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コミュニケーション検定とは?仕事に活かせる試験の概要・難易度を簡単に解説!

人と心地のよいコミュニケーションを取れるスキルは、ビジネスからプライベートまで幅広い場面で役立ちます。

今回は、人間関係の調整能力に働きかけてくれる「コミュニケーション検定」の基本情報について解説しました。

  • 他の人が知らない面白い検定を取ってみたい
  • コミュニケーション検定の名前を知って詳細を検索してみた
  • どんな仕事に活かせる資格か知りたい

以上のような意図で興味を持っておられる方に向けて、コミュニケーション検定の難易度や合格率、試験内容などをまとめています。

コミュニケーション検定の資格を仕事や各場面に活かす方法も紹介しているため、スキルアップにもぜひ活用してみてください。

コミュニケーション検定とは?

民間資格で省略して「コミ検」とも呼ばれています。

正しい日本語を使いたい方、気持ちのよい話し方や言葉の伝え方を理解していける内容です。

大人として社会を生き抜くには、人に援助してもらえるような人間関係の場慣れが必要になります。

コミュニケーション能力は、さまざまな人と出会い会話や実践を通して身につけられるため、誰しも最初からうまくコミュニケーションを取れる人はいません。日頃の失敗や成功を通して少しずつスキルアップしていくものです。

コミュニケーション検定では、そんな社会を生き抜くスキルを資格を通して再確認できる内容になっています。

コミュ力があれば仕事からプライベートまで役立つ

職場において感じのよい人は、職場の中でも評価があがりやすく仕事で有利に働きます。

給料や雇用の延長にも関わるため、とくに仕事では大きな影響力を持っていると言っても過言ではありません。

コミュニケーション力は、大きな目でみれば人生を豊かにしてくれる材料の一つです。

人見知りでコミュ力に自信のない方は、他人と自信をもって関わるためのコミュニケーション能力を培えます。

また、コミュニケーション検定では、プライベートで人と関わるときの技術を磨けるので取っておいて損はありません。

親戚や近所の人と付き合いが多い人にとっては、目上の人に対する言葉の使い方を学ぶきっかけにもつながります。

以上のようにコミュニケーション検定は、資格の内容を通して人間力を磨けるメリットになるところもポイントです。

*コミュニケーションに関わる資格については、下記で紹介している「オンライン心理カウンセラー」も参考にしてみてください。

コミュニケーション検定の勉強時間

公式の発表によれば、試験対策にかかる勉強時間の目安は以下の通りです。

  • 初級:16時間
  • 上級:20時間

資格の中では短めの勉強時間になるため、長くても1ヶ月程度で目安時間を達成できます。

人によっては一週間以内に勉強を終えられるかもしれません。

例えば、毎日1時間の勉強を進めたり、休日にまとめて数時間勉強したりするやり方でOKです。

社会人の経験がある方なら実務で経験している学びも多いため、日頃身につけたビジネスルールの復習もできます。

コミュニケーション検定の勉強時間は、1ヶ月を通して学んでいきましょう。

コミュニケーション検定の難易度・合格率は?

試験はそれぞれ「初級」と「上級」に難易度がわけられています。どちらも基本的な常識を問われるため、比較的やさしい難易度です。

初級では、コミュニケーションスキルに関する基本的な知識が学べるため、さまざまなシチュエーションの事例から知識を確認していきます。

上級には面接の試験が追加されており、実践を通して印象のよいコミュニケーション方法を審査される流れです。

どちらも難易度は比較的やさしいものの、初級は面接試験がないため気軽に受験しやすいかもしれません。

公式の発表によると2019年度の平均では、合格率は88.3%になります。合格率はかなり高い数字のため、民間資格の中でも取得がしやすい難易度です。

それぞれの目的別に合わせて座学の知識や常識のみを学びたい方は初級を受験、面接対策を中心に体験したい方は上級を受験してみましょう。

コミュニケーション検定の受験資格はなし!

