「トリマーになりたいけれど、年収はどれくらいなのだろう」
「トリマーで年収1000万円を目指せるの？」
トリマーは、犬や猫などのペットの美容を整えるプロです。
ペットの毛をブラッシングやブロー、カットで整えたり、爪切りや耳掃除などの健康面のケアもしています。
動物が好きな人にとってトリマーは憧れの職業ですが、年収について不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、トリマーについて以下の内容を解説します。
- トリマーの平均年収について
- 年収アップのコツについて
- トリマーになるためのおすすめ講座について
是非、最後まで読んでみてください。
コンテンツ
トリマーの平均年収は？約290万円！
「求人ボックス給料ナビ」で調査したトリマーの年収をご紹介します。
平均年収は約290万円
月収換算すると約24万円
初任給は約15～22万円程度
1人でカットから仕上げまでを行える人や、トリマーの資格を持っている人の方が給与は高くなります。
役職がつくと年収が上がる場合があります。勤務先に従業員が少ない場合は早い段階で、役職がつくチャンスがあるでしょう。
トリマーの給与について、さらに詳しく解説します。
トリマーの時給は？平均1000円前後
トリマーの時給の平均は1000円前後です。
働き方には多様性があり、パートやアルバイト、派遣社員など生活スタイルに合わせて選べます。
求人の条件に、民間の資格を持っていることや、シャンプーやカットから仕上げまで行えるスキルのあることが書かれている場合があります。
一方で、未経験者やトリマーについて勉強中の人でも応募できる求人もありました。
年齢別のトリマーの年収は？あまり差はない
年齢別のトリマーの年収には、あまり差はないでしょう。
経験を積んでスキルがあがると指名料がもらえたり、店長などの役職が付いたりする場合は給与が上がります。
しかし、年齢によって給与が大きく増えるという可能性は低いでしょう。
地域によるトリマーの年収は？中国・四国地方がやや高い
地域によってトリマーの年収に差はあるのでしょうか。
中国・四国地方では、他の地域と比べて年収がやや高い状況です。
関東地方の年収の平均が293万円に対し、中国・四国地方は324万円となっています。
また、東京や大阪、神奈川といった大都市でも、他の地域よりも時給が高い傾向にあります。
特に東京都の時給の平均は1078円、年収は321万円で、他の地域よりも高い給与です。
給与が高いエリアは、求人数も多いため他の地域よりも働きやすい環境を見つけやすいでしょう。
就職先によるトリマーの年収は？動物病院やペットショップが高め
就職先によって、年収に違いがあります。
動物病院やペットショップに就職した方が、ペットサロンよりも給与が高めです。
ペットサロンは個人経営の場合が多く、給与が低めになっています。
ペットショップは大手で経営が安定している場合が多く、給与も安定しているでしょう。
動物病院で働く場合は、給与の安定性だけでなく福利厚生がしっかりしているというメリットもあります。しかし、ペットサロンやペットショップとは違い、美容面だけでなく健康面についてのケアも行うので、さらに専門的な知識や技術が必要になるでしょう。
トリマーの年収が低い？年収アップのコツ！
トリマーの年収は低いと聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。
日本の平均年収は552万円（厚生労働省「2019 国民生活基礎調査」）です。
トリマーの平均年収は290万円なので、平均年収よりも低くなっているのが原因かもしれません。
年収をアップさせる方法には、何があるのでしょうか。
ここでは、年収アップのコツについて次の内容を紹介します。
- ボーナスが出る職場を探す
- 技術を磨いて副業をする
- 独立でトリマーの年収1000万円をめざす
詳しく見ていきましょう。
①ボーナスが出る職場を探す
月々の給与だけに目を向けるのではなくボーナスが支給されるのかを求人で確認しましょう。
ボーナスの有無は、年収に大きく影響します。
個人で経営しているペットサロンや大手のチェーン店、動物病院など、働く場所や経営状況によってボーナスが出るかどうか変わってきます。
大手のチェーン店や動物病院の方が、給与が高く安定しているでしょう。
ボーナスや福利厚生にも着目しながら、より条件のいい求人を探しましょう。
②技術を磨いて副業をする
技術を磨いてお客様からの指名が多くなれば、お店の中での人気も出てくるのでしょう。
指名料を取っているお店もあり、指名される数が多ければ年収アップにもつながります。
もし、勤務先に指名料が設定されていない場合は、導入を提案してみるのもいいでしょう。
指名料は1000円程度が一般的です。指名が多ければ、数万円のアップの可能性もあります。
カット技術が上がれば、短時間で仕上げられるカットなど、お客様に提案できるカットの種類も増えます。
副業として、勤務先以外でも働いて収入アップにつなげる方法もあるでしょう。
収入先を1つに絞るのではなく、収入アップの方法を模索してはいかがですか。
③独立でトリマーの年収1000万円をめざす
大きく年収アップを目指すのであれば、独立という方法もあります。
技術力に自信が付いたら、店舗を持って開業をしたり、訪問してカットしたりする営業方法もあります。
日本の人口は減少傾向にありますが、ペットを飼う人は年々少しずつ増えている状況です。
ペットにかける費用も増加傾向にあると考えられるため、トリマーの仕事が軌道に乗る可能性もあるでしょう。
トリマーとしての知識だけでなく、ペットのしつけや健康面についての知識や経営についての知識が豊富にあれば仕事の幅も広がります。
経営や商品開発についても学ぶことで、年収1000万円を達成できるかもしれません。
これからトリマーを目指すなら！おすすめ講座で資格勉強しよう
これからトリマーを目指す人は、講座を受講して試験勉強をしましょう。
トリマーは、特定の資格を取得しなければ就けない職業ではありません。
しかし、トリマーとして働くためには専門的な知識や技術が必要になるため、講座や専門学校で学んでから働き始めるのが一般的です。
国家資格はありませんが、数種類の民間の資格はあるため、資格を取得を目指しながら学ぶと目標が明確になるでしょう。
おすすめの講座は「たのまな」の「トリミング講座」です。この講座では、トリマー2級が取得できます。
ヒューマンアカデミーが主催する通信講座「たのまな」では、自宅でeラーニングを使いながら、すきま時間を活用して学習ができます。講義だけでなく、演習問題もスマートフォンで簡単に受けられます。
実習先は、実際に営業しているペットショップなどで現役トリマーからの直接指導を受けられるため実践的な力がつくでしょう。
「たのまな」のホームページはこちら → たのまな
トリマーの年収は平均290万円！工夫しながら年収アップを目指そう
ここまで、トリマーについて年収や年収アップのコツについて解説してきました。
トリマーの特徴は次の通りです。
- トリマーの平均年収は約290万円
- 年収に地域差や年齢差は少ない
- 大手チェーンのペットショップや動物病院の方が給与が高い
- ボーナスの出る職場を探そう
- 技術を磨いて副業にチャレンジしよう
- おすすめの講座はeラーニングが充実している「たのまな」の「トリミング講座」
トリマーで年収アップを目標にしている人は、技術を磨いて指名料をもらったり、独立したりするといいでしょう。
さらに、他にも面白い資格について知りたい人は次の記事を参考にしてみてください。
