社労士に興味があるけど、
- 社労士は独学でも合格できる?
- 社労士に独学で合格するのはどんな人?
- 社労士試験対策におすすめのテキストや問題集は?
このような疑問を持っておられる方も多いのではないでしょうか。
社労士は人気が高い資格であると同時に、合格率10%未満の難関資格でもあります。
この記事では、そんな社労士試験の次の項目について解説します。
- 社労士試験の難易度と勉強時間の目安
- 社労士試験を独学で目指すメリット・デメリット
- 社労試験に独学で合格する人の特徴
- 社労士試験の独学勉強法
- 社労士に独学で合格した人のブログ
- 社労士を独学で勉強する場合のおすすめ教材
- 社労士講座を受講する場合のおすすめ
ぜひ最後までご覧ください。
資格講座名 | アガルート | ユーキャン | フォーサイト | 大原 | スタディング |
コース名 | 入門カリキュラム | 社会保険労務士(社労士)資格取得講座 | バリューセット1 | 社労士合格コース | 社労士合格コース |
税込価格 | 107,800円 | 79,000円 | 78,800円 | 195,000円 | 79,800円 |
受講形式 | オンライン | オンライン | オンライン | web通信 | オンライン |
教育給付制度 | 何度でも | 1日3問まで | 10回 | 各校に問い合わせ | 記載なし |
特典や割引 | 合格したらお祝い金3万円or全額返金。 | メインテキスト10冊 | 合格したら最大2000円のアマゾンギフトコード | 全国統一模試あり | 合格で10,000円のお祝い金 |
受講者の合格率 | 28.60% | 記載なし | 23.90% | 2020年315名合格 | 記載なし |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
コンテンツ
社会保険労務士の独学は難しい?難易度や勉強時間の目安を確認しよう!
講座を受講するとそれなりにお金がかかるため、できれば独学で合格したいですよね。
- 社労士試験の合格率
- 独学にかかる時間
この2つの観点から試験の概要を確認して、独学にするか講座を受講するかの判断材料にしてください。
難易度を確認!合格率は6~7%目安
社労士試験の過去5年の合格率の推移は次の通りです。
年度 | 合格率 |
---|---|
2021年 | 7.9% |
2020年 | 6.4% |
2019年 | 6.6% |
2018年 | 6.3% |
2017年 | 6.8% |
過去5年間の合格率は、6%から7%の間です。
実務上関係の深い税理士試験の合格率は15%から20%であることを考えると、社労士試験が難関試験であることが分かります。
税理士試験は科目合格制度が採用されており、11科目中5科目を取得すれば税理士試験に合格できます。つまり毎年1科目ずつ5年かけて合格を目指すという方法も可能です。
これに対して社労士は、8科目(択一式は7科目)のすべての基準点を満たさなければ合格できません。
幅広い範囲からの出題に対して、全科目で一定の水準に達さなければ合格できないとあれば、合格率が1桁台であることも納得です。
独学にかかる時間は?800~1000時間が目安
社労士試験に合格するには、800から1000時間が必要とされています。
試験対策に1年準備したとしても、1日につき最低2時間は勉強しなければならない計算です。
これだけ多くの勉強時間が必要なのは、どうしてでしょうか。
まず、試験範囲が膨大であることが大きな要因です。
- 労働基準法及び労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労務管理その他の労働に関する一般常識
- 社会保険に関する一般常識
- 健康保険法
- 厚生年金保険法
- 国民年金法
先述のとおり、試験は8科目で、20以上の法律に精通する必要があります。
さらに試験範囲が広いことに加えて、出題方式にも難しい点があります。
一般的に、
『次の選択肢の中から正しいものを一つ選びなさい。』
という問いより、
『次の選択肢のうち正しいものはいくつあるか。』
と問われた方が難易度が上がります。
後者は、「個数問題」といわれ、すべての選択肢について正しい判断ができなければ正解できないというシビアな出題方式です。
社労士試験の択一式試験には、この個数問題が一定数出題されます。
そのため、膨大な試験範囲に加えて、より深い知識が必要となるため800から1000時間の学習時間が目安となっています。
社会保険労務士を独学で目指すメリットは?柔軟な対応が可能!
