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危険物取扱者試験の対策方法!甲種乙種丙種別のおすすめ対策本や対策講座・無料サイトもチェック

ヘルメット被った男性

特定の危険物を取り扱ううえで、危険物取扱者の資格が必要となるケースが多々あります。
実際に現在関連する業務に従事しているorこれから従事する方の中で、資格の取得が必要となっているかもしれません。

そんな中で…

「受験を考えているが試験内容が分からない」
「資格が3種類あるけどその違いは?」
「資格を持つとどんなメリットがあるの?」

こういったことが気になるかと思います。

そこで今回は…

  • 試験概要やその対策方法
  • 具体的な試験対策や勉強方法
  • 資格を持つことのメリット

この3点にポイントを絞りつつ、紹介していきたいと思います。

資格講座名ユーキャンユーキャンフォーサイトフォーサイトスタディングスタディング
コース名危険物取扱者資格取得講座危険物取扱者乙種4類 スピード合格講座危険物取扱者 乙種4類合格コース
税込価格39,000円10,800円4,950円
受講形式オンラインオンラインオンライン
教育給付制度1日3問まで3回記載なし
特典や割引メインテキスト3冊合格したら、最大1,000円のアマゾンギフトコード合格でamazonギフト券1000円分
受講者の合格率記載なし記載なし記載なし
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る

コンテンツ

危険物取扱者試験の対策がしたい!まずは特徴や傾向を知ろう

試験対策 文字

「受験を考えているので、事前情報が知りたい」
「特徴は傾向はどんなものがあるのか?」

受験をするにしても、まずは自分が受ける試験がどういうものかを把握しておくことが大事です。

ここでは…

  • 危険物取扱者の試験概要
  • 試験の合格率や難易度
  • 出題形式や問題の特徴

上記の3点を解説していきたいと思います。

危険物取扱者の試験概要は?重要事項をまとめて確認

まずは、試験概要を確認してみましょう。

試験概要

■受験会場 各都道府県(試験日一覧

■受験資格

○甲種
1 大学、短期大学、高等専門学校、専修学校、高等学校の専攻科、中等教育学校の専攻科、防衛大学校、職業能力開発総合大学校、職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、外国に所在する大学等、大学、短期大学、高等専門学校、大学院、専修学校において、化学に関する学科等を修めて卒業した者、または化学に関する授業科目を15単位以上修得した者。

2 乙種危険物取扱者免状の交付を受けた後、危険物製造所等における危険物取扱いの実務経験が2年以上の者。

3 次の4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者。

 1 第1類または第6類
 2 第2類または第4類
 3 第3類
 4 第5類

4 修士、博士の学位を授与された者で、化学に関する事項を専攻した者。(外国の同学位も含む)

○乙種、丙種:年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

■受験料

○甲種:6,600円
○乙種:4,600円
○丙種:3,700円
(各非課税)

■免除科目

○乙種危険物取扱者

 1 『乙種危険物取扱者』資格を有する者
 ※1~6類の「危険物に関する法令」「基礎的な物理学及び基礎的な化学」科目の全てが免除されます。

 2 『火薬類取扱保安責任者』資格を有する者
 1類、5類の「危険物に関する法令」科目が全て、「基礎的な物理学及び基礎的な化学」「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」科目の一部が免除されます。

 3 『乙種危険物取扱者』と『火薬類取扱保安責任者』の両資格を有する者
 「危険物に関する法令」「基礎的な物理学及び基礎的な化学」科目の全て、「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」科目の一部が免除されます。

○丙種危険物取扱者
 5年以上消防団員として勤務し、かつ消防学校の教育訓練のうち基礎教育または専科教育の警防科を修了した者は、「燃焼及び消火に関する基礎知識」科目の全てが免除されます。

資格が甲乙丙の3種に分かれており、それぞれで受験資格や料金が異なります。
自分が受験予定の資格を事前に確認して準備しましょう。

合格率や難易度は?種別によって30~50%前後

試験の合格率は種別によって異なり、30-50%前後と言われています。

具体的な内訳は以下の通りです。

  • 甲種 30-40%
  • 乙種 30-70%
  • 丙種 50%

甲種と乙種は物理や化学などの専門知識が問われる為、難易度は高めになります。ただ、条件を満たすと受験科目を免除される場合もあるので、それによって難易度に若干のバラつきがあります。

