキルは活かせるため優れた資格といえるのではないでしょうか?
試験勉強は自分のペースで進められる
パソコンの資格は受験資格が必要ない場合も多いため、自分の受験したいタイミングで資格取得を目指せる点もメリットです。
例えば、後ほど紹介するIllustratorクリエイター能力認定試験では、Illustratorに関するスキルが試験で問われます。
プライベートの趣味でIllustratorを使いCG作品を手がけている場合、日常的にソフトの操作に慣れているでしょう。
改めて勉強する必要はあるものの基本的な知識が身についているため、少しずつマイペースに試験勉強に取り組めます。自身のスキルや生活習慣、勉強に使える時間などを考えて受験に挑みましょう。
事務におすすめのパソコン資格5種類!
事務の仕事は、基本的にパソコン操作が必須のスキルとなっています。就職では基本的なパソコン操作ができる前提で採用者を決めており、指導する時間や手間を省きたいと考えている場合が多いでしょう。
パソコン資格があれば、事務の仕事を担える基本的スキルがあると見られるため、未経験の挑戦でもアピール材料につながります。
以下では、事務におすすめのパソコン資格5種類をまとめました。事務の仕事にも一般事務や経理などさまざまな内容があるため、自分が目指す業界に関わりのある内容を選んでみてはいかがでしょうか?
おすすめのパソコン資格①日商PC検定
商工会議所が実施する人気資格の一つで、文章作成・データ活用・プレゼン資料作成など、パソコン操作の基本的知識とスキルが問われる内容です。
難易度ごとに級が設けられているため、初心者におすすめのベーシック、1~3級があります。受験資格はないため、パソコン資格初心者も挑戦しやすい内容といえるでしょう。
インターネットに関する知識から、企業で働くときに効率的にITを活用する技術も学べます。MicrosoftのWordやExcelやPowerPointのソフトを日頃から使って練習しておきましょう。
日商PC検定を勉強する過程でデータの保存方法や管理の仕方も学べるため、仕事だけでなく日常生活でスマホやパソコンを扱うときにも役立ちますね。
おすすめのパソコン資格②CAD利用技術者試験
CADとは設計ができるコンピューターソフトのことで、CADのスキルを持つ方が操作して図面作成などを扱います。
就職先としては建築業界など、事務とCADオペレーターの仕事を並行しながら働く職場も多いでしょう。
就職先でCADのスキルを磨きながら一度CADのスキルを取得してしまえば、フリーランスや業務委託で独立して働く方も多くいる仕事内容です。
結婚した後は自宅でのんびり仕事がしたい女性、実家の仕事と兼業して働きたい女性などにもおすすめの内容といえるでしょう。
未経験の場合は履歴書に記載して、書類選考や面接時のアピール材料にもできます。建築業界は人手不足が続き求人の需要度が高いため、手に職をつけて安定して働きたい女性にもおすすめです。
おすすめのパソコン資格③Word文書処理技能認定試験
多くの職場で触れる機会のあるソフトとして、MicrosoftのWordに関するスキル証明につながる内容です。
Wordの基本操作として書式設定・ページ設定・画像挿入などのスキルが試験で問われます。
難易度は1~3級が設けられており、1級に関しては同社ソフトのExcel知識を始めビジネス文書など、より深い知識が求められるでしょう。
事務の仕事ではWordを使って書類整理やデータ整理をする場合も多いため、早く処理できるスキルがあると上司や同僚から仕事の能力を認められやすくなるかもしれません。
Wordの基本操作から応用スキルに関して試験を通して勉強することで、業務をよりスムーズに進行できる助けにつながります。
おすすめのパソコン資格④Excel表計算処理技能認定試験
事務職を始め経理や数字を扱う部署で活用されているMicrosoftのExcelに関するスキル証明につながる内容です。
難易度は1~3級が設けられており、Excelの基本操作として関数や表作成、ビジネス図表の操作スキルが試験で問われます。
Excelの操作は使って覚えていく必要があり、なんとなくは理解している方でも深くまでは操作できない方も多いのではないでしょうか?
とはいうものの基本的な操作はそれほど難しいものではないため、日頃からパソコンを扱っている方なら覚えておいて損はないでしょう。
顧客の名簿リストや原価や予算の計算処理など、スピーディーな仕事内容を済ませるためにぜひ受験を検討してみてください。
おすすめのパソコン資格⑤Accessビジネスデータベース技能認定試験
データの処理や管理ができてExcelよりも大きい容量を扱えるソフトとして、Accessに関するスキル証明になる資格です。
難易度は1~3級が設けられています。Microsoftソフトに関してある程度操作が手慣れている方のスキルアップにおすすめできる資格といえるでしょう。
大量のデータを抽出する際や集計に向いているソフトなので、一般事務からOA事務でデータ処理を中心に扱う部署で活躍します。
事務作業など、毎日コツコツ続けていく作業や仕事に向いていると感じる方は、ぜひスキルアップのためにも受験を検討してみてください。
クリエイターやエンジニアにおすすめのパソコン資格4種類!
