「保育士試験におすすめの予備校ってどこ?」
「保育士の予備校を選ぶ際のポイントって何?」
保育士を目指している人は、このような疑問を持っているのではないでしょうか。予備校といってもそれぞれに特色が違うので、自分に合ったものを見つけられるかは重要です。
この記事では、予備校を選ぶ際のポイントに加えて、おすすめの予備校を紹介していきます。自分に合った予備校を見つけやすくなりますので、参考にしてみてください。
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保育士の予備校を選ぶ際の5つのポイント
自分に合った予備校を見つけるためには、いくつか抑えておかなければならないポイントがあります。ここでは誰もが注目してほしい5つのポイントを紹介していきます。
1.受講費用
結論からいって、保育士の予備校の受講費用の相場は、40,000~60,000円程度です。予備校を選ぶ際は、この価格帯で選ぶと後悔しにくくなります。
費用を抑えて合格するためにも、受講費用はしっかりとチェックしておきましょう。特に、割引キャンペーンなどを実施している場合があるので、気になる予備校は普段から公式サイトを確認してください。
また、教育訓練給付制度を活用できるものもあり、利用できれば受講費用を20%も抑えられます。初めて利用する場合は、雇用保険加入期間が1年以上あれば利用できるので、対象の人は合わせて見ておくことをおすすめします。
2.教材の内容
本気で保育士試験に合格したいなら、最も注目すべきは教材の内容です。
保育士試験を目指す人は、仕事や家事の合間に試験勉強をする場合が多いでしょう。このように忙しい人の場合、わかりやすくてスッと頭に入ってくるように工夫された教材であれば勉強がはかどります。
教材によってはイラストや図表が多用されていたり、テキストが付属のマンガと連動されていたりして、内容をつかみやすくされています。また、出題傾向から試験に出そうなところだけに絞った構成にして、徹底して効率よく勉強できるように配慮されたものもあります。
予備校を選ぶ際は、費用だけでなくどのような教材かもしっかりと確認しておきましょう。
保育士の試験には実技試験もあるので、実技試験対策があるかどうかも重要です。実技試験のポイントや有効な練習方法などを紹介している教材であれば、自信を持って試験に挑めるようになります。
自分にはどのような教材が向いていそうか考えてから、予備校を選ぶようにしましょう。
3.サポート体制
予備校選びでは、どのようなサポート体制があるかどうかも確認しておいてください。
例えば、添削指導が充実している予備校であれば、自分の弱点に気付けて克服しやすくなります。どのような質問にも丁寧に答えてくれるところであれば、勉強が苦手な人でも安心して学習を進めていけます。
保育士の試験は筆記と実技があるので、一人で悩んで挫折してしまう人も少なくありません。しかし、サポート体制がしっかりとしている予備校を選べれば、モチベーションを維持して学習がしやすくなるでしょう。
4.合格実績
合格実績を掲載している場合は、必ずチェックしてください。
例年保育士試験の合格率は19~25%で推移しています。この数字を踏まえて、各予備校の合格率がどれくらい高いのかを見れば、選ぶべきかどうかを判断できます。例えば、合格率60%と公表している予備校なら、教材やカリキュラムなど全国平均の約3倍になる理由が必ずあるのでかなり安心です。
保育士の予備校は合格実績を公表していない場合も多いです。この理由の1つは通信講座のため、すべての受講者の合否を把握しきれていないことが挙げられます。公表していない場合は「実績を公表できる数字ではない」のではなく、正確な合格率を掲載できないためと考えてください。
どうしても実績を見て判断したい人の場合は、過去の受講生の口コミなどを参考にすると良いでしょう。どのような予備校か網羅的に見えてくるはずです。
5.運営会社の信頼性
運営会社について調べることも有効です。
どのような資格講座を提供しているのかや経歴などを見ることで、持っている資格試験へのノウハウが推し量れます。保育士の講座と直接関係がなくても、他の講座で評判が良いところであれば保育士の講座でも十分期待できます。
ただし、運営会社のイメージや知名度だけで選ばないようにしてください。すでに挙げた教材の内容やサポート体制などを見ながら、判断するようにしましょう。
保育士試験の予備校おすすめ5選!