学歴や年齢に関わらず、思いついたタイミングで試験を受けられます。学生の方から社会人の方など、個人や団体でさまざまな方が受験されていますよ。

ビジネスマネーを学べる資格なので、入社してからの人間関係の調整能力や立ち振る舞い方を学ぶのに役立ちます。

受験資格がないため、思いついたタイミングで資格の取得にチャレンジしてみてください。

コミュニケーション検定の試験について概要をまとめてみた

試験時間と問題数、出題形式は下記の通りです。

*初級:50分/30問

*上級:60分(面接の実技試験は+3分)/40問

 

※どちらも問題の出題形式は多肢選択式

試験分野の内容は、大まかに「理論分野」と「実践分野」の2つにわけられています。

*理論分野(コミュニケーション・セオリー)

  • コミュニケーションのもつ力
  • 聞く力(情報を的確に受け止める力)
  • 話す力(情報を的確に発する力)

*実践分野(コミュニケーション・プラクティス)

  • 基礎
  • 応用

初級・上級とともに「応用のプレゼンテーション項目」以外は共通です。

また、試験の受験者数は2020年3月31日のカウントで過去総計82,756人です。

合格基準・試験方法

コミュニケーション検定について試験の合格基準は、下記の通りになります。

初級:知識試験(合計65%以上の得点がある)

上級:知識試験(合計65%以上の得点がある)+面接試験の結果が評価3以上である(5段階あり)

 

※上級の面接試験の評価が5の人に限り、知識試験の得点が合計55%以上でも合格基準になる配慮あり

試験方法は、公開試験とリモートWEBテストにわけられて開催されています。

個人の方は基本的に公開試験を受験する形で、上級は事前に指定された日時と会場で試験を実施していきます。

現在、初級に関しては在宅試験などの形でリモートWEBテスト方式で受験する流れです。

受験料・試験日・試験地

*受験料

コミュニケーション検定の受験料は、下記の通りです。

初級:2,800円

上級:4,700円

※価格は税込み表記。

*試験日

試験は年に数回ほど実施されています。

2021年時点で決定している公開試験は、下記の通りです。

*第33回実施予定分

初級:2021年7月18日(日)

申込開始から締め切り日:2021年2月16日〜2021年6月27日まで

 

上級:2021年7月4日(日)

申込開始から締め切り日:2021年2月16日〜2021年6月13日

 

*第34回実施予定分

初級:2022年2月13日(日)

申込開始から締め切り日:2021年7月19日〜2022年1月23日

 

上級:2022年2月6日(日)

申込開始から締め切り日:2021年7月5日〜2022年1月16日

 

*試験場所

コミュニケーション検定の試験会場の場所をそれぞれまとめました。

初級:2021年現在は、リモートWEBテストによる自宅で実施

上級:東京、名古屋、大阪のどれか

コミュニケーション検定はどんな仕事・場面に活かせるの?

