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行政書士の合格率は10%と低い?その理由や合格のためのスケジュールを解説

行政書士の合格率は10%と低い!?その理由や合格のためのスケジュールを解説

「行政書士試験に何ヵ月で合格できるか心配」

「難易度はどのくらい?」

具体的に行政書士の受験を検討している人は、このような不安を抱いているようです。

行政書士試験の合格率は10%ほどですが、1日3時間の学習なら1年程度で合格レベルの実力がつくといわれています。この記事では、行政書士の合格率や難易度を知り、学習計画を立てたい人に役立つ情報をお届けします。

行政書士の仕事内容は?

行政書士の仕事内容は?

行政書士の代表的な仕事内容には、書類作成代行業務・コンサルティング業務・市民法務があります。それぞれ紹介します。

1. 書類作成代行業務

行政書士の具体的な業務として、書類作成業務の代行があります。建設業許可や飲食店営業許可の申請など、企業からの依頼を引き受けます。

また、相続や遺言、離婚など個人の依頼も引き受けます。これらの企業・市民と行政をつなぐ権利義務および事実証明に関わる書類作成代行業務が、行政書士のフィールドです。

2.コンサルティング業務

行政書士は、企業の経営や法務に関する相談など、関係諸法令のプロとしてコンサルティング業務も可能です。書類作成とあわせて経営に関する相談業務を引き受け、顧客企業の課題を法的にアドバイスするなど、さまざまな場面で活躍しています。

3. 市民法務

行政書士は、生活に欠かせない市民法務のエキスパートです。市民法務には、遺産分割協議書の作成・自筆証書遺言文案の作成・離婚手続・成年後見・交通事故の示談書作成など、暮らしにかかわるシーンでの手続きがあります。

行政書士試験の内容と受験資格

行政書士試験の内容と受験資格

行政書士試験の概要をみてみましょう。

行政書士試験の出題問題数は60問

行政書士試験は、行政書士の業務に関し必要な法令と知識が60問出題されます。

法令分野から46問

憲法・行政法・民法・商法・基礎法学など

一般知識分野から14問

政治・経済・社会・情報・個人情報保護・文章理解など

あわせて60問の出題です。

受験資格はなく誰でも受験できる

行政書士試験には、受験要件はなく、年齢・学歴・国籍等にかかわらず、誰でも受験できます。2020年に実施された試験では、12歳~96歳と幅広い年齢層の人がチャレンジしています。

【年度別】行政書士試験の合格率

【年度別】行政書士試験の合格率

行政書士試験の合格率をチェックしてみましょう。

合格率は平均10%だが年度により異なる

行政書士の合格率は10%前後ですが、年度によりばらつきがあります。直近5年間の合格率推移は次のとおりです。

直近5年間の合格率推移

・2020年度 10.7%

・2019年度 11.5%

・2018年度 12.7% 

・2017年度 15.7%

・2016年度 10.0%

(参考:行政書士試験研究センター)

受験者の年齢層は、40代がもっとも多く、次いで30代、50代となっています。社会人受験者が多数を占める資格であることがわかります。

行政書士試験の合格率が低い3つの理由

行政書士試験の合格率が低い3つの理由

行政書士試験の合格率は10%前後で、決して高い試験ではありません。理由は次のとおりです。

  1. 各科目で足切り点を超える必要がある
  2. 学習範囲が幅広い
  3. 受験資格がないため十分な対策をせずに受ける人が多い

それぞれ、詳しくみてみましょう。

1. 各科目で足切り点を超える必要がある

行政書士試験の合格率が低い理由として、足切り点があります。どちらかの科目で高い得点を取得して180点を超えても、法令科目で121点以下・知識科目で23点以下では不合格となります。このようなシステムは足切りと呼ばれ、バランスよく学習することが重要です。

行政書士試験での出題は「行政書士の業務に関し必要な法令等科目」と「行政書士の業務に関連する一般知識等科目」の2科目です。合格基準は次のとおりです。

  • 2科目合計で180点以上を得点している
  • 行政書士の業務に関し必要な法令等科目で122点以上を得点している
  • 一般知識等科目で24点以上得点している

上記、3つのラインを超えていれば合格となります。

2. 学習範囲が幅広い

行政書士試験の合格率が低い理由として、学習範囲の広さがあげられます。行政書士の業務範囲は多岐に渡るため、知識ボリュームが求められます。

試験勉強では、法令科目5科目・一般知識3科目の合計8科目の学習を、バランスよく進める必要があります。また、学習計画をしっかり立てて、問題ごとの配点も意識しなければなりません。

学習範囲が広いということは、学習ボリュームが多いということです。学習がスケジュール通りに進まないと、試験日までに範囲を網羅できず、不合格となってしまう人が少なくありません。

