「色彩検定の資格取得を検討している」
「色彩検定の難易度がどのくらいか知りたい」
色彩検定は仕事や暮らしに役立つ色彩について学べるので、興味を抱いている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、文部科学省後援の公的資格である色彩検定について、以下の内容を解説していきます。
- 色彩検定の難易度
- 色彩検定の独学方法
- 色彩検定のおすすめ講座
- 色彩検定の合格に必要な勉強時間
この記事を読めば、色彩検定の難易度や勉強方法が分かるはずです。色彩検定に興味がある方は、ぜひご覧になってください。
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色彩検定に合格するには?まずは級別の難易度を知ろう!
色彩検定の合格を目指すなら、まずは級別の難易度を知りましょう。なぜなら、色彩検定は「1級」・「2級」・「3級」・「UC級」の4つの級別で難易度が異なるからです。
ここからは、色彩検定について級別の難易度を具体的に解説していきますが、合わせてメリットや活用方法などについて知りたい方は「色彩検定で何ができる?メリットや仕事での活用方法を解説!」をご覧ください。
色彩検定1級の難易度は?合格率40~45%が目安
色彩検定1級の合格率は40〜45%が目安です。色彩検定1級では、プロフェッショナルとして色彩の提案ができる知識が求められます。
色彩検定2級の難易度は?合格率65~70%が目安
色彩検定2級の合格率は65〜70%が目安です。色彩検定2級では、実務に応用できる色彩の知識が求められます。
色彩検定3級の難易度は?合格率70~75%が目安
色彩検定3級の合格率は70〜75%が目安です。色彩検定3級では、色彩の理論や法則の基礎知識が求められます。
色彩検定UC級の難易度は?合格率85~90%が目安
色彩検定UC級の合格率は85〜90%が目安です。2018年に新設されたUC級では、色覚の多様性に関する知識が求められます。
色彩検定の勉強時間は難易度で異なる?級別に目安をチェック!
色彩検定は級によって難易度が異なるため、ここでは、級別に勉強時間や試験内容について解説していきましょう。
なお必要な勉強時間の算出基準は、毎日1〜2時間を目安に勉強した場合と仮定しています。それでは、見ていきましょう。
色彩検定1級の勉強時間の目安は?3~4カ月程度
色彩検定1級の勉強時間の目安は3〜4カ月程度です。色彩検定1級では色彩のスペシャリストとしての実力が求められるので、多少、勉強時間は多めに見ておいた方が良いでしょう。
色彩検定1級の試験内容については、以下の一覧にまとめましたので、ご確認ください。
試験時間 | 1次:80分 2次:90分 |
試験形式 | 1次:マークシート方式(一部記述式) 2次:記述式(一部実技) |
試験内容 | 2級と3級の内容+以下の試験項目が該当 |
試験項目 | ・色彩と文化 ・色彩調和論 ・光と色 ・色の表示 ・色彩心理 ・配色イメージ ・ビジュアル ・ファッション ・プロダクト ・インテリア ・ユニバーサルデザイン |
合格ライン | 満点の70%前後 |
色彩検定2級の勉強時間の目安は?2~3カ月程度
色彩検定2級の勉強時間の目安は2〜3カ月程度です。色彩検定3級より試験範囲が広がり、一部記述形式の出題もあるので注意が必要になります。
色彩検定2級の試験内容については、以下の一覧にまとめましたので、ご確認ください。
試験時間 | 70分(試験は1次のみ) |
試験形式 | マークシート方式(一部記述式) |
試験内容 | 3級の内容+以下の試験項目が該当 |
試験項目 | ・生活と色 ・光と色 ・色の表示 ・色彩調和 ・配色イメージ ・ビジュアル ・ファッション ・プロダクト ・インテリア ・エクステリア環境 ・慣用色名 |
合格ライン | 満点の70%前後 |
色彩検定3級の勉強時間の目安は?1~2カ月程度
色彩検定3級の勉強時間の目安は1〜2カ月程度です。色彩検定3級は出題形式がマークシートのみで、問題レベルも決して高くはありません。
色彩検定3級の試験内容については、以下の一覧にまとめましたので、ご確認ください。
試験時間 | 60分(試験は1次のみ) |
試験形式 | マークシート方式 |
試験内容 | 以下の試験項目が該当 |
試験項目 | ・色のはたらき ・光と色 ・色の表示 ・色彩心理 ・インテリア ・色彩調和 ・色彩効果 ・色彩と生活 ・ファッション ・慣用色名 |
合格ライン | 満点の70%前後 |
色彩検定UC級の勉強時間の目安は?1カ月程度
色彩検定UC級の勉強時間の目安は1カ月程度です。色彩検定UC級は一部記述方式がありますが、色彩検定の中で合格率が一番高く、勉強時間はそれほど多く必要ないと考えられます。
色彩検定UC級の試験内容については、以下の一覧にまとめましたので、ご確認ください。
試験時間 | 60分(試験は1次のみ) |
試験形式 | マークシート方式(一部記述式) |
試験内容 | 以下の試験項目が該当 |
試験項目 | ・色が見えるしくみ ・ユニバーサルデザイン ・色覚の多様性 ・高齢者の見え方 |
合格ライン | 満点の70%前後 |
色彩検定は独学可能?難易度に応じて検討しよう!