社労士が難関資格であることが分かりましたが、だからといって絶対に対策講座が必要というわけではありません。
ここからは、社労士を独学で目指すメリットを、
- 仕事との両立がしやすい
- 受験にかかるコストを削減できる
- 学習計画をライフスタイルに合わせて計画しやすい
上記の3つにまとめて解説します。
①仕事との両立がしやすい
社労士の合格者の職業は、次のような割合です。
- 会社員 60.4%
- 無職 10.3%
- 公務員 7.8%
- 団体職員 5.6%
- 自営業 4.2%
- 役員 3.4%
- 学生 1.1%
- その他 7.2%
つまり81.4%の合格者が、仕事をしながら社労士試験の勉強をしていたことになります。
多くの受験者にとって仕事と試験勉強の両立は攻略すべき課題といえます。
特に、労務関係の仕事に就いている場合は、
- 新年度を迎える3-4月
- 労働保険の更新がある6-7月
- 年末調整の1-2月
大きく分けて年に上記の3回の繁忙期があります。
この時期は、講座を受講するために予備校に通うことがどうしても難しい場合もあるでしょう。
何度か授業を欠席した後ろめたさから、そのまま予備校から足が遠のいてしまうということにもなりかねません。
しかし、この点独学であれば自分の仕事のスケジュールに合わせてカリキュラムを組むことができるので、仕事の繁忙期、閑散期に合わせて勉強時間を調節できます。
②受験にかかるコストを削減できる
社労士試験講座の受講料は5万円台から20万円台です。
テキストや問題集を自分で購入して、勉強すれば費用は多くとも数万円以内に収まるでしょう。
社労士資格は労働問題の多様化を背景に需要が増しており、非常に人気の高い資格です。
そのため、大手予備校が発行する分かりやすいテキストや問題集が数多く出版されています。
テキストや問題集だけであれば、講座を受講している人と同じくらいのクオリティのものを使って勉強することができるでしょう。
もし、講座を受講しても講師に質問する勇気がないなど、講座のメリットを十分に生かせない場合もあるでしょう。
そのような可能性が高い場合は、あえて独学にすることで大幅にコストを削減できます。
③学習計画をライフスタイルに合わせて計画しやすい
先ほど紹介したデータから社労士試験合格者のうち、10.3%が無職とわかります。
社労士試験に専念している方が多いと思いますが、中には子育てや介護をしながら勉強している方も一定数いると思われます。
その場合、勉強スケジュールは自分の都合だけで決められません。
予備校のカリキュラムは試験に専念している方や日中に仕事をしている人向けに作っているので、合わない場合もあるでしょう。
独学であれば、自分だけのオリジナルのスケージュールを組むことができます。
予備校のカリキュラムが自分のライフスタイルに合わないと感じたら、思い切って独学にするのも選択肢のひとつです。
社会保険労務士を独学で目指すデメリットは?強い意志が求められる!
