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就職にも役立つ秘書検定とは?オフィスのマナーを身につけよう!

秘書検定という資格を耳にしたことはあるでしょうか?

秘書と聞くと社長のとなりでスケジュール管理をするイメージがあるものの、秘書検定の資格は秘書の仕事以外でも役立つ場面が多く含まれているのです。

「在学中に、就職関連で役立つ資格を手に入れたい」

「仕事で顧客や取引先と関わる機会が多いため、スキルアップのためにも秘書検定の勉強をしたい」

「フリーターやパート勤務から心機一転に、新しい挑戦をして、自分を高めていきたい」

こんな思いを感じておられる方に向けて、この記事では就職にも役立つ秘書検定について解説しています。

秘書検定とはどんな資格か、難易度や合格率、おすすめの勉強方法など、詳細をぜひ参考にしてみてください。

秘書検定の資格とは?

秘書検定は、ビジネス系検定の一つで仕事における立ち振る舞い方、話し方などのビジネスマナーやスキルを身につけられます。仕事をする上で人と接することは対面・オンライン共に、多くの方にとって避けられない問題ではないでしょうか?

秘書検定では仕事において顧客や取引先と接するときに、相手にとっても心地のよいコミュニケーションが取れる方法や知識が学べる資格といえます。

円滑なコミュニケーションができれば、仕事の効率アップにもつながりやすいため、身につけておいて損はないといえるでしょう。

円滑なコミュニケーションが取れるかどうかは、どんな仕事をする上でも大切なスキルといえるため、秘書検定の資格はビジネスの上でも役立つといえるでしょう。

就職で秘書検定が有利に働くときとは?履歴書にどう役立つ?

秘書検定は、公益財団法人の実務技能検定協会が運営している資格です。後援には、文部科学省が付いているため、資格としてもしっかりとした土台を感じられるのではないでしょうか?

就職でも秘書検定は有利に働く場面があります。

秘書検定の活かせる仕事の例は?

例えばこんな職業や働き方をする方々に役立つでしょう。

  • デスクワーク全般、営業や接客の仕事
  • 秘書の仕事
  • テレワークやオンライン上でのやり取りがある仕事

履歴書に「文部科学省後援 秘書技能検定試験」もしくは「秘書技能検定(各級を記載)級」と記載することで、面接官や人事に対して、仕事内容の常識やマナーに関わる知識やスキルがあるというアピールにつながるでしょう。

秘書検定の受験者は、学生から社会人、秘書などさまざまな方が資格取得を目指しています。秘書検定は、難易度ごとに級がわけられており、資格試験で面接の内容が含まれている級も。詳細については、以下の内容で紹介しています。

就職活動でも、ほとんどの企業は面接を行う場合が大半です。就活の本番を控える前において、面接の練習にもつながるでしょう。

秘書検定の資格を取得するメリットとは?

仕事につながる資格を取得したいときは、何かしらの動機を持って受験に望む場合が大半ではないでしょうか?

秘書検定の資格でも同じく、例えば資格を取得するメリットには以下のような内容が当てはまります。

  • 就職活動の履歴書に記載できる
  • 就活の自己アピールに使える
  • 日常生活でも相手に伝わりやすい話し方、振る舞い方ができる
  • ビジネスマナーや常識が学べるため、事前に失礼を回避できる可能性が上がる

学生の方は、アルバイトの経験がない場合もあるかもしれません。面接の志望動機や自己PRを問われたときに、秘書検定の資格に合格していれば、一つのエピソードとして語る材料にもつながるでしょう。

就職活動で秘書の仕事に就きたい場合は、秘書検定を持っていることで、未経験の場合でもアピール材料につなげられるかもしれません。

就活前の大学生は何級を受ければいい?

先ほど秘書検定の資格取得が就職活動にも有利に働くと述べました。

しかし、どの級でも有利に働くとは限りません。3級は難易度が低く、その価値はあまり高くありません。

就職前の学生なら、2級を取得することを目標にしましょう。逆に1級は難易度が高すぎてしまうので、秘書としてスキルアップしたい方以外は取る意味が薄いでしょう。

秘書検定では仕事に関するメリットが多くあるため、スキルアップを目指したい方や就職を考えている方は、ぜひ資格取得を検討してみてください。

秘書検定の概要について

秘書検定の資格試験の概要について、詳細を解説していきます。

事前に頭に入れておけば、当日までのスケジュール管理も把握しやすくなるでしょう。

  • 秘書検定の内容は?
  • 秘書検定の難易度・合格率は?
  • 秘書検定の日程・試験会場は?

