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技術士第二次試験の合格率は10%以下!?一次・二次試験の難易度を部門別に解説

「技術士試験の合格率が10%以下ってホント?」

「技術士試験の難易度はどれくらいなの?」

このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。技術士試験を受けようと思っていたけど、試験の難易度や対策方法などがわからない方は多いのではないでしょうか。

なので、今回は技術士試験の合格率平均や推移、難易度などを紹介していきます。

技術士試験の合格率平均と推移

平均

技術士試験は第一次試験と第二次試験に分かれており、合格率平均やその推移が異なるのでそれぞれの場合に分けて紹介していきます。

技術士第一次試験の場合

令和2年度の技術士第一次試験の合格率平均は30~50%ほどになります。

過去5年の合格率の推移は以下のようになります。

年度合格率
平成28年49.0%
平成29年48.8%
平成30年37.7%
令和元年48.6%
令和2年43.7%

全体の合格率としては45%付近が多いですが、平成30年のように37.7%とかなり落ち込む年もあるので、しっかりと準備をして試験にのぞみましょう。

技術士第二次試験の場合

令和2年度の技術士第二次試験の合格率平均は10~20%ほどになります。

過去5年の合格率の推移は以下のようになります。

年度合格率
平成28年14.6%
平成29年13.3%
平成30年9.1%
令和元年11.6%
令和2年11.9%

上記の表からわかる通り、徐々に合格率は下がっていることがわかります。年々、難易度は難しくなっているので、十分な対策が必要になります。

技術士試験の部門別合格率

部門

ここでは技術士試験を部門別に分けた合格率を、第一次試験と第二次試験のそれぞれの場合で紹介していきます。

技術士第一次試験の場合

令和2年度の技術士第一次試験の部門別の合格率は以下の通りです。

部門合格率(%)
機械部門55.8
船舶・海洋部門58.3
航空・宇宙部門45.8
電気電子部門48.8
化学部門58.0
繊維部門59.0
金属部門50.5
資源工学部門66.7
建設部門39.7
上下水道部門41.8
衛生工学部門46.9
農業部門39.2
森林部門32.8
水産部門39.1
経営工学部門52.6
情報工学部門65.0
応用理学部門29.1
生物工学部門25.0
環境部門39.4
原子力・放射線部門68.6

最も高い合格率は「原子力・放射線部門」の68.6%で、最も低い合格率は「生物工学部門」の25.0%になります。

技術士第二次試験の場合

令和2年度の技術士第二次試験の部門別の合格率は以下の通りです。

部門合格率(%)
機械部門18.5
船舶・海洋部門50.0
航空・宇宙部門17.9
電気電子部門13.0
化学部門24.4
繊維部門22.5
金属部門35.8
資源工学部門21.4
建設部門10.3
上下水道部門14.6
衛生工学部門7.6
農業部門10.6
森林部門25.8
水産部門14.4
経営工学部門11.8
情報工学部門7.6
応用理学部門16.6
生物工学部門27.3
環境部門13.6
原子力・放射線部門13.6
総合技術監理12.6

最も高い合格率は「船舶・海洋部門」の50.0%で、最も低い合格率は「衛生工学部門」と「情報工学」の7.6%になります。

技術士第二次試験の筆記試験の部門別合格率

筆記試験の部門別の合格率は以下のようになります。

部門合格率(%)
機械部門24.2
船舶・海洋部門50.0
航空・宇宙部門20.5
電気電子部門14.1
化学部門25.2
繊維部門27.5
金属部門35.8
資源工学部門21.4
建設部門11.3
上下水道部門16.4
衛生工学部門8.3
農業部門11.1
森林部門25.8
水産部門14.4
経営工学部門11.8
情報工学部門9.2
応用理学部門17.8
生物工学部門27.3
環境部門14.6
原子力・放射線部門13.6
総合技術監理13.2

この表から筆記試験は第二次試験全体の合格率と大きな差がないことがわかります。

技術士第二次試験の口頭試験の部門別合格率

口頭試験の部門別の合格率は以下のようになります。

部門合格率(%)
機械部門75.7
船舶・海洋部門100.0
航空・宇宙部門87.5
電気電子部門91.8
化学部門96.7
繊維部門81.8
金属部門100.0
資源工学部門100.0
建設部門91.1
上下水道部門89.2
衛生工学部門91.4
農業部門95.5
森林部門100.0
水産部門92.9
経営工学部門100.0
情報工学部門82.1
応用理学部門92.1
生物工学部門100.0
環境部門92.1
原子力・放射線部門100.1
総合技術監理95.0

この表から口頭試験の難易度はそこまで高くないことがわかります。リラックスした状態で試験を受けられるようにしておきましょう。

技術士第二次試験の合格率が低い4つの理由

理由

ここでは技術士第二次試験の合格率がなぜ低いのか、その理由を解説していきます。

1. 長い勉強時間が必要なため仕事との両立が難しい

技術士試験の合格には2000時間の勉強時間が必要だと言われています。

第二次試験を受ける方の多くは仕事をしている方が多く、なかなか勉強に時間をさけずに、試験に挑むことになる可能性があります。

2. 試験の出題範囲が広いため対策が難しい

第二次試験になると第一次試験よりも出題範囲が増え、専門的な知識を問うような問題が多くなります。

そのため、出題範囲を全て網羅して勉強することが難しくなります。

3. 筆記試験と口頭試験の対策がしにくい

第二次試験では筆記試験だけではなく、口頭試験もあります。

それぞれの試験対策をしなければいけないので、バランスよく対策の時間をとる必要があります。

4. 受験するためには最低4年の実務経験が必要となる

第一次試験に合格しても、すぐに第二次試験を受けられるわけではなく、4年以上の実務経験が必要となります。

総合技術監理部門の場合は7年以上必要となり、実務で忙しく勉強が手に付きづらくなります。

技術士試験の実際の難易度は?

難易度

ここでは技術士試験の実際の難易度はどれくらいなのかを解説していきます。

技術士は資格の中で最難関と言われている

技術士という資格は他の国家資格の中でもかなり難しいとされています。

科学技術に関わる技術者のための資格であるため、高い技術や知識を持っていることを証明しなければならず、試験の難易度も高くなります。

第二次試験は受験者のレベルが高いため難易度も非常に高い

第二次試験は第一次試験を合格し、実務経験を積んできたレベルの高い受験生と一緒に試験を受けることになります。

合否の決定基準は点数によるものですが、口頭試験などではレベルの高い受験生が多いと比較され、自分の評価が下がってしまう可能性もあります。

第二次試験の合格率は低下傾向で平成30年度で10%以下

第二次試験の合格率は上記にも書いた通り、合格率は年々下がってきています。平成30年度では10%以下の合格率となっており、相当な勉強量が必要であることがわかります。

技術士試験に合格するための方法

対策

ここでは難易度の高い技術士試験を合格するためにどのような対策をすればいいのか、その方法を紹介していきます。

1. 独学で合格するのはハードルが高い

技術士試験は合格率が10%を下回るような試験となっているので、自分で参考書を買い、独学で合格するのはかなり難しいです。

特に今までに独学で試験に合格した経験がない方にとっては、より困難になる可能性が高いです。

2. 通信講座を受講して対策するのがおすすめ

そこで試験対策としておすすめの方法が「通信講座の受講」になります。

通信講座は料金が高く、なかなか手を出せないという方は、キャンペーンやセールを使えば料金を安くできるプランもあるので、ぜひ利用してみてください。

技術士試験に合格しやすい人の特徴は?

技術士試験に合格できる人とはどんな人なのか、その特徴を解説していきます。

学習計画を立てて勉強時間を継続的に確保できている

基本的に試験に合格できる人の共通した特徴は「継続して勉強ができている」ことです。

当たり前のような特徴かもしれませんが、社会人になり勉強するとなると、学生時代よりも勉強時間が取れない人がほとんどです。

その中でどのように時間を見つけ、勉強できるかが合格の鍵となります。

技術士になるという強い意志と目的がある

技術士にどれだけなりたいと思っているかも試験の合格に大きく関わってきます。

意志が強ければ自ずと行動につながるので、なぜ技術士になろうとしているのか、その理由を明確にするだけでも勉強へのモチベーションは大きく変わるでしょう。

技術士試験の合格率は二次試験の場合特に低く難易度が高い

難易度

今回は技術士試験の合格率について、第一次試験と第二次試験のそれぞれの合格率平均や推移を紹介しました。

技術士試験は第一次試験の難易度はそこまで高くないですが、第二次試験の筆記試験の合格率が10~20%とかなり難しいことがわかりました。

技術士試験に合格したいという方はしっかり準備をして、のぞむようにしましょう。