社労士を独学で勉強する場合、柔軟な学習計画を立てられたり、受験コストを抑えられることがわかりました。
しかし、もちろん独学のデメリットもあります。
勉強時間を無駄にしないために、
- 学習モチベーションの維持が大変
- 効率的な学習計画を作るのが難しい
- 制度変更や試験傾向などの最新情報を入手しにくい
上記の3つのデメリットを確認していきましょう。
①学習モチベーションの維持が大変
講座を受講すると次のようなメリットがあります。
- ライバルの受験生が頑張っている様子を間近でみることになる
- 講師が叱咤激励してくれる
- とりあえず講座を受ければ強制的に勉強できる
講座を受講している場合、知らないうちに周りの影響を受け、学習のモチベーションにもつながります。
独学の場合、これらをすべて自分でまかなわなければならないため、モチベーションの維持には強い意志が必要です。
SNSで勉強仲間を見つけるなど、自分なりの工夫をした方が良いでしょう。
②効率的な学習計画を作るのが難しい
講座を受講する場合、学習計画を立てるという事務作業を省くことができます。
予備校のカリキュラムは今までの何万人という受験者の情報を標準化して作成されているので、初学者が予備校よりも優れたカリキュラムを組むのは難しいといえます。
「2回目以降の受験で、試験の概要を理解している。今年は苦手分野を集中的に学習したい。」といった個別の事情を除いて、学習計画は予備校に任せて、試験対策に専念したいところです。
③制度変更や試験傾向などの最新情報を入手しにくい
社労士の試験内容には法律が絡むため、毎年の法改正や制度変更に対応する必要があります。
常に最新のテキストで勉強することにより、ある程度の法改正や制度変更には対応できます。
しかし、労務関係の仕事についている場合を除いて、試験勉強をしながら常に最新の情報を入手するのは大変なことです。
これは試験傾向についても同じで最新情報を提供できることが、講座を受講するメリットのひとつとして挙げられるほど個人では難しいといえます。
社会保険労務士を独学で目指せる人の特徴は?該当条件は3つ!
ここまで、社労士試験を独学で目指すメリット・デメリットについて確認しました。
それでは、どのような人が独学に向いているのでしょうか。
- 法律を学んだ経験のある人
- 適切な学習スケージュールを立案して実行できる人
- 不明点や疑問点などを自力で解決できる能力がある人
上記の3つの特徴にまとめましたので、解説していきます。
①法律を学んだ経験のある人
社労士試験は、労働基準法や雇用保険法といった法律から出題されます。
条文の読み方の本が出版されるほど、法律には独特の読み解き方があります。
法律を学んだことのない初学者の場合、まずこの法律の読み方でつまずくことも少なくありません。
その点でも法律を学んだ経験がある人は、それだけでアドバンテージがあるといえます。
②適切な学習スケージュールを立案して実行できる人
社労士試験に限らず、試験合格には適切な学習スケジュールが必要です。
過去問から最終的に到達すべきレベルを把握し、試験日までの今の自分とのレベル差を埋めるにはどうすればいいのかを的確に把握する必要があります。
また、学習スケージュールは当初の計画通りに進む方がめずらしいです。
定期的に立ち止まって学習スケジュールを調整し、それを実行できる力が必要です。
③不明点や疑問点などを自力で解決できる能力がある人
講座を受講している場合、分からないところがあっても講師に気軽に確認できます。
しかし独学の場合、疑問点はすべて自分で解決しなければなりません。
先に述べたとおり、社労士試験に合格するには、800から1000時間が必要です。
日中仕事をしている場合は、終業時間後や休日の多くを社労士試験の勉強に充てることになります。
それだけ多くの時間を一人で過ごすと、孤独や誰にも頼れない不安を感じる方も多いでしょう。
そのような感情を跳ねのけて、自力で解決していく心の強さが必要です。
社会保険労務士試験に独学で合格する勉強方法は?計画力と実行力が大切!
社労士試験に独学で合格を目指す場合、どのように勉強を進めていけばいいのでしょうか。
- 独学の大前提は?綿密かつ柔軟な学習計画が絶対!
- 学習計画を立てたら?最新の基本テキストで知識を学ぼう!
- 知識を学んだら?問題集で解答力と読解力を高めよう!
- 実力を高めたら?過去問題集で総仕上げをしよう!
学習計画から総仕上げまで、4段階に分けて説明していきます。
独学の大前提は?綿密かつ柔軟な学習計画が絶対!