以上の項目ごとに、内容の詳細を見ていきましょう。

秘書検定の資格を受験したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

秘書検定の内容は?

秘書検定の出題形式に関して、3級~準1級までは、マークシート方式の選択問題と記述問題にわけられています。1級に関しては、記述問題のみになるため、基本的な内容に加えて応用力が求められるでしょう。

おおまかな出題内容は、理論と実技の2つにわけられています。秘書検定の合格基準には、理論と実技のそれぞれ両方に関して、6割の正解が必要です。

受験資格はないため、年齢や性別、経験、学歴などに関わらず受験ができるメリットもあるでしょう。

秘書検定の難易度・合格率は?

秘書検定では、それぞれの難易度に合わせて3級・2級・準1級・1級の4つに分けられており、級が上がるごとに難易度も上がります。第119回(令和1年11月10日)の秘書検定合格率は、それぞれ以下のとおりです。

  • 3級:52.5%
  • 2級:48.9%
  • 準1級:44.1%
  • 1級:25.3%

各級の内容については、以下で簡単にまとめました。

・3級

職場において、上司に対する適切な対応の仕方を学べて試験の内容は筆記試験です。秘書検定の受験初心者や、仕事の経験が少ない学生にもおすすめ。

上司との関わりは、基本的に避けられないもののため、うまく対応できれば効率よく業務をまわすスキルにもつながるでしょう。試験では、上司に対する気配りや配慮の仕方など、基本的な内容が問われます。

・2級

職場において上司と関わる際の適切な対応の仕方に加えて、同時に仕事の優先順位をはじめ効率よく業務をまわす内容が問われます。

内容は筆記試験のみで、3級よりも内容がレベルアップしており、就職を考える学生や社会人におすすめ。

・準1級

仕事場で上司と部下両方の意見に耳を傾けながら、仕事や人間関係をうまく調整するためのスキルを学べます。

筆記試験に加えて面接を二次試験として取り行う内容です。就職活動を控えた学生や転職を考えている社会人にもおすすめ。

報告や連絡、相談をはじめ、仕事に欠かせないコミュニケーション能力や自身で判断する能力、問題解決能力を向上する点でも役立つでしょう。

・1級

上司からの指示を待つのではなく、自分から仕事の先を読んで判断する能力が磨ける内容で、筆記試験に加えて面接を二次試験として取り行います。

秘書の就職を目指したい方、社会人としてスキルアップを目指したい方におすすめ。仕事に慣れてきた方で、職場の人間関係をよくしていきたい方にとっても参考になります。

秘書検定の日程・試験会場は?

例年、秘書検定の日程は年に3回ほど実施されています。各回によっては、自分が受験したい級が開催されていない場合もあるため、事前にホームページで日程を確認してみてくださいね。

受験に関する受付期間は、秘書試験の試験日1~2ヵ月前に行われる場合が多いでしょう。余裕をもって早めに応募して受付を忘れないようにしてください。

試験会場は、北海道・東北・関東・中部・近畿・中四国・九州・沖縄の各ブロックにわけられています。状況によっては、受験会場の試験実施ができない場合もあるため、お住まいの地域から近い試験会場をホームページで確認してみてください。

秘書検定の勉強方法は?

秘書検定の勉強方法は、主に以下のような内容があげられます。

  • 独学での勉強方法
  • 通信講座
  • スクールで学ぶ方法

社会人の場合は、通信講座などを頼る勉強方法がおすすめです。とはいうものの、それぞれのライフスタイルに合わせて資格の勉強にかけられる費用や時間、体力も変化します。無理をせず自身に合った内容を選んでみてください。

以下の内容では、独学におすすめなテキストや問題集をピックアップしています。独学で秘書検定の受験を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

秘書検定の勉強におすすめなテキスト・問題集3選を紹介!

