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技術士第一次試験合格に必要なテキストは?出題範囲と部門別に紹介!

「技術士第一次試験に必要なテキストはなに?」

「技術士第一次試験は独学でも合格できるの?」

この記事をご覧のみなさまはこのような悩みをお持ちではないでしょうか?

せっかく長い時間をかけて独学で学習を続けてきたのに、そもそも独学では無理だったり、テキストが自分にあわなかったなどの理由で試験に落ちてしまうのは嫌ですよね。

この記事では、そんなお悩みをお持ちの皆さまに技術士第一次試験のおすすめテキストや、独学での合格について解説します。ぜひ最後までご覧ください。

コンテンツ

技術士試験の試験内容

技術士出題範囲

ここでは技術士第一次試験の内容と出題範囲について解説します。

技術士第一次試験は基礎科目・適性科目・専門科目の3種類

技術士第一次試験は筆記試験のみとなっており、5問から選ぶマークシート方式です。
第一次試験では20の技術部門について問われますが、具体的な科目としては

  1. 基礎科目
  2. 適性科目
  3. 専門科目

の3つになります。

1. 基礎科目の出題範囲

基礎科目は科学技術の基礎的な知識を問う科目となり、出題範囲は以下の通りです。

  1. 設計・計画に関するもの(設計理論、システム設計、品質管理等)
  2. 情報・論理に関するもの(アルゴリズム、情報ネットワーク等)
  3. 解析に関するもの(力学、電磁気学等)
  4. 材料・化学・バイオに関するもの(材料特性、バイオテクノロジー等)
  5. 環境・エネルギー・技術に関するもの(環境、エネルギー、技術史等)

2. 適性科目の出題範囲

適性科目は技術士法第四章(技術士等の義務)の規定の順守に関する適性が問われる科目です。

3. 専門科目の出題範囲

専門科目は20の技術部門より1科目を選ぶ科目です。

出題範囲は、選んだ科目の基礎知識や専門知識が問われます。

【基礎・適性科目】技術士第一次試験のおすすめテキスト3選

技術士テキスト

技術士第一次試験の基礎・適性科目のおすすめのテキストは以下の3つです。

  1. 技術士教科書 技術士 第一次試験問題集 基礎・適性科目パーフェクト 2021年版
  2. 技術士教科書 技術士 第一次試験 出るとこだけ! 基礎・適性科目の要点整理 第2版
  3. 技術士第一次試験 基礎・適性科目完全制覇(改訂2版)

それぞれのおすすめの理由について説明します。

1. 技術士教科書 技術士 第一次試験問題集 基礎・適性科目パーフェクト 2021年版

技術士一次試験は過去問の勉強がとても重要といわれております。この問題集は基礎・適性科目の15年分の過去問が用意されているので、徹底的に過去問を解くことができます。

読者専用サイトも用意されており、近年の傾向を分析した予想模試もダウンロードすることができます。

おすすめポイント

  • 15年分もの過去問がある
  • 問題と解答が1年分ごとにまとめられており、非常に使いやすい
  • 近年の傾向を分析した予想模試が用意されている

2. 技術士教科書 技術士 第一次試験 出るとこだけ! 基礎・適性科目の要点整理 第2版

こちらのテキストは、技術士第一次試験の基礎・適性科目を分析し、ポイントが徹底的に絞り込まれています

また、覚えた内容を使い実際に過去問を解くように構成されているので、確実に得点力が身につくようになっております。

おすすめポイント

  • 重要な公式・定理や用語、法規などがテーマ別に整理されており使いやすい
  • 厳選された過去問の要点の解説がある
  • サイズがコンパクトで持ち運びに便利
  • 赤シートがついており暗記に便利

3. 技術士第一次試験 基礎・適性科目完全制覇(改訂2版)

こちらは基礎・適性科目に特化した内容となっており、基礎科目の一部変更点に完全対応しております

また、過去問の傾向を分析して作成された予想問題も用意されているのでおすすめです。

おすすめポイント

  • 基礎科目の変更点に完全対応している
  • 過去問を分析した予想問題がある

【専門科目】技術士第一次試験の部門別おすすめテキスト

技術士科目別

ここからは専門科目のおすすめテキストを6つご紹介します。

  1. 建設部門:過去問7回分+本年度予想 技術士第一次試験建設部門対策 ’21年版
  2. 電気電子部門:技術士第一次試験「電気電子部門」択一式問題200選(第6版)
  3. 情報工学部門:技術士第一次試験「情報工学部門」専門科目 問題と対策
  4. 環境部門:技術士第一次試験「環境部門」専門科目 問題と対策 第3版
  5. 機械部門:技術士第一次試験「機械部門」専門科目過去問題 解答と解説(第7版)
  6. 上下水道部門:技術士第一次試験「上下水道部門」専門科目択一式問題厳選250問<解答と解説> 第3版

それぞれのおすすめの理由をお伝えします。

1.建設部門の場合:過去問7回分+本年度予想 技術士第一次試験建設部門対策 ’21年版

こちらのテキストは2015~2020年の過去問と正しい答えの解説を使いやすくまとめた問題集です。
また、過去問をもとに令和3年度の予想問題も掲載されているため、しっかりと対策することができます。

2.電気電子部門の場合:技術士第一次試験「電気電子部門」択一式問題200選(第6版)

1997~2019年までの試験から厳選された200問が掲載されている解答・解説つきの問題集です。
分野系統別に問題を解けるため、とても効率的に学習をすることができます。

3.情報工学部門の場合:技術士第一次試験「情報工学部門」専門科目 問題と対策

最新の問題に対する詳細な解説にくわえ、過去問が分類別にピックアップされている対策問題集です。
重要なキーワードへの対策の要点を絞り込んでいるので、効率的に学習をすすめることができます。

4.環境部門の場合:技術士第一次試験「環境部門」専門科目 問題と対策 第3版

上の問題集の「環境部門」版です。こちらも最新の問題の詳しい解説と、分類別にピックアップされた過去問、重要なキーワードをつかっての対策が盛り込まれており、効率的に学習をすすめることができます。

5.機械部門の場合:技術士第一次試験「機械部門」専門科目過去問題 解答と解説(第7版)

こちらは2016年の「機械部門」の全問紹介にくわえ、過去3年分をメインとした各科目の問題が紹介されています。
受験傾向対策や学習計画の作り方なども記載されており、独学で学習する方にはとてもおすすめのテキストです。

6.上下水道部門の場合:技術士第一次試験「上下水道部門」専門科目択一式問題厳選250問<解答と解説> 第3版

2007~2019年までの試験から250問を厳選した問題集です。
出題の傾向や勉強の仕方も記載しており、過去問と解説ではさらに内容が掘り下げられているので、問題の応用力を高めることができます。

技術士第一次試験に独学で合格する方法

技術士 独学

技術士第一次試験は独学でもしっかりと計画を立て、効率的に学習を行えば、合格は可能です

しかし独学の方は「どのように計画を立てればよいのか?」「どのようにすれば効率的に学習を進められるのか?」と悩まれるかと思います。

そのようなお悩みを解決できるよう、具体的な方法をこちらでより詳しく解説しております。
興味がございましたら、ぜひご覧ください。

技術士第一次試験の合格率

技術士 合格率

過去5年間の平均合格率は46.1%です。

ですが、部門によって合格率が大きく変わるので、全体の合格率はあまり参考になりません。
合格率の増減傾向も部門によって違いますので、ご自身が受ける部門を確認する必要があります。

技術士第一次試験の合格率については、こちらでより具体的に解説しておりますので、ぜひご覧ください。

技術士第二次試験のおすすめテキスト3選【建設部門の場合】

技術士二次おすすめ

技術士第二次試験【建設部門】のおすすめテキストをご紹介します。

  1. 2021年版 技術士第二次試験 建設部門 最新キーワード100
  2. 2021年版 技術士第二次試験 建設部門 合格指南
  3. 技術士第二次試験「口頭試験」 受験必修ガイド 第6版

上記の3つがおすすめになります。

1. 2021年版 技術士第二次試験 建設部門 最新キーワード100

こちらのテキストは試験対策として、チェックしておくべきキーワードを厳選して100個掲載されております。
関連キーワードも併せて記されているので、この1冊で重要・関連キーワードを効率的に学ぶことができます

2. 2021年版 技術士第二次試験 建設部門 合格指南

こちらのテキストは21年度の試験で重要となる最新テーマとキーワードが紹介されております。
必修・選択科目の想定問題や対処方法も記されており、合格に向けた対策を教えてくれます。

3. 技術士第二次試験「口頭試験」 受験必修ガイド 第6版

このテキストは「口頭試験の対策」、「実務経験証明書の書き方」の2点を中心に構成されています。
実際の受験者が受けた試問事例をもとに、様々な評価項目や試問事項について具体的な解説が記されています。

技術士試験のテキストは基礎・適性科目・専門科目ごとに選ぶべき!

技術士テキスト選ぶ

技術士第一次試験のおすすめテキストについてご紹介しました。

第一次試験は各科目ごとに大きく内容が異なります。特に専門科目に関しては20部門から1つを選ぶことになるので、試験には直接関係しない科目もあります。

そのため、基礎・適性科目、ご自身が選ぶ専門科目ごとにテキストを選ぶのがおすすめです。

また第一次試験は独学でも合格可能ですが、第二次試験は独学での合格はとても難しいです。

ご紹介したテキストは、メインの学習とうまく併用して合格を目指してください。