自分だけのオリジナル学習計画を練ることができるのは、独学のメリットのひとつです。
まずは試験までにやるべきことを把握します。その上で、試験までの期間をもとに月にやるべきことを割り振っていきます。
それから、1日に確保できる学習時間を考えて、1日ごとの学習計画を立てます。
このように、だんだんと詳細な計画を立てるようにすると、思ったように勉強が進まず試験に間に合わないという事態を防ぐことができます。
またどれだけ綿密に学習計画を立てても不測の事態は起こるものです。思い通りに進まなくても慌てることなく、その都度学習計画を見直す柔軟さも必要です。
学習計画を立てたら?最新の基本テキストで知識を学ぼう!
独学の場合、テキストは最新版をつかいましょう。
社労士試験は法律が絡む試験なので、古いテキストは最近の法改正に対応していない場合があります。
予備校に通っていると自然と法改正や最新の試験情報が入ってくるものですが、独学の場合は自力で情報収集が必要です。
最新のテキストであれば、出版時の最新の情報はカバーされているはずです。
また初めての受験の場合は、初学者向けの基本のテキストを選びましょう。
社労士試験に合格するには、基準点をクリアすればいいので難しいテキストを読めば合格に近づくわけではありません。
盤石な基礎があってこその応用なので、基本テキストの中から自分が読みやすいものを選びましょう。
知識を学んだら?問題集で解答力と読解力を高めよう!
テキストをある程度読んだら、問題集にチャレンジしましょう。
はじめは、「あれだけテキストを読んだのに、全然問題が解けない…。」と落ち込むこともあると思います。
しかし、根気強く問題を解くことで、少しずつテキストで培った知識が問題の解答力となって現れてきます。
問題集を解くことで、社労士試験ではどのような知識が求められているのかが分かるので、その後のテキストの読み方も変わってくるはずです。
その結果、テキストの読解力が上がり、問題集の解答力につながるという好循環が生まれます。
実力を高めたら?過去問題集で総仕上げをしよう!
問題集で手ごたえを感じたら、過去問題集をときましょう。
時間をはかり、本番さながらの環境で今の自分の実力を把握しましょう。
社労士試験では、過去問の類似問題が何度も出題されています。
過去問題集は、過去に出題された問題というだけでなく、今年の試験の予想問題でもあるわけです。
一度解くだけではもったいないので、問題と解答を覚えてしまうくらいに何度も解き直しましょう。
過去問題集をマスターした時、合格の2文字が見えてくるはずです。
社会保険労務士試験に実際に独学で合格した人は?合格者のブログをチェック!
社労士試験に独学で合格し、その体験記や試験対策についてまとめられているブログがあります。
同じく独学で合格を目指す者として、非常に参考になる部分が多いと思いますので、ぜひ参考にしてください。
紹介するのは、次の3名の方のブログです。
- 半年間の勉強で社労士試験に1発合格した「ゆづすけブログ」
- 仕事との両立スケジュールが参考になる「なつきの資格ラボ」
- 試験攻略の裏ワザを知れる「社労士独学プロジェクト~難関資格に完全独学で挑戦~」
「ゆづすけブログ」
期間半年、500時間の学習時間で社労士試験の独学で一発合格した「ゆづすけ」さんのブログです。
アプリの問題集を解く「超アウトプット重視高速回転勉強法」が参考になります。
- アプリを使って、いつでもどこでもスマートに勉強したい
- 短期間で効率重視で勉強したい
このような勉強法を探している方に向いています。
また、社労士と同じく難関資格である中小企業診断士にも1発合格されていますので、ダブルライセンスを狙っている方はより参考になるでしょう。
「ゆづすけブログ」
「なつきの資格ラボ」
8カ月間の学習で社労士試験に1発合格した「なつき」さんのブログです。
平日4時間、休日8時間以上の勉強を働きながら続けて無事合格されました。
1日の具体的なスケジュールが公開されているため、仕事との両立を目指している方は参考になるでしょう。
また、問題集やテキストを選ぶ際は、コンパクトさを重視されています。
持ち歩いたり、カフェで広げたりするのがくにならないようにとのことで、すきま時間をうまく活用して勉強時間を捻出されたようです。
「なつきの資格ラボ」
「社労士独学プロジェクト~難関資格に完全独学で挑戦~」
40代中盤で社労士試験に合格された「かなきん」さんのブログです。
科目ごとの攻略法から、過去問の演習方法まで、正攻法と裏ワザを教えてくれます。
3時間半に及ぶ択一式の試験を乗り切る方法など、合格者ならではの実用的なエピソードも知ることができます。
社労士試験のあと、司法書士試験に合格され、現在は司法試験予備試験にチャレンジ中という努力家でいらっしゃいます。
社会保険労務士の独学におすすめの教材は?ジャンル別に紹介!