出題形式や問題の特徴は?甲種乙種丙種それぞれ紹介

「資格は3種類あるが対策方法は同じで良いのか?」
「対策方法や出題傾向に違いはあるのか?」

当然、受験資格の種類が違えば内容や傾向は違ってきます。ここからは、甲乙丙の3種に分けて解説していきたいと思います。

甲種は専門性が高く難しい

危険物の取り扱いに関する資格であり、試験科目に物理や化学が盛り込まれている為、難易度は高いです。
また、受験科目の免除が認められないのも難易度が高くなる要因の1つです。

出題傾向

■甲種 五肢択一式:2時間30分

• 危険物に関する法令 15問
• 物理学及び化学 10問
• 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 20問

乙種は科目によって差がある

乙種は甲種と比べれば合格率が高く、条件を満たすと「法令」と「物化」の試験が全て免除されます。
ただし、苦手科目などでつまづくと資格取得が困難になるのでしっかりと対策しましょう。

出題傾向

■乙種 五肢択一式:2時間

• 危険物に関する法令 15問
• 基礎的な物理学及び基礎的な化学 10問
• 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 10問

丙種は選択肢の数も少なく難易度易しめ

試験内容が燃焼や消化に関する知識を問うものがメインで、物理や化学などの科目がありません。その為、初心者でも取得しやすい内容となっています。

出題傾向

■丙種 四肢択一式:1時間15分

• 危険物に関する法令 10問
• 燃焼及び消火に関する基礎知識 5問
• 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 10問

危険物取扱者の対策方法!現状に合わせた対策をしよう

調べ物をする男性

「資格が3種もあるけど、どれを受験すればいいのか?」
「試験を受けようと思うけど対策方法が分からない!」

確かに試験が3種類に分かれていると、どれから受けるべきは迷いますよね。また、いざ受験するとしても対策方法が不明確では手のつけようもありません。

そこで、ここからは以下の3点に絞って対策方法や受験時にチェックすべきポイントを紹介していきます。

  • どの種類の試験を受けるべきか?
  • 対策本を選ぶ際に気をつけることは?
  • どんな勉強から始めるべきか?

まずは何する?どの種類から受けるか決めよう!

まず、自分がどの資格を取得するかを選びましょう。どの資格を取得するかによって従事できる業務内容が変わってきます。

区分従事できる業務範囲
甲種全危険物の取扱い、定期点検、保安監督
乙種試験に合格した種類の危険物の取扱い、定期点検、保安監督
丙種ガソリンや灯油など指定の第4類危険物の取扱い

資格の取得において、対策の大きな違いは”化学や物理に関する知識があるかどうか?”です。
では、それぞれでどのように異なるのでしょうか?

化学や物理を専攻していると解きやすい

丙種では物理や化学の出題がないので心配する必要はありませんが、甲種と乙種ではしっかりと出題されます。
そうなると、学校などで化学や物理を専攻していた人の方が問題に対する理解度が高く、取り組みやすいと言えます。

その場合は基礎的な内容が問われる、乙種の取得から目指すのも良いと思います。

基本知識がない場合は基礎から勉強しよう!

「じゃあ、化学や物理を学んだことが無い人は合格は無理なのか?」

そうではありません。ただ、学んだことがある人よりやるべきことが多いだけです。

前述の通り、乙種で問われる化学や物理の知識は基礎的な内容なので、勉強すれば十分に対応可能です。

その場合は、小中学校の化学・物理の教科書を使って学習から始めましょう。最初に基礎知識の定着を図ることで、実際の過去問やテキストを読んだ際に理解するスピードが速くなります。

実際に乙4種で出題される内容としては…

  • 物理 熱伝導率や密度、圧力、静電気など
  • 化学 気化と凝縮、酸化と還元など

上記のような内容となります。これらは小中学校の頃に学んでいる知識ではあるので、教科書をベースに学習を進めた方が効率的です。

受ける種類が決まったら?対策本を購入しよう!