ここまでは保育士試験の予備校を選ぶポイントを紹介してきましたが、ここではおすすめの予備校を紹介していきます。
それぞれの特徴を詳しく紹介しているので、参考にしてください。
予備校名 | 講座の特徴 | 受講料(税込) |
---|---|---|
東京アカデミー | 短期で専門対策が可能 | 24,000円 |
クレアール | 公務員保育士の面接対策までできる | 130,000円 |
ユーキャン | サポートが充実している | 54,000円 |
ヒューマンアカデミー | 合格率が全国平均の約3倍 | 46,000円 |
フォーサイト | 講義で緊張感のある学習ができる | 39,800円 |
東京アカデミー【公務員・国家試験対策の王道】
公務員と保育士の両方の試験で人気があるものの1つが、東京アカデミーです。以下のような特徴があります。
- 公務員保育士が目指せる
- テキストの質が高い
- 講義で専門対策もできる
東京アカデミーは、公務員予備校として有名ですので、保育士と公務員の両方の対策が可能です。つまり、東京アカデミーなら、公務員保育士が目指せるのです。
テキストも他では手に入らないオリジナルのものが使われていて、時事問題などは出題的中率が高いといわれています。公務員保育士では一般教養も必要な知識ですので、まとめて学べるのでおすすめです。また、講義では保育士の専門科目を短期間で徹底的に学ぶことができます。
しっかりと学ぶことで、合格ラインをクリアしやすくなるといえるでしょう。
クレアール【公務員保育士対策に強い】
公務員保育士を目指している方なら、クレアールもおすすめです。クレアールには、以下のような特徴があります。
- 公務員保育士コースがある
- じっくりと学ぶことが可能
- 面接対策もできる
クレアールには、公務員保育士コースがあることが大きな特徴です。保育士や公務員試験に対応した予備校でも「公務員保育士コース」を設けているところはあまりありません。公務員と保育士をセットでしっかりと対策したいなら、クレアールがおすすめです。
クレアールには、短期間で保育士を目指すコースと早めに公務員保育士対策をしたい人向けのコースがあります。早めに対策を始めて、確実に試験に合格したい人には向いているといえるでしょう。また、面接対策も可能なので、公務員保育士をトータル的に対策できます。
ユーキャン【わかりやすいテキストで合格を狙う】
テキストの質で選ぶなら、ユーキャンがおすすめです。ユーキャンには、以下のような特徴があります。
- ポイントを絞ったオリジナルのテキスト
- サポートが充実している
- 予備校としての合格実績も確か
ユーキャンは過去の試験を分析して、出題される確率が高い場所に絞ってテキストが作られています。理解しやすいようにイラストなども豊富なので、専門用語があっても学習がスムーズです。
サポートが充実しているところも見逃せないポイントです。例えば、添削指導や質問サービスなどのサポート体制が万全なので、学習中に挫折してしまうリスクを低くできます。実際、2011年から10年で14,334名もの合格者を輩出しています。実績も十分あるので、安心して保育士試験に挑戦できるでしょう。
ヒューマンアカデミー【業界最安値の圧倒的コスパ】
コストパフォーマンスで予備校を探している方は、ヒューマンアカデミーがおすすめです。ヒューマンアカデミーには、以下のような特徴があります。
- 低価格でコスパが良い
- eラーニングでスキマ時間を活用できる
- 合格率が全国平均の3倍以上
ヒューマンアカデミーは、コスパが良いのが最大の特徴です。受講価格は通常価格が46,000円と業界の中でも安い価格設定にも関わらず、執筆と実技対策の添削指導をしてもらえます。教育訓練給付制度を活用すれば、もっとお得に受講が可能です。
また、eラーニングを活用すれば、通勤や通学中のスキマ時間も無駄にしません。5分間の動画なので、毎日いつでも視聴できて勉強の習慣作りに最適です。2018年上期の合格率は68.9%と全国平均の3倍以上ですので、合格率で探している人もヒューマンアカデミーを検討してみてください。
フォーサイト【高品質なテキストで対策】
高品質のテキストで保育士試験の対策をしたいなら、フォーサイトがおすすめです。フォーサイトには、以下のような特徴があります。
- 合格点を狙ったテキストに作られている
- 動画の質も高い
- ライブで授業を受けることも可能
フォーサイトの特徴は、合格点を取ることに特化してテキストが作られているところです。無駄をなくしているので、試験までに合格に必要な知識をしっかりと身につけられます。
また、作り込まれた講義動画によって、難しい科目も集中して学習ができます。フォーサイトにはeライブスタディというものがあり、リアルタイムで授業を受けることも可能です。無料体験もできるので、興味がある人は試してみてください。
フォーサイトの特徴
- 臨場感のある生配信授業やeラーニングで隙間時間に学べるフォーサイト
- 効率的な学習で高い合格率を誇る
- 全国平均を超える合格率のバリューセットもおすすめ低価格で質の高い学習を提供
\受講スケジュールや受講者の声も確認できます!/
フォーサイトのカリキュラムを確認
保育士は予備校と独学どちらがおすすめ?
保育士試験は合格率が低い試験ですので、絶対に合格したいという人は予備校を活用することをおすすめします。
予備校には試験に合格するためのノウハウがあるので、利用することで合格率をグッと高められるのです。予備校によりますが、eラーニングや添削指導、質問サポートなどテキスト以外の要素もたくさんあります。
特に、保育士試験には実技があるので、テキストでは十分に学びきれないポイントもあります。しかし、予備校なら実技に対する対策も実施してくれるので、確実に合格したいなら予備校の活用が有効です。
ただし、独学で合格できない試験ではありません。良質なテキストを利用したり、実技の対策を念入りにしたりすれば合格は可能です。独学の人は予備校のノウハウを使えないので、計画をしっかりと立てて学習していくようにしましょう。
自分に合った予備校で保育士試験に合格しよう!
保育士試験に合格するためには、予備校を活用するのが近道です。しかし、どこでもいいわけではなく、自分に合ったものを選ばなければなりません。この記事では、予備校選びで重要なポイントとおすすめの予備校をそれぞれ5つ紹介してきました。保育士の予備校選びで迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。