独学で秘書検定を受験するときに、おすすめなテキストや問題集をピックアップしました。秘書検定の問題集に特化した内容、テキストと問題集が同時に掲載された内容など、さまざまなものがあります。

サンプルページを見たり、直接手に取れる場合は内容を確認したり、直観や経験から自分に合いそうなものを選んでみましょう。以下で紹介しているテキストや問題集もおすすめなのでぜひ参考にしてみてください。

①秘書教科書 秘書検定 2・3級 らくらく合格 テキスト&問題集

秘書検定2・3級の筆記試験について解説が簡単にまとめられており、問題は一問ずつ答えられる仕様で秘書検定を初めて受験する方におすすめ。

級ごとに模擬試験が2回ついており、本番を想定した練習と対策が可能です。赤シートで隠せば暗記仕様に早変わりしますよ。全ページがカラーで絵も多く、電子書籍と紙媒体の両方が販売されています。

②秘書検定実問題集3級

公式で販売されている過去問題集で、それぞれ1~3級までの内容が別売りで販売しています。秘書検定過去6回分の試験内容に対応。要点を押さえた内容の解説、各章の難易度など、初めて勉強する方でもわかりやすい仕様です。

例年、新年度に対応した内容が反映されるため、最新の情報で安心して勉強ができるでしょう。

同シリーズでは、秘書検定集中講義1〜3級の出版もあります。秘書検定とはどんな資格か、試験に出題する問題の解説など、試験問題を噛み砕いて理解したいときにおすすめの一冊です。

③改訂2版 出る順問題集 秘書検定3級に面白いほど受かる本

秘書検定の試験問題として、理論と実技の問題対策を中心とした一冊です。秘書検定における過去20年分の内容から出題傾向や対策がまとめられています。各1〜3級の内容が別々に販売。

試験問題においてどんな解答が間違いか丁寧に解説してくれます。本の名前通り、出題傾向が高い問題から始まる構成でわかりやすい内容です。

試験までの心得や勉強のやり方など、問題以外の内容についても解説されているため、安心して本番を迎えられるでしょう。

秘書検定の他にもオンライン秘書資格の勉強もおすすめ!

秘書に関わる資格は、他にも「オンライン秘書資格」もおすすめです。

オンライン秘書資格のメリットとしては、主に以下のような内容があげられます。

  • 教材の購入から受験まで、すべて自宅で完結できる
  • 本業以外の副業としてもおすすめできる
  • 教材に関して、スキマ時間を利用してどこでも勉強できる

詳細については、以下で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

オンライン秘書資格とは?

オンライン秘書資格は、一般社団法人の日本オンライン資格推進機構(JOCP)が認定している資格です。

オンライン秘書資格の仕事は、主に事務的な書類作業をはじめ請求書の管理など、顧客の事務作業にかかる時間や負担を代行する内容が中心でしょう。

顧客から請け負った仕事に関して、効率化をサポートする内容で人に役立てる喜びを感じながらお金をいただくことにもつながります。副業にもつながるため、在宅やリモートワークで外注が増えている昨今、注目が集まりつつある資格の一つといえます。

需要が高いオンライン秘書資格

在宅やリモートワークが増えた昨今では、企業で働く方でも自宅で仕事をすることが増えました。企業の経費削減にも事務作業を外注する場合も増えています。オンライン秘書資格は、今後の社会でますます需要が高まる資格といえるでしょう。

オンライン秘書資格は、副業と相性がよいため、本業がある方や将来的に独立したい方にもおすすめです。社会人だけでなく、学生や主婦の方など、幅広い世代の方に役立つ資格といえでるしょう。

「Smart資格」の教材が勉強におすすめ!

スマホ一つで完結するオンライン秘書資格は、教材の購入から受験までをスマホで済ませられるメリットがあります。

試験日は会場ではなくスマホからの受験で問題が解答できるため、自宅で時間や手間をかけずに受験が可能。スマホ教材で練習問題に取り組みながら、本番では専門用語の解答と選択問題の試験が行われます。

試験の合格は、試験終了後にそのまますぐわかるため、時間を無駄にすることがなく受験できるでしょう。

認定書は合格の通知後、一週間が経ってから手元に届く形です。仕事スキルの証明代わりに使いたい方は、ぜひ「Smart資格」も参考にしてみてくださいね。

まとめ

就職にも役立つ秘書検定について解説してきました。

秘書検定とは、ビジネスマナーや常識を学ぶためにも役立つ資格です。社会人として働く上で上司や部下をはじめ、顧客や取引先と関わる方法を知っておけば、就職後に効率よく仕事をまわすスキルにもつながるでしょう。

面接対策にも役立つため、就活や転職活動を検討されている方は、ぜひ資格の取得を目指してみてくださいね。

在宅ワークが増えている昨今では、秘書検定をはじめオンライン秘書検定の需要も高まっています。スキルアップを目指したい方、就職活動のアピール材料にしたい方は、ぜひ受験を検討してみてはいかがでしょうか?