色彩検定は仕事や暮らしに役立つ資格ですが、級によっては必ずしも難易度は高くないので、独学も十分に検討できるでしょう。ここでは、色彩検定の独学ポイントを3つ解説していきます。
公式テキストで学習しよう
色彩検定の公式テキストで繰り返し学習を行って、合格に必要な知識をしっかりと身に付けましょう。
テキストは「1級」・「2級」・「3級」・「UC級」とそれぞれがありますが、独学であればまずは「3級」、もしくは「UC級」から取得を目指してください。
配色カードを使って色を覚えよう
色彩検定では、配色カードで色を覚える必要があります。配色カードは「1級の2次」「2級」・「3級」の試験内容に対応したカラーカードなので必須アイテムです。
過去問題集で試験の傾向を掴もう
テキストとカラーカードで学習を深めたら、次は過去問題集で試験問題を実際に解いて、問題の傾向を掴んでください。なお過去問集は「1級」・「2、3級」・「UC級」の3つに分かれています。
色彩検定の難易度が高いと感じたら?通信講座をチェック!
色彩検定は決して難易度の高い資格試験ではありませんが、級によっては難しく感じるかも知れません。
独学に不安がある、確実に合格したい、という場合は通信講座の受講をおすすめします。ここでは、色彩検定のおすすめ講座を2つ紹介しましょう。
大原
大原の色彩検定は、Web通信スタイルなので仕事や学業などで忙しい時でも、スキマ時間を使って効率的に学習を進められます。
初めて色彩を学ぶ方から、より専門的な知識を深めたい方まで対応可能なカリキュラムにより、合格に向けて受講生をバックアップしているのです。
大原の色彩検定講座の特徴は以下の3つになります。
- Web対応
- 公式テキストを使用
- 大原オリジナル教材でサポート
より詳しい情報を知りたい方は、以下のリンクからご確認ください。
たのまな
ヒューマンアカデミーが運営する通信講座「たのまな」が開講する色彩検定講座は、効率性を高めるために「2級」と「3級」を1つのコースにパッケージングしています。
質問事項はインターネット・郵便・FAXで対応可能なので、疑問点や不明点があっても、しっかりとサポートしてもらえるのです。
たのまなの色彩検定講座の特徴は以下の3つになります。
- 試験対策万全の予想問題
- 効率的なパッケージコース
- 色彩検定協会の認定講師によるWeb講義
より詳しい情報を知りたい方は、以下のリンクからご確認ください。
色彩検定の難易度は級によって異なる!自分に合った学習方法で資格取得を目指そう!
色彩検定の難易度は受験する級によって異なるので、自分に合った学習スタイルで勉強を進めていきましょう。
時間がある方は独学でじっくりと勉強を進めても良いですし、1級まで目指したい方は最初から通信講座を受講した方が効率的かも知れません。
色彩検定は、趣味と実益を兼ね備えた資格なので、楽しみながら取得を目指してみてはいかがでしょうか。
最後に、色彩検定についてまとめておきますので、チェックをお願いします。
- 色彩検定のおすすめ講座は2つ
- 色彩検定は文部科学省後援の公的資格
- 色彩検定は「1級・2級・3級・UC級」で構成
- 色彩検定の難易度や勉強時間は級によって異なる
- 色彩検定は級の難易度によっては独学も検討可能
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