講座を受講する場合、例え自分に合わなくとも、予備校が提供するテキストを利用することになります。
しかし、独学の場合は自分でテキストを選ぶことができます。
テキストは一度使い始めるとなかなか変更することはないので、購入前に徹底的に比較して自分に合ったものを選びましょう。
- 基本テキスト
- 問題集
- 過去問
上記の3つの項目に分けて、おすすめを紹介します。
基本テキストはどう選ぶ?最新版をチェック!
みんなが欲しかった! 社労士の教科書
大手資格予備校「TAC」出版の人気シリーズ社労士版です。
オールカラーの見やすいテキストと初学者向けの分かりやすい説明が特徴です。
ユーキャンの社労士 速習レッスン
通信教育で有名な「ユーキャン」のテキストです。
労働科目、社会保険科目、一般常識科目の3冊に分離できるため、持ち運びに便利です。
法律を初めて勉強する方向けに、「法律の基礎知識解説」が収録されています。
初学者でも安心して勉強を始められる1冊です。
読めばわかる! 社労士テキスト
こちらも大手予備校「大原」出版のテキストです。
図解や具体例をふんだんに使ったフルカラーが特徴です。
労働関係科目と社会保険関係科目の2冊の分冊となっており、サイズもA5サイズと持ち運びやすいように配慮されています。
問題集の選び方は?自分の実力に合ったものを選ぼう!
解いて覚える! 社労士 選択式トレーニング問題集
資格予備校大手の資格の大原出版の問題集です。
A5サイズと持ち運びに便利なコンパクトサイズです。
問題と解説が見開き1ページに収まっている見やすい設計で効率的な問題演習をサポートしてくれます。
合格革命 社労士 ×問式問題集 比較認識法(R)で択一対策
問題の答えはすべて「×」という特徴がある問題集です。
「なぜこの選択肢はまちがっているのか。」を考えることを繰り返すことによって、出題者の意図を見抜くことが目的です。
ひととおり学習を終えて、社労士試験の出題のクセを効率的に知りたいという方向けの問題集です。
過去問題集のおすすめは?全科目と科目別をチェック!
【全科目】みんなが欲しかった! 社労士の年度別過去問題集
資格予備校大手のTAC出版の全科目5年分の過去問題集です。
解説に、TAC社会保険労務士講座の「本試験解答分析サービス」からはじき出した正解率が掲載されているのが特徴です。
受験生の正答率が著しく低い、難問・奇問を潔く諦め、効率よく合格を目指すための指標になります。
【科目別】出る順社労士 一問一答過去10年問題集
資格予備校のLEC出版の科目別過去問題集です。
10年分の過去問が科目別、分野別に編集されているので、苦手分野を集中的に学習できます。
3段階で示された難易度と問題と解答が見開きで完結する仕様になっているので、効率的な学習が可能です。
社会保険労務士試験は独学が向いているか?難易度が高くなるのは間違いない!