コミュニケーション検定に合格したあとの活用方法を4つ取り上げました。

  • 接客・営業に関わる仕事の人
  • 医療に関わる仕事の人
  • 就職・転職活動に取り組む人
  • 自営業やフリーランスの肩書きに使いたい人

上記の職業に関わる方は、資格で学んだ知識を仕事に活かしやすい人たちです。

接客・営業に関わる仕事の人

コミュニケーション検定は、さまざまな人と関わる機会の多いサービス業や営業の仕事に関わる方にもおすすめです。

コミュニケーション検定を通して正しい日本語が学べれば、お客様や取引先と接するときも不快感を与えない接し方ができます。

接客や営業に関わる仕事をしている方は、上級の試験を受けてみましょう。面接の実技試験では、クレーム対応の仕方や接客に関する上で大切なことが身につけられます。

医療に関わる仕事の人

福祉や医療関係の仕事に関わる方は、チームワークを第一に行動するスキルが求められます。

コミュニケーション検定では、実践分野の科目を中心にあらためて人と接するときに意識しておきたいポイントが学べる内容です。

また、利用者や患者に安心してもらえる態度・接し方が必要になります。患者さんの本心を汲み取るためには、聞いてほしい話とそうでない話を感じ取る力も必須です。

就職・転職活動に取り組む人

正社員や契約社員の仕事では、長く働くためにはコミュニケーションに関するのスキルが高いと有利に働きます。

これから求人獲得の活動をスタートしたい方のなかには「コミュ力に自信がなくて不安」と感じる方もいるかもしれません。

そんなときは、コミュニケーション検定の上級に取り組めば、面接の印象アップに使えますよ。

他にも、事務の仕事に就きたい方の場合は、実践分野の来客・電話対応やアポイントメントの仕方など、社会人の常識として身につけておきたい技術をあらためて学べます。

自営業やフリーランスの肩書きに使いたい人

コミュニケーション検定は、個人事業主や会社経営をされている方の信頼性を印象付けてくれる資格です。

例えば、感じのよい挨拶をするだけで年収や売上が大幅にアップした会社の事例も少なくありません。

他にも、コミュニケーションに関わる分野で営業をかけたい人、インターネットのSNSでの名刺代わりにしたい人など、さまざまな目的に利用できます。

自由に仕事をされている方は、人によい印象を与えられるスキルを身につけることでビジネスにおいての安定を得やすくなるはずです。

コミュニケーション検定は履歴書に記載してOK

初級・上級のどちらを受験して合格した場合も、コミュニケーション検定を履歴書の資格欄に記載できるメリットもあります。

履歴書に記載することで企業や面接官によっては、よい印象を与えるきっかけづくりにつながるかもしれません。

他にも、面接時のアピール材料や話の種につなげられる可能性もあります。

「空白でなく何か努力の形跡を残しておきたい」という人にとって一つの肩書きにすることが可能です。

会社によっては採用候補に残る可能性があがることも期待できるため、ぜひ積極的に活用してみてください。

コミュニケーション検定の試験対策のテキスト・問題集のまとめ

以下では、公式から販売されている試験対策の書籍を取り上げました。

試験はこの本のみで十分対策ができるため、ぜひ参考にしてみてください。

*コミュニケーション検定 公式ガイドブック&問題集(初級、上級それぞれ販売)

 

理論と実践分野の内容理解から3つの過去試験問題や模擬問題1つなど、試験の対策で知っておきたい知識を網羅しています。

上級には面接試験対策の項目も含まれており、それぞれ本番までに理解を進めましょう。

申込みから試験を受けるまでの流れも知っておこう!

コミュニケーション検定試験の受験から合格まで一連の流れをまとめました。

公式サイトから受験したい日時と難易度を確認

申込みがスタートした日から締め切りまでに受験料を支払い申し込む

(支払い方法は、クレジットカード・銀行振込・コンビニエンスストアから選択できる)

テキスト&問題集で試験対策に取り組む

受験票で会場や日時を確認

試験本番

試験の結果発表(3週間〜1ヶ月を目安に結果通知)

実際に合格した人の体験談・口コミを知っておこう!

コミュニケーション検定に合格した人の感想を簡単にまとめてみました。

「医療関係の仕事に必要なので受験しましたが、試験勉強を通じてコミュニケーションの奥深さを学べました」

 

「面接試験を受けられて自分にとってためになる経験でした」

 

「会社の人間関係を調整するためにコミュニケーション検定で学んだ知識を活かしていきます!」

ぜひ試験のモチベーションを保つときの参考にしてみてください。

コミュニケーション検定の公式サイトはこちら

まとめ:コミュニケーション検定は仕事とプライベートに役立つ資格

コミュニケーション検定とはなにか、合格率や難易度などの情報を解説してきました。

人と上手にコミュニケーションを取れる話し方や態度など、社会人にとって必要不可欠な内容が学べる民間資格がコミュニケーション検定です。

難易度は初級・上級にわけられており、合格率は80%以上で受験資格もなく誰でも取りやすい内容になっています。

上級では面接試験もあり、就職活動や転職活動の対策にもつながり一石二鳥です。

コミュニケーション検定は、仕事からプライベートまで幅広く役立つ資格なので気になる方はぜひチャレンジしてみてください。

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