受ける資格が決まったら、対策本を購入して勉強を開始しましょう。
ただ、その際に以下の3点に注意して選ぶと良いです。

  • 写真や図が使われており、資格的に理解しやすい
  • 学んだことをすぐに確認できる、小テストなどがついている
  • 自分の知識レベルに合ったテキストである

この3点の中で、一番大事なのが”自身の知識レベルに合っているかどうか?”です。

前述の通り、資格取得の難易度は化学や物理の前知識があるかどうかに左右されます。その為、化学や物理を学んだことのない人が、予備知識がある前提のテキストを購入した場合、学習は困難になります。

なので、テキストは自分のレベルにあった対策本を選びましょう。

どんな勉強をするべき?過去問と参考書で問題演習をしよう!

試験としては合格点未満の科目が1科目でも不合格となります。つまり、どの科目でも満遍なくカバーできていることが大事です。

甲種の試験では、理系、化学系の科目が主になる為、理系の方は有利になります。
しかし、法令文の解釈と暗記などでは文系の人の方が有利な傾向があります。

文系、理系の壁を克服して全科目を合格点にするために、最も大切なことは参考書を徹底的に学ぶことです。

では、化学系の事前知識の有無で勉強法はどのように変わるのでしょうか?

ある程度知識があるなら過去問からでOK!

まず、現時点で…

  • 関連するお仕事をしていて資格の取得が必要な方
  • 理系の学校の出身で化学や物理を一通り学んでいる

上記の方の場合は、最初から過去問に取り組んでOKです。

理由としては、既に業務などでどのような場面で使われるor必要となるかが流れとして把握できているので、基礎的な知識の蓄積があるからです。

参考書などを並行して使うのもアリですが、役割としては過去問を解く中で不足した知識を補填するサブ的な立ち位置になります。

化学や物理が苦手なら参考書を一冊やりきろう!

逆に実務経験がないor化学や物理が苦手な方は参考書から取り組むのがベストです。
最初に参考書を一冊やりきり、基礎の部分をしっかりと作り込みましょう。

僕のオススメは下記の書籍になります。

法令や過去問に関しては別の書籍を買う必要がありますが、物理や化学などの基礎的な知識を抑えるのであればこの書籍が良いです。

危険物取扱者試験の対策に使えるツールや対策講座を紹介!

検討する人々

「対策の方向性が分かったけど、具体的なツールは何があるのか?」
「対策講座を受けるならどれがオススメか?」

具体的な対策方法を決める上で、その方法がたくさんあると迷いますよね。
試験の対策ツールや講座は沢山ありますが、実際に自分に合ったものを選べなければ効果がありません。