社労士試験の合格者のうち約3割が独学といわれている点を考えると、独学での合格は決して不可能ではありません。
しかし、独学で合格した人の中には、
- 社労士試験の受験は2回目以降
- 労務関係の仕事についいて、知識がある
- 法律について学んだ経験がある
こういったアドバンテージを持った方も含まれています。
初学者が独学で合格するのは、非常に難易度が高いといえます。
社会保険労務士の独学に不安がある時は?対策講座の利用がおすすめ!
- このままのペースで勉強を続けて試験に間に合うのか
- 解説を読んでも分からない問題があるけと聞く人がいない
- 1人で勉強していると、モチベーションが続かない
独学での勉強にはさまざまな不安がつきものです。
常に不安を感じ、迷いながら勉強するのは、効率的ではありませんし、精神衛生上も良くありません。
社労士試験に合格するためには、ある程度コストをかけてもいいという場合は、講座の受講も視野に入れましょう。
ここから、次の6つの予備校について解説します。
予備校名 | コース名 | 価格 |
---|---|---|
大原 | 2022年受験対策社労士合格コース | 200,000円 |
アガルート | 2022年度社労士/演習総合カリキュラム | 83,160円 |
たのまな | 社労士【安心合格】講座 | 200,600円 |
フォーサイト | バリューセット2 2023年試験対策(基礎+過去問+直前対策講座) | 110,800円 |
ユーキャン | 社会保険労務士講座 | 79,000円 |
スタディング | 総合コース[2022+2023年合格目標] | 54,300円 |
通学で選ぶなら「大原」がおすすめ
社労士試験にチャレンジするには、余暇の大半を費やして勉強に励むことになります。
通学講座を選ぶなら、通いやすい場所にある予備校を選ぶのが得策でしょう。
その点、「大原」なら全国各地に拠点があるので、自宅と職場の中間地点といった、ちょうどよい場所も選べる可能性が高いです。
また大手ならではの経験豊富な講師陣と自習室といった設備も整っています。
詳しくは次の記事をご覧ください。
大原の特徴
- 圧倒的な合格数を誇る資格の大原
- 教室通学、映像通学、通信講座から選べる受講スタイル
- まずは気になる資格の資料請求から
\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
大原のカリキュラムを確認
講師の質で選ぶなら「アガルート」がおすすめ
「先生の授業が面白くて歴史が好きになった。」これに似たような経験はありませんか。
せっかく講座を受講するのであれば、魅力ある講師のいる予備校を選ぶのもひとつです。
「アガルート」には、講師歴20年以上の受験生がつまずくポイントを熟知したベテラン講師をはじめとした実力派講師陣が在籍しています。
「アガルート」が気になった方は、次の記事に進んでください。
アガルートの特徴
- 合格までの最短ルートを提供してくれるアガルート
- 予備試験や司法試験など難関資格に強い
- 月に1回講師によるカウンセリングが受けられる
- 難関資格取得に向けたメイン講座をチェック
\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
アガルートのカリキュラムを確認
短期集中型で選ぶなら「たのまな」がおすすめ
「たのまな」は、初学者でも12カ月で合格を目指せる短期集中型講座が特徴です。
- 2色刷りで重要な箇所が一目瞭然になっているコンプリーションノート
- 合格に必要な部分だけを抽出したテキスト
- 外出先や空き時間を利用して学習することができるウェブテスト
これらの工夫により、膨大な試験範囲を短期間でカバーできます。
たのまなの特徴
- 質問回数が無制限で充実したサポート
- 就職や開業のサポートがあり、資格取得後にも役立つ
- まずは無料資料請求で気になるカリキュラムをチェック
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たのまなのカリキュラムを確認
合格実績で選ぶなら「フォーサイト」がおすすめ
「フォーサイト」で注目したいのは、高い合格率です。フォーサイトの受講生合格率は過去7年間で平均21.2%です。
