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介護福祉士の受験資格を得る4つの方法って?実務経験や実習者研修の必要日数まで徹底解説!

介護福祉士には受験資格を得るための条件があります。この記事を読んでいる人の中には、その方法がわからない人もいるのではないでしょうか。受験資格を得られないと、どれだけ頑張っても資格を取得できません。

この記事ではそんな悩みを抱える人に向けて、介護福祉士の受験資格を得るための方法を解説します。実務経験や実習者研修の日数まで徹底解説するので、受験資格取得の方法を完璧に把握できますよ。

介護福祉士の受験資格って?受験要項2021年版でチェック!

介護福祉士の受験資格

まずは第34回介護福祉士国家試験を参考に、介護福祉士の受験資格がどうなっているか解説します。介護福祉士の受験資格を得るには4つのルートがあり、以下はそのルートです。

  • 養成施設ルート
  • 実務経験ルート
  • 福祉系高校ルート
  • 経済連携協定(EPA)ルート

この4つのルートに設定されている条件のうち、1つを満たしたうえで受験申込を行えば介護福祉士の試験を受けられます。

介護福祉士の受験資格を得る方法は?大きく分けて4種類!

介護福祉士 受験資格

前述した4つのルートの具体的な受験資格の条件は以下の通りとなっています。

ルート名受験資格を得る方法
養成施設ルート高卒後以下のいずれかの条件を満たす
・介護福祉士養成施設(2年以上)
・福祉大学等、社会福祉士養成施設等、保育士養成施設等のいずれかのあとに介護福祉士養成施設で1年以上の経験
実務経験ルートいずれかの条件を満たす
・実務経験3年以上+実務者研修(EPA介護福祉士候補者以外)
・実務経験3年以上+介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修
福祉系高校ルートいずれかの条件を満たす
・平成21年度以降の福祉系高校入学者
・特例高校入学→実務経験9か月以上または平成20年度以前の福祉系高校入学者が受験申込時以下のルートから選択
 介護技術講習または介護過程・介護過程Ⅲを受講→筆記試験
 上記の受講をせず筆記試験を受験
経済連携協定(EPA)ルートEPA介護福祉士候補者+実務経験3年以上で以下からルート選択
・介護技術講習または介護過程・介護過程Ⅲまたは実務者研修(EPA介護福祉士候補者のみ)を受講
・上記の受講をせず筆記試験を受験
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター

上記の4つのうち、いずれかの条件を満たすことで介護福祉士の受験資格を得られます。逆に言えば、受験資格を得なければ筆記試験も受けられないので注意しましょう。

実務経験なしで介護福祉士になるには?働きながら受験資格を取得!

介護福祉士 実務経験なし

介護業界での実務経験がない人におすすめなのが実務ルートです。実務ルートでは3年以上の経験が必要となります。中には、その条件を満たしながら他の条件もクリアするのは難しいと感じる人もいるでしょう。

しかし、実務経験ルートで行う研修はほとんど通学の必要がありません。介護福祉士になるために必須の実務者研修も通信講座で受けられるものもあり、働きながら介護福祉士の受験資格を得るのは現実的なのです。なお、介護福祉士の研修は長くても6か月のため、早めに終わらせておけば試験の勉強時間も十分確保できます。

このように実務ルートでは、介護業界未経験の状態からでも仕事をしながら受験資格を取得可能です。

必要な従事日数・実習者研修の日数は?

介護福祉士の受験資格を得るには、3年間(従業日数1095日以上かつ従事日数540日以上)の介護業界への従事経験が必要です。従事日数は看護師や看護助手、ホームヘルパーであってもカウントされます。

また介護福祉士の受験資格を得るには実務者研修も必要です。実務者研修は最長6か月ほどの期間をかけて行われ、保有資格によって短縮できます。実務者研修は教育訓練給付金の対象になっていることもあり、行政の支援も受けられるので積極的に活用しましょう。

中卒・高卒から介護福祉士を目指すには?自分に合った高校や養成施設を探そう!

介護福祉士 中卒 高卒

中卒・高卒でも介護福祉士を目指すことは可能です。中卒の場合、福祉系高校に進学にすれば、卒業と同時に受験資格を得られます。また高卒であっても、介護福祉士養成施設で2年以上の経験を積むことで受験資格を取得可能です。

このように中卒であれば福祉系高校ルート高卒であれば養成施設ルートを選択すれば介護福祉士を目指せます。自分に合った福祉系高校や介護福祉士養成施設を探しましょう。

大学生・未経験の社会人が介護福祉士を目指すには?実務経験を積むかスクールに通うか選択しよう!

介護福祉士 社会人 未経験

大学生や未経験の社会人が介護福祉士を目指すのであれば、実務経験ルートで受験資格の取得を目指しましょう。実務経験ルートでは3年以上の実務経験が必要です。そののち、実務者研修もしくは介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修を受講することで受験資格を得られます。

このルートでは介護業界で働いて、経験を積みながら研修を受けることも可能です。自立した生活をしなければならない社会人や業界経験のない大学生でも早期に介護福祉士の試験を受けられます。

また、最近では資格の通信講座の中に介護福祉士が含まれているものも多いです。通信講座であれば場所に縛られず、どこでも学習を進められます。

実務者研修の修了見込み制度って?実務経験証明書・見込み書をもらって受験しよう!