3. 受験資格がないため十分な対策をせずに受ける人が多い

行政書士の試験は、受験資格が設けられていません。そのため、法律知識を大学で学んでいる人は学びやすいでしょう。ですが、独学などの場合には、法律を学んだことがなくても難易度の高い参考書を選んでしまったり、学習方法を誤ってしまい、合格するための実力をつけられないまま受験してしまう人がいます。

まったく法律に触れたことがない場合には、行政書士試験講座を利用する方がスムーズに対策できます。

行政書士試験に合格するために必要な勉強時間

行政書士試験に合格するために必要な勉強時間

行政書士試験に合格するには、どのくらいの学習時間が必要となるのか解説します。

1日3時間勉強をして1年間で合格を目指す

法律初学者の場合、行政書士試験に合格するのに必要な学習時間は、600時間~1000時間が目安となります。学習ボリュームが多い試験なので、行政書士講座などを利用した場合と、独学で学習する場合とでは大きな差がでてきます。

講座学習でも独学でも、無理のないぺースで学習するなら、1日3時間の勉強を継続すれば、1年間で合格を目指せると考えておきましょう。

行政書士試験に合格するためのスケジュール

行政書士試験に合格するためのスケジュール

初学者が、行政書士試験に合格するためには、どのような学習スケジュールを立てればよいか解説します。

独学の場合

行政書士試験対策を独学で行う場合、どの科目から学習すれば効率が良いかをリサーチしてから取り組みます。人によって、もともと保有している知識や仕事で触れている分野もあるので、科目の順番は人それぞれです。

初学者を含めて一般的には、民法・行政法を先に学習するスタイルが王道です。その後、予備校カリキュラムなどをリサーチして、自分で学習科目をスケジューリングします。

基礎学習期(試験前年度の11月~試験年度6月)

基礎講義のインプットと基礎力のアウトプットは、早いペースで終わらせるつもりで学習します。スクールを利用しない場合には、必ずどこかで遅れがでることを想定しましょう。

直全対策期(試験年度6月~11月)

予想問題、記述演習、模擬試験など本試験レベルのアウトプットは、インプット期が終わったら、すぐに取り掛かるのが基本です。

ちなみに、他資格を独学で取得経験のある人の場合には、インプットより先に本試験レベルの問題集をひととおり読む人が少なくありません。どのような問題が出されるのかを、先に把握してから学習を始める方法です。独学の場合は、自分にあった方法をリサーチすることがスタートラインとなります。

スクールや通信講座を受講する場合

行政書士試験対策講座を開講しているスクール・通信講座では、次のスケジュールが組まれた講座が多くみられます。

基礎学習期(試験前年度の11月~試験年度9月)

基礎講義のインプット、基礎力のアウトプット

直全対策期(試験年度9月~11月)

予想問題、記述演習、模擬試験など本試験レベルのアウトプット

本試験は例年11月に行われているので、1年間の講座が基本的なカリキュラムです。多くの講座は、短期学習の速習講座など学習時期に合わせたラインナップも豊富です。また、開始時期が遅れてもスタートできる講座がほとんどです。講義スケジュールがタイトになりますが、学習期間が1年未満でもチャレンジできるので、ぜひ検討してみてください。

おすすめの予備校についての記事もあわせてご覧ください。

行政書士の独学は厳しい?おすすめの予備校3選をランキングで紹介! | 資格Hacks (shikakuhacks.com)

行政書士試験の合格率は10%前後だが対策をすれば十分合格できる!

行政書士試験の合格率は10%前後だが対策をすれば十分合格できる!

ここまで、行政書士試験の合格率と学習スケジュールなどを解説しました。難易度は、直近5年間の結果をみると、10%前後となっています。

行政書士試験は、合格率の数値としては難易度の高い国家試験といえます。ですが、すべての科目を網羅的かつ効率よく学習できれば、1日3時間ほどの学習なら1年間で合格を目指せる試験です。自分自身でスケジュールを組むことが苦手な人、不安な場合には、ぜひ、行政書士講座の利用を検討してみてください。

資格講座名 資格スクエア資格スクエア アガルートアガルート ユーキャンユーキャン フォーサイトフォーサイト 大原大原
コース名 行政書士実務講座 入門総合ライトカリキュラム 行政書士資格取得通信講座 バリューセット1 通常セット 行政書士合格コース
税込価格 40,800円 200,000円 63,000円 54,800円 188.000円
受講形式 オンライン オンライン オンライン オンライン web通信
教育給付制度 なし 何度でも 1日3問まで 10回 各校に問い合わせ
特典や割引 用意されているパックを購入 オプションでマンツーマン指導や通学を選べる。早期申し込み30%off メインテキスト10冊 合格したら最大2000円のアマゾンギフトコード 時事対策などもある
受講者の合格率 記載なし 67.20% 9% 41.30% 2020年76名合格
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