社労士試験全体の合格率が6から7%と比較すると約3倍の合格率です。
講座の受講料も比較的安く抑えられているため、合格率で講座を選びたい方におすすめです。
詳しくは次の記事が参考になります。
フォーサイトの特徴
- 臨場感のある生配信授業やeラーニングで隙間時間に学べるフォーサイト
- 効率的な学習で高い合格率を誇る
- 全国平均を超える合格率のバリューセットもおすすめ低価格で質の高い学習を提供
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フォーサイトのカリキュラムを確認
大手ならの安心感で選ぶなら「ユーキャン」がおすすめ
通信教育大手の「ユーキャン」でも社労士講座を受講できます。
趣味として気軽に受講できる講座も多く取り扱っているので、以前に別の講座を受講したことがある方も多いかもしれません。
分かりやすいと好評のテキストは、紙とデジタルの両方で利用が可能です。
自分でわざわざスキャンしなくてもデジタルテキストを利用できるのは、大手ならではの強みといえます。
「ユーキャン」はテキスト以外にも、
- リーズナブルな受講料
- 充実した演習問題
これらの特徴がありますので、詳しくは次の記事を参考にしてください。
リーズナブルな料金で選ぶなら「スタディング」がおすすめ
基本講座に加えて、直前対策答練・模擬試験がついた総合コースが59,800円と、ある程度実績のある社労士講座の中では最安値です。
しかも「スタディング」は、ただ安いだけではなくウェブ媒体で効率よく勉強できるよう次のような特徴があります。
- 倍速機能付きのわかりやすいビデオ講座
- 間違った問題だけを解き直す「復習モード」搭載のスマート問題集とセレクト過去問集
- 選択式対策にも万全を期す暗記ツール
- 検索とメモができるフルカラーウェブテキスト
- 独学で勉強する場合の勉強の進め方
- 独学で勉強する際に参考にしたいブログ3選
- 社労士試験独学者に
広告宣伝費を抑えることで、実現したリーズナブルな受講料に魅力を感じた場合は、「スタディング」をおすすめします。
スタディングの特徴
- 要点を押さえた濃密で効率的な授業
- 自分の成長が実感できる
- スマホで完結するのでいつでも学習ができる
\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
スタディングのカリキュラムを確認
社会保険労務士は難関資格!独学よりも対策講座の利用で合格の確立を上げよう!
さて、ここまで次の項目について解説してきました。
- 社労士試験は合格率6から7%の難関資格で、勉強時間は800から1000時間必要
- 社労試験を独学で勉強する場合、柔軟なスケージュールを組みことができ費用を抑えられる一方、モチベーションの維持が難しかったり、最新の情報を得にくいといったデメリットがある
- 独学のデメリットを乗り越えられるのは、自分にあった学習計画を立てることができ、孤独な状況でも問題解決能力を発揮できる人
- 社労士独学受験者が参考にしたいブログ3選
- 社労士試験独学者におすすめのテキスト・問題集・過去問題集
- 社労士講座を受講する場合のおすすめ講座6選
多くの受験生にとって、社労士試験に合格することが目的ではなく、社労士としてあらゆる労務問題を解決することを目標にしているはずです。
それならば、通過点に過ぎない社労士試験は短期間で効率よくクリアしたいところです。
しかし、社労士試験は先述のとおり、かなりの難関資格で初学者が独学で合格するのは非常に難しいのが現状です。
社労士になれば、資格手当がつくなどで収入アップが見込めるため、講座の受講料は早い段階で回収できます。
自分に合った講座を受講することで合格の確率を上げ、最短で社労士目指しましょう。
資格講座名 | アガルート | ユーキャン | フォーサイト | 大原 | スタディング |
コース名 | 入門カリキュラム | 社会保険労務士(社労士)資格取得講座 | バリューセット1 | 社労士合格コース | 社労士合格コース |
税込価格 | 107,800円 | 79,000円 | 78,800円 | 195,000円 | 79,800円 |
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