自身のスキルで仕事に直結する内容として、クリエイターやエンジニアの仕事があげられます。いわゆる技術職の仕事でやりがいがある分、ソフトの基本的な操作を始め応用的な技術は自分で学んでいく必要があるでしょう。
就職の際はポートフォリオや作品など、作品や商品の実績が必要です。客観的に実績やスキルを示すものには資格もあげられるでしょう。
以下では、クリエイターやエンジニアにおすすめのパソコン資格4種類をまとめました。今から勉強を始められる方の実践を交えた知識獲得にもつながるため、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのパソコン資格⑥Illustratorクリエイター能力認定試験
クリエイターの仕事に必須であるIllustratorのスキル証明になる資格です。ゲーム業界、印刷業界、デザイン業界など、幅広い業界で活用されているIllustratorの知識や技術が学べます。
難易度はスタンダードとエキスパートの2種類があり、元からある程度Illustratorの知識がある方ならエキスパートの資格を目指すのもよいでしょう。
試験では実際にIllustratorのソフトを使いながらコンテンツを作って、操作スキルや問題解決力を確かめる内容になっています。
エキスパートの試験では知識の問題も一緒に問われる内容です。公式サイトからテキストと問題集が発売されているため、勉強時はぜひ利用してみてくださいね。
おすすめのパソコン資格⑦WEBデザイナー検定
インターネットのホームページやアイコンなど、WEBに関するデザイナーとしてのスキルを証明できる内容です。
WEBデザイナーとして企画から納品まで、自分で案件を一つずつ管理していくスキルも試験を通して問われます。
WEBデザイナーとして自分の作りたい作品ではなく、お客様のイメージを具体化できる想像力などが求められるでしょう。
お客様や就職先の企業、自分自身を守るため必要な知的財産権なども試験内容に入るため、就職してからやフリーランスや業務委託で独立したときにも活かせます。
仕事としてデザイナー業界、WEB関連の業界で働きたい方、副業に活かすためWEBデザイナー検定を学びたい方など、自分の目的を明確にしながら受験を検討してみてください。
おすすめのパソコン資格⑧CGエンジニア検定
パソコンなどのソフトを使って、画像などの作品を作る技術をCGと言います。CGエンジニア検定では、ソフトやシステム開発などの技術が問われる内容です。
ゲーム業界・アニメ業界・映画業界など、クリエイティブな業界に活かせるスキルといえます。難易度はベーシックとエキスパートにわけられており、自分の技術力に合わせて受験が可能です。
開発に必要な知識が問われる内容として、CGの歴史やCGに関する理論、知的財産権など、CGに関わるエンジニアとして資格を通して技術を取得していきましょう。
プログラミングやインターネットビジネスを始めたい方にもおすすめできる資格のため、本業と並行して副業で稼ぎたい方は取得を検討してみてはいかがでしょうか?
おすすめのパソコン資格⑨ITパスポート
国家試験のITパスポートは、IT(情報技術)は仕事から日常生活まで、私たちの生活に深く関わる内容として欠かせない存在になっています。
パソコンの操作が苦手な方でも、スマホで家族や友だちにLINEを送っている方も多いのではないでしょうか?
世界共通の知識としてITを理解することは、個人情報や企業の信用を守る上でも欠かせないスキルとなるでしょう。
ITパスポートでは、ITの知識だけでなく経営の戦略などの知識も問われます。他にもコンピュータシステムの仕組みなど、一般の方が今まで知る機会のなかった内容も学べるのです。
試験はパソコンで実施されるため、試験当日までに勉強対策にも取り組みながら基本的なパソコン操作にも慣れておきましょう。
まとめ
おすすめのパソコン資格9種類をピックアップして、事務とクリエイター・エンジニアの項目ごと紹介しました。
パソコン資格は難易度ごとに試験内容がわけられている場合も多く、自身の腕試しに受験するのもよいでしょう。上記で紹介した内容で何か気になるものはありましたか?
試験に合格すれば履歴書や面接のアピール材料にもつながります。自身のキャリアプランも考えながらスキルアップのためにもぜひ受験を検討してみてくださいね。
合わせて読みたい!