ここからは、危険物取扱者試験に使える下記のツールや講座を紹介していきたいと思います。

  • 危険物取扱者のおすすめ対策講座
  • 危険物取扱者のおすすめ対策サイト
  • 試験対策へのおすすめアプリ

危険物取扱者のおすすめ対策講座!順を追って学びたい人におすすめ

「ネットで検索したら、対策講座がたくさん出てきて選べない!」

実際にネットを調べてみると、有料の対策講座は沢山あります。ただ、数が多いことによりどれが自分に合っているかが判断しづらいです。

ここでは、そんな数ある対策講座の中から下記の4つをご紹介したいと思います。

  • ユーキャン
  • スタディング
  • フォーサイト
  • 資格の学校TAC

大手通信講座で学ぶなら「ユーキャン」

引用:生涯学習のユーキャン

ユーキャン 特徴

<特徴>
・講師陣への質問が可能(12ヶ月で無制限)
・スマートフォンでも手軽に学習可能
・手厚いサポートで学習初心者でも安心して受講可能

<受講料>
・39,000円

<サイト>
ユーキャン

すき間時間で学ぶなら「スタディング」

企業ロゴ
引用:通信講座+独学で【中小企業診断士試験】に半年間(350時間)でストレート合格した勉強法

スタディング 特徴

<特徴>
・講座費用が安く、コスパが良い
・HPからお試し受講が可能
・WEBテキストで場所を選ばずに学習できる

<受講料>
・4,950円

<サイト>
スタンディング

初学者でも学びやすいものなら「フォーサイト」

企業ロゴ
引用:ウェブこま

フォーサイト 特徴

<特徴>
・合格主義に基づく、高い合格率
・無料体験学習でサンプルテキストが貰える
・e-ラーニングの活用でスキマ時間を有効活用できる

<受講料>
・10,800円

<サイト>
フォーサイト

危険物取扱者乙4の徹底対策なら「資格の学校TAC」

企業ロゴ
引用:生活詳細(資格の学校TAC)|ライフサポート倶楽部 メンバーズナビ

資格の学校TAC 特徴

<特徴>
・800問を超える、豊富なアウトプット教材
・教材は図やイラストを多用し、資格的に理解しやすい形式
・各テーマ30分で忙しい社会人でも無理なく学習可能

<受講料>
・9,000円〜

<サイト>
資格の学校TAC 

危険物取扱者対策サイトもチェック!コストを抑えたい人向け

「通信講座などを使わず効率的に学習したい」

そういった方の場合は危険物取扱者対策サイトもチェックしてみましょう。
また、検討する上では下記のメリットとデメリットも考慮しましょう。

対策サイトのメリット/デメリット

<メリット>
・通信講座などと違いコストが抑えられる。
・実際に受験した人の経験談に基づく内容もあり、同じ視点で理解できる。

<デメリット>
・情報が最新でない場合がある
・事前知識がない場合、どこから手をつければ良いか分からない

危険物取扱者対策アプリもおすすめ!時間を効率よく使おう

「通勤時間や隙間時間でも有効活用をしたい」

そういった方はアプリの活用も考えてみると良いかもしれません。

アプリを利用するメリットとデメリットとしては以下のものがあります。

対策アプリのメリット/デメリット

<メリット>
・すきま時間や通勤時でも勉強可能
・間違えた問題などを特定し、集中的に取り組める
・紙やペンなどは不要

<デメリット>
・情報が最新でない場合がある
・不明点を質問できない
・知識を体系的に学ぶのが難しい

上記のメリットやデメリットを比較しながら、上手くアプリを活用していきましょう。
僕のオススメのアプリは以下の3つになります。

アプリ名特徴対応可能機種
危険物取扱者乙4一問一答(過去問踏襲)・問題が一問一答形式
・間違えた問題が自動チェックされる
・問題、小テスト、暗記の3種類のモードが用意されている
iPhone/Android
危険物取扱者乙4 無料過去問題集
~一問一答資格アプリ国家試験解説付き~
・順番に回答するモード、ランダムに出題されるモードを選択できる
・回答履歴をチェックし、苦手な問題を選んで対策することも可能
Android
パブロフ危険物乙4類・一問一問に詳しい解説があり、問題数も豊富
・本番と同じ五肢択一形式
・「ヒント」機能付き
iPhone/Android

危険物取扱者資格の活かし方!専門性アップで活躍の幅も広がる

バインダーを持った男性

「資格を取るとどんなメリットがあるの?」
「資格を取ったなら活用したい」
「取得後にはどんな仕事に就けるのか?」

確か苦労して資格を取得したのなら、活用しないと損ですよね?

有資格者の場合、危険物を取り扱う専門性の高いお仕事に従事できます。その為、年収も500-600万と高収入になります。

他にも求人では有資格者が優遇される傾向があるので、転職や就職の際に有利になります。
また、有資格者が活躍できるお仕事としては以下のようなものがあります。

  • ガソリンスタンドの従業員
  • 消防士
  • ビル管理スタッフ
  • 化学工場
  • タンクローリーのドライバーまたは同乗者

特にビル管理スタッフや化学工場系では役職者の場合、必須になる傾向が高いので取得していれば高収入も狙える可能性があります。

危険物取扱者の対策は過去問や参考書を活用しよう!対策講座やサイトもおすすめ

目指す人

最後にここまでの内容を振り返ってみましょう。

  • 資格は甲乙丙の3種に分かれ、試験内容や対策はそれぞれで違う
  • 勉強の際には参考書や対策講座などを活用する
  • 有資格者は転職市場でも有利になる可能性がある

今回の記事を参考に、ぜひ資格取得に向けて頑張りましょう。

資格講座名ユーキャンユーキャンフォーサイトフォーサイトスタディングスタディング
コース名危険物取扱者資格取得講座危険物取扱者乙種4類 スピード合格講座危険物取扱者 乙種4類合格コース
税込価格39,000円10,800円4,950円
受講形式オンラインオンラインオンライン
教育給付制度1日3問まで3回記載なし
特典や割引メインテキスト3冊合格したら、最大1,000円のアマゾンギフトコード合格でamazonギフト券1000円分
受講者の合格率記載なし記載なし記載なし
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る