在宅ワークをお探しの方はこちら

【2023年】衛生管理者の合格率や難易度はどれくらい?難しくなった?一発合格の可能性について検証します

衛生管理者とは、職場の従業員が健康的に働ける職場であるよう、職場環境を安全かつ衛生的な環境に保つために従事する役目をもった人のことです。

衛生管理者は難易度が比較的高くない国家資格です。はたして本当の難易度どれくらいなのでしょうか。ここでは衛生管理者の難易度について、実際の合格率データから検証を行います。

資格講座名アガルートアガルートユーキャンユーキャン
コース名第一種試験対策講座第一種コース
税込価格20,680円39,000円
受講形式オンラインオンライン
教育給付制度記載なし1日3問まで
特典や割引特になしメインテキスト6冊
受講者の合格率記載なし記載なし
公式サイト詳細を見る詳細を見る

衛生管理者の合格率はどれくらい?最新データと合格率推移を検証

それでは、実際の合格率を見ていきましょう。

第一種衛生管理者の合格率

こちらのグラフは、過去7年間の第一種衛生管理者の合格率推移を表したものです。

2020年度の受験者数の減少理由は、コロナ禍の影響で試験が延期となったり、会場の座席間隔をあけたためにキャパシティーが少なくなったことが原因と推測されます。

2014年度の合格率が56.3%であったのに対し、2020年度は43.8%であり、過去5年間をみると大体45%を切っていることがうかがえ、年々合格率は減少傾向にあることがわかります。

第一種衛生管理者の受験者数は年々増加傾向にあり、有資格者が各職場で求められていることが推察されます。

第二種衛生管理者の合格率

第二種衛生管理者の合格率はどうでしょうか。

こちらも、2014年度は69.3%とかなり高い合格率であったのに対し、過去5年間の推移をみると50%から55%を切る合格率となっており、2020年度は52.8%と合格率は減少傾向であることがわかります。

それでも、第二種衛生管理者の合格率は第一種衛生管理者に比べると合格率が高いのがわかりますね。

受験者数も年々増加しています。コロナ禍の影響の影響で2020年度は減少していますが、情勢がよくなればまた復活することでしょう。

衛生管理者の合格率低下の理由

このように、合格率が年々低くなっていることから、国家資格としては依然として高い合格率を保っていますが、試験を受ける人にとっては少し心配になるところでしょう。

合格率が低くなっている理由としては、出題傾向が変わったことがあるようです。このため、試験対策としては最新の問題集に取り組んだり講習会に参加することによって、最新の出題傾向をつかむ必要があるといえます。

衛生管理者の難易度はどれくらい?

合格率が低くなってきているとはいえ、衛生管理者は他の国家試験と比較すると難易度はそこまで高くないといえるでしょう。その理由は三つあります。

見たことない問題は出る?第一種衛生管理者試験

毎回の試験では基本的な問題のみが出題される傾向にあります。

試験回数が毎月1~3回もあることから、他の資格試験と比較すると比べものにならないほど多く、年間に換算すると24回程度受験するチャンスがあります。

これだけの試験回数を年間を通して行うということは、試験主催者側も毎回違う問題を作成するには労働力とコストがかかってしまいます。

そのため、毎回同じような問題が使い回しされ出題されているということがいえるでしょう。

基本的な勉強をしっかりとしてきた人であれば、見たことない問題はでないといえます。

第一種衛生管理者と比べて難易度は?第二種衛生管理者は一発合格できる?

第二種衛生管理者の合格率が第一種衛生管理者と比較してずいぶん高いことはわかりました。

合格ラインの正答率の目安としては60%、さらに試験時間が3時間もあることを考慮すればいかに難易度の低い試験かが分かるかと思います。

基本的な勉強、具体的には基本となる参考書と過去問にしっかりとむきあえば、第二種衛生管理者はもちろん、第一種衛生管理者も一発合格は狙えるでしょう。

資格講座名アガルートアガルートユーキャンユーキャン
コース名第一種試験対策講座第一種コース
税込価格20,680円39,000円
受講形式オンラインオンライン
教育給付制度記載なし1日3問まで
特典や割引特になしメインテキスト6冊
受講者の合格率記載なし記載なし
公式サイト詳細を見る詳細を見る

衛生管理者の試験内容は?過去問でOK?

それでは、衛生管理者の試験内容についてみていきましょう。

第一種衛生管理者の試験内容

第一種衛生管理者試験は全44問が出題され、それを試験時間3時間で解く試験です。

試験内容は、次のとおりです。

  • 労働衛生:有害業務を含む
  • 関係法令:有害業務を含む
  • 労働生理

第二種の合格者が第一種を受ける場合は、特例第一種衛生管理とよばれ、試験内容は次のとおりです。

  • 労働衛生:有害業務のみ
  • 関係法令:有害業務のみ

合格目安は44問中27問正解、とさ60%目安とされています。

第二種衛生管理者の試験内容

第二種衛生管理者試験も第一種衛生管理者とほぼ変わりがないですが、試験内容に有害業務が含まれない点が違う点です。

試験内容は、次のとおりです。

  • 労働衛生:有害業務を除く
  • 関係法令:有害業務を除く
  • 労働生理

衛生管理者合格に向けたテキストについては、「【2023年】衛生管理者合格のためのおすすめテキストを紹介!無料テキストや中古問題集でも大丈夫?」でまとめています。

衛生管理者の合格率や難易度のまとめ

衛生管理者の合格率や難易度についてまとめると、次のようなことがわかりました。

  • 難易度は国家資格の中でも比較的高くない
  • 第一種衛生管理者の合格率は過去5年間で45%程度
  • 第二種衛生管理者の合格率は過去5年間で55%程度
  • 受験者数はいずれも増加傾向
  • 年々合格率は減少傾向

基本的な勉強をしっかりと行っていれば、必ず合格できる試験ですので、受験予定の方はしっかりと準備をおこなってくださいね。

資格講座名アガルートアガルートユーキャンユーキャン
コース名第一種試験対策講座第一種コース
税込価格20,680円39,000円
受講形式オンラインオンライン
教育給付制度記載なし1日3問まで
特典や割引特になしメインテキスト6冊
受講者の合格率記載なし記載なし
公式サイト詳細を見る詳細を見る