介護福祉士 実務者研修

実務経験証明書・見込み書は申込や試験を受けるタイミングでは、条件に至っていないが、その年度の3月31日までには条件を満たす人に対し発行されるものです。

介護福祉士の試験は1月下旬に行われることが良くあります。また、試験の申込締め切りはその1か月以上前です。介護福祉士試験のルールとして、試験の受験資格はその年度内に満たせばよいとなっています。

そのため、申込時や試験日に実務経験などの条件を満たしていなくても、年度末までに条件を満たせば介護福祉士試験は受けられるのです。この制度を活用すれば、実務経験3年の最短で介護福祉士の試験を受けられます。積極的に活用しましょう。

介護福祉士の試験受験までの流れは?受験資格を得たら書類を揃えよう!

介護福祉士 受験資格

試験は受験資格を得てようやく第一歩目です。介護福祉士試験の申込方法は、インターネットと郵送の2パターンあります。インターネットで申込する場合、必要なのは以下のものです。

  • メールアドレス
  • 顔写真データ
  • クレジットカード(クレジット決済を行う場合)
  • 過去の試験の「受験票または結果通知」に記載された「受験回」もしくは「受験番号」(複数回受験している人のみ、直近のものが必要

インターネットでは書類を準備する必要がないので、紛失の心配などがありません。ホームページから必要事項を記入の上、申込が完了したら、受験料の1万8,380円を支払って手続き終了です。

郵送で申込する場合、1から7まである受験区分によって必要書類が違います以下はその書類を区分別にまとめた表です。なお、受験申込書、受験手数料払込受領証貼付用紙、受験用写真等確認票はどの区分であっても必要になります。

受験区分必要書類
区分1:介護福祉士養成施設を卒業・委託訓練修了証明書または委託訓練修了見込証明書
・卒業証明書または卒業見込証明書
区分2:3年以上介護等の業務に従事し、実務者研修を修了・実務経験(見込)証明書
・実務者研修修了証明書
区分3:3年以上介護等の業務に従事し、介護職員基礎研修及び喀痰吸引等研修を修了・原本証明した「認定特定行為業務従事者認定証」または「喀痰吸引等研修修了証明書」
・実務経験(見込)修了書
・原本証明した「介護職員基礎研修修了証明書」
区分4:福祉系高校(専攻科を含む)を卒業(平成21年度以降の入学者)・卒業(見込)証明書
区分5:特例高校(専攻科を含む)を卒業し、9か月以上介護などの業務に従事・卒業証明書
・実務経験(見込)証明書
区分6:福祉系高校(専攻科を含む)を卒業(平成20年度以前の入学者)・卒業証明書
・単位履修証明書
区分7:EPA候補者として、3年以上介護などの業務に従事・実務経験(見込)証明書
・EPA候補者確認書

各区分ごとに必要書類が違うので、申込前に確認しましょう。また受験料の1万8,380円は払込期限内に確実に支払ってください。

介護福祉士の試験合格後の流れは?就職先を探そう!

介護福祉士 就職

介護福祉士試験に合格したら、まずは資格登録をしましょう。資格登録は介護福祉士の資格を保有していることを国に証明してもらうための手続きです。資格登録をすることで介護福祉士としての就職活動に乗り出せます。

介護福祉士は介護現場のリーダーとして働ける職業です。介護の知識やスキルが評価され、手当がつく職場もあるので有利な就職活動ができるでしょう。

介護福祉士の仕事内容は?看護師との違いもチェック!

介護福祉士 看護師 違い

介護福祉士は介護現場においてリーダー的な役割を担います。具体的にはサービス利用者の身の回りの世話だけでなく、介護スタッフへの指導や利用者の家族への助言など、業務内容は幅広いです。

介護福祉士の仕事は看護師の仕事混同されがちですが、介護福祉士はサービス利用者のライフクオリティの維持・向上を目的として、身体補助や精神面のケアを行います。

これに対して看護師は脈拍の計測や採血など、医師の診療補助などの医療行為が中心です。生活面のサポートもしますが、それはあくまで治療のための療養を目的としています。また、看護師の行う医療行為は法律によって資格のある人しか行えないため、介護福祉士にはできません。

このように介護福祉士は介護サービス利用者の生活をサポートするために、介護現場全体の管理を行うのが主な仕事内容です。

介護福祉士の受験資格は4パターン存在!自分に合った方法で取得しよう!

介護福祉士 受験資格

ここまで介護福祉士試験の受験資格を得るために必要なことや試験に必要なものなどを中心に解説しました。介護福祉士試験の受験資格は4つのパターンで得ることができます。

介護未経験の大学生や社会人でも働きながら資格取得を目指せるので、誰でも挑戦可能です。また福祉系高等学校などに通えば、早いうちから介護福祉士の資格取得に向けて行動できます。介護福祉士は介護現場のリーダー的役割を担うやりがいある仕事なので、興味を持った人はぜひ資格取得